のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

日刊ゲンダイ:五木寛之さん / 「嵐の前の静かな正月」

2015年01月11日 00時54分39秒 | 日本の現状
我が国は、貯蓄大国と言われてきた。

その一方で、

これだけ貯蓄があるので、

国債は、

いわば、国民の財産!

どんなに巨額でも心配いらない

という言い方が

今まで良くされた。

しかし、その実際的な意味合いを考えたら

不道徳極まりない発想だ。

要するに、

国債という国の債務は、

国民の貯蓄で補てんすればいいということに尽きるからだ。

実際、

安倍某が

目指しているのは、

極度に円安を高めていって、

国の債務を

チャラにすることを目的にしているように見える。

戦費を

そうやってチャラにした体験を

日本は、

持っている。

元財務相官僚の高橋洋一氏が

ハイパーインフレなど

起きるわけがないと、

声を大にして主張されていた

(サイト「現代ビジネス、の「賢者の知恵」というコーナーの記事、「高橋洋一著『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』~序章「金融政策のレジーム・チェンジ」全文掲載~」参照。*http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35349)。

もっとも、現在は、

いつの間にかアベノミクス批判をしているとのことだが――

(サイト「大学生日記」参照。

http://blog.goo.ne.jp/minamihikaru1853/e/eb695759072cba60e06e2ea54986e502)。

しかし、起きるんではないだろうか、ハイパーインフレ。

もし、起きれば、

無能な官僚達が営々と積み上げてきた失敗の数々を闇に葬れる。

ハイパーインフレなど

絶対、起きないと自信たっぷりに主張していたのが

元財務相官僚だというのは、

何とも象徴的なことではないか。

五木氏のエッセイは、

そのようなことを考えさせる。



〔資料〕

「嵐の前の静かな正月」

   日刊ゲンダイ:五木寛之さんのエッセイ「流されゆく日々」所収(1月6日~10日)
















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