国際原子力事象尺度(INES : International Nuclear Event Scale)
に照らし、福島原発事故がレベル7と発表されました
(上のリンク付けされた項目をクリックし、
画面が変わったら、図1、図2の個所をクリックしてみて下さい。
尺度の説明が見れます)。
でも、なんで今頃?
と思います。
遅い…
収束が見えていたなら、隠し切ってもよかったのに、と感じませんか?
しかし、腹を決めて、発表したわけでね、
ここへ来て、さすがの原子力安全委員会も
隠し通せないから、
えい、やあ、とばかりに本当のこと曝け出したのでしょうか。
国際的な同情が、
放射能汚染を食い止められなかったことへの
非難に変わり出しているようです。
新聞には
チェルノブイリのときに比べて
1割の放出量ということが強調されていました
(毎日新聞4月12日付夕刊参照)。
ただ、福島の原発事故による
放射能漏れは、一過性でなく、継続してます。
事ここに至って、
レベル7まで認めた以上、
これから、放出量が2割、3割と増えるのを覚悟しろ
と言われているようで不気味です。
せめて、放射性物質の拡散予測ぐらい発表してもらいたいものです。
これについて、
日本では緘口令が敷かれているようです。
日本気象学会のHPを参照してみて下さい。
新野宏理事長の名で
「気象学・大気科学の関係者が
不確実性を伴う
情報を提供、あるいは不用意に
一般に伝わりかねない手段で交換することは、
徒(いたずら)に国の
防災対策に関する情報等を混乱させることに
なりかねません」
という文書が出ていました
(2011年3月18日付け 理事長メッセージ)。
この文書の後、「3月18日付けの理事長メッセージについて」と題する
弁明がなされました。
同HPの「日本気象学会からのお知らせ」
とある項目をクリックすれば見れます。
この弁明の中に
「防災・医療・交通運輸・通信などを
総合的に判断し統括する組織が責任を持って一元化して発信し、
それに基づいて行動することが防災の基本である」
という表現が出てきます。
さて、ここに言う「総合的に判断し統括する組織」とは、具体的には何という組織でしょうか。
IAEA(国際原子力機関)?
まさかね、そんなことは考えていないですよね。
IAEAは、原子力に特化した国際機関です。日本を統括する権限などないです。
しかし、かと言って国内機関と言えば、
「防災危機管理センター」ぐらいしかありません。
しかし、ここは実質、危機観覧センターでしょ?
いみじくも地震・津波・原発事故という、今回の複合災害でそれが判明しました。
国民が困っていても知らん振りだったじゃないですか。
何の対応もしなかったです。
混乱させていけないからと言って、
何の情報も発しない、
これこそ、官吏とそれに追随する専門家の自殺行為ではないでしょうか。
健康(生命維持)のため、
知る必要のある情報が原子力安全委員会によって
フン詰まりの状態にされているように、僕の目には見えます。
そして放射能関連の気象情報がなく、
こんな閉塞した状況に最も困惑しているのは、
被災地の方たちと思います。
不確定的予想値の方が、
事後的な、線量計によって知れる確定的数値より有益です。
だって、前者は行動規範になるからです。
後者だけの情報では
先が見えない不安を増殖します。
原発より半径30キロ圏周辺にいる人たちは、
どれほど、ツイッタ―が活躍しようと、
情報難民です。
突然、発せられる命令で後ろから追い立てられる
危機感で胸が詰まりそうになって、
どうして自主避難なんぞ出来るでしょう。
動くと、かえって危険な目に遭いかねないのです。
計画避難だとかいう、計画停電のもじりかと思えるような
珍妙なことを言い出した菅首相の意図が分りません。
避難するにしても
全く無計画な避難にしかなりません。
放射線は、目に見えない、
臭いもしない、
音もない、
味もない、
痛くもないということ、
よもや、お忘れではないでしょうね。
に照らし、福島原発事故がレベル7と発表されました
(上のリンク付けされた項目をクリックし、
画面が変わったら、図1、図2の個所をクリックしてみて下さい。
尺度の説明が見れます)。
でも、なんで今頃?
と思います。
遅い…
収束が見えていたなら、隠し切ってもよかったのに、と感じませんか?
しかし、腹を決めて、発表したわけでね、
ここへ来て、さすがの原子力安全委員会も
隠し通せないから、
えい、やあ、とばかりに本当のこと曝け出したのでしょうか。
国際的な同情が、
放射能汚染を食い止められなかったことへの
非難に変わり出しているようです。
新聞には
チェルノブイリのときに比べて
1割の放出量ということが強調されていました
(毎日新聞4月12日付夕刊参照)。
ただ、福島の原発事故による
放射能漏れは、一過性でなく、継続してます。
事ここに至って、
レベル7まで認めた以上、
これから、放出量が2割、3割と増えるのを覚悟しろ
と言われているようで不気味です。
せめて、放射性物質の拡散予測ぐらい発表してもらいたいものです。
これについて、
日本では緘口令が敷かれているようです。
日本気象学会のHPを参照してみて下さい。
新野宏理事長の名で
「気象学・大気科学の関係者が
不確実性を伴う
情報を提供、あるいは不用意に
一般に伝わりかねない手段で交換することは、
徒(いたずら)に国の
防災対策に関する情報等を混乱させることに
なりかねません」
という文書が出ていました
(2011年3月18日付け 理事長メッセージ)。
この文書の後、「3月18日付けの理事長メッセージについて」と題する
弁明がなされました。
同HPの「日本気象学会からのお知らせ」
とある項目をクリックすれば見れます。
この弁明の中に
「防災・医療・交通運輸・通信などを
総合的に判断し統括する組織が責任を持って一元化して発信し、
それに基づいて行動することが防災の基本である」
という表現が出てきます。
さて、ここに言う「総合的に判断し統括する組織」とは、具体的には何という組織でしょうか。
IAEA(国際原子力機関)?
まさかね、そんなことは考えていないですよね。
IAEAは、原子力に特化した国際機関です。日本を統括する権限などないです。
しかし、かと言って国内機関と言えば、
「防災危機管理センター」ぐらいしかありません。
しかし、ここは実質、危機観覧センターでしょ?
いみじくも地震・津波・原発事故という、今回の複合災害でそれが判明しました。
国民が困っていても知らん振りだったじゃないですか。
何の対応もしなかったです。
混乱させていけないからと言って、
何の情報も発しない、
これこそ、官吏とそれに追随する専門家の自殺行為ではないでしょうか。
健康(生命維持)のため、
知る必要のある情報が原子力安全委員会によって
フン詰まりの状態にされているように、僕の目には見えます。
そして放射能関連の気象情報がなく、
こんな閉塞した状況に最も困惑しているのは、
被災地の方たちと思います。
不確定的予想値の方が、
事後的な、線量計によって知れる確定的数値より有益です。
だって、前者は行動規範になるからです。
後者だけの情報では
先が見えない不安を増殖します。
原発より半径30キロ圏周辺にいる人たちは、
どれほど、ツイッタ―が活躍しようと、
情報難民です。
突然、発せられる命令で後ろから追い立てられる
危機感で胸が詰まりそうになって、
どうして自主避難なんぞ出来るでしょう。
動くと、かえって危険な目に遭いかねないのです。
計画避難だとかいう、計画停電のもじりかと思えるような
珍妙なことを言い出した菅首相の意図が分りません。
避難するにしても
全く無計画な避難にしかなりません。
放射線は、目に見えない、
臭いもしない、
音もない、
味もない、
痛くもないということ、
よもや、お忘れではないでしょうね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます