「港湾内0.3キロでブロック」は、
とんでもないインチキであることがばれました。
破壊を免れた
5、6号機の取水口から
「取り込んだ」上で「放出」ですよ。
お釈迦様でも気がつかめぇ、
という悪辣さです。
これ以上、
諸外国からの
信頼を失くさないためにも、
オリンピック開催地の
名誉は、
返上すべきです。
ところで、これで外洋に直接、汚染水が
排出されている実態が
明らかにされました。
しかし、1日計約600億ベクレルの排出って、
数量が大き過ぎ、
頭の中で
環境負荷の具体的な像が
結ばないです。
中川 均@naka8952さんが
16万8千㌧という汚染水の放出量
(資料-2参照)から
起算して
357.1Bq/Lという数値を
弾きだされています。
――誰が計算しても600億Bq割る16万8千㌧は357.1Bq/Lとなり、これは基準値を超えている。これをずっと毎日行っているのであるから、東電は故意に外洋海水を汚染させていることになる。港湾内の海水循環と放射能希釈のためにやっているものと断定せざるを得ない。ゆゆしき問題だ。〔2013年9月22日 - 22:48 〕――
なお、専門的な
話ですけど、
トリチウム排出での法定基準値は、
60,000Bq/lであることにも触れ、
「ある程度妥当な値でしょう」
と言っておられるのは、
パッチワークサギー@patchwork_girlsさんです。
(同氏のツイート〔2013年9月22日 - 23:13 〕参照)。
こちらの方は、
せめて正鵠を得た論評であって欲しいものです。
でも、こちらも怪しいです。
パッチワークサギー@patchwork_girlsさんは、
トリチウム排出での法定基準値は
として、
排出される核種を根拠なく
限定されています。
しかし、資料-2に
セシウムの名が
上がっているように
トリチウムのみを排出しているわけではないので、
「ある程度妥当な値」と言っても、
前提が崩れています。
■資料-1
「福島第1原発:1日計約600億ベクレル、外洋に放出」
毎日新聞 2013年09月19日 03時12分
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130919k0000m040162000c.html
◇気象庁研究官 IAEAフォーラムで報告
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は18日、国際原子力機関(IAEA)の科学フォーラムで、原発北側の放水口から放射性物質のセシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル、外洋(原発港湾外)に放出されていると報告した。
セシウム137の半減期は約30年、ストロンチウム90は約29年。原子炉建屋地下からいったん港湾内に染み出た後、炉心溶融を免れた5、6号機の取水口から取り込まれ、北側放水口から外洋に放出されている。東電は「法定基準以下の濃度と確認して放水しており問題ない」としている。(共同)
■資料-2
「安倍首相「0・3平方キロはどこ?」/現地視察の際、東電幹部に/範囲知らず発言か」
共同通信(2013/09/21 12:14)
☆ 記事URL:http://www.47news.jp/47topics/e/245826.php

(福島第1原発汚染水問題の現状 )
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。
首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。
安倍首相は第1原発1、2号機東側の護岸を視察し、東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた。首相はこの際に「0・3は?」と質問。小野所長は港湾出口に灯台があることを示しながら広さを説明した。
1~4号機東側の護岸では、地下を通じて海に流れ込む放射性物質が拡散しないように「シルトフェンス」という水中カーテンを設置している。水の流れを完全に遮断できるわけではなく、政府、東電とも放射性物質が港湾外に出ている可能性を否定していない。
東電はこれまで、首相が「ブロックの範囲」をシルトフェンス内と誤解している可能性もあるとみて、首相発言への言及を極力避けてきた。今回の現地視察でようやく理解を得られた格好だ。
ただ5、6号機では、港湾から放射性物質を含んだ海水をくみ上げて原子炉冷却に使った後、放水口から外洋(港湾外)に直接放出している。
放出量は1日16万8千トンで、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は1日600億ベクレルのセシウム137などが含まれていると分析しているが、東電は濃度が法定基準以下であることを根拠に「問題はない」としている。
(共同通信)
とんでもないインチキであることがばれました。
破壊を免れた
5、6号機の取水口から
「取り込んだ」上で「放出」ですよ。
お釈迦様でも気がつかめぇ、
という悪辣さです。
これ以上、
諸外国からの
信頼を失くさないためにも、
オリンピック開催地の
名誉は、
返上すべきです。
ところで、これで外洋に直接、汚染水が
排出されている実態が
明らかにされました。
しかし、1日計約600億ベクレルの排出って、
数量が大き過ぎ、
頭の中で
環境負荷の具体的な像が
結ばないです。
中川 均@naka8952さんが
16万8千㌧という汚染水の放出量
(資料-2参照)から
起算して
357.1Bq/Lという数値を
弾きだされています。
――誰が計算しても600億Bq割る16万8千㌧は357.1Bq/Lとなり、これは基準値を超えている。これをずっと毎日行っているのであるから、東電は故意に外洋海水を汚染させていることになる。港湾内の海水循環と放射能希釈のためにやっているものと断定せざるを得ない。ゆゆしき問題だ。〔2013年9月22日 - 22:48 〕――
なお、専門的な
話ですけど、
トリチウム排出での法定基準値は、
60,000Bq/lであることにも触れ、
「ある程度妥当な値でしょう」
と言っておられるのは、
パッチワークサギー@patchwork_girlsさんです。
(同氏のツイート〔2013年9月22日 - 23:13 〕参照)。
こちらの方は、
せめて正鵠を得た論評であって欲しいものです。
でも、こちらも怪しいです。
パッチワークサギー@patchwork_girlsさんは、
トリチウム排出での法定基準値は
として、
排出される核種を根拠なく
限定されています。
しかし、資料-2に
セシウムの名が
上がっているように
トリチウムのみを排出しているわけではないので、
「ある程度妥当な値」と言っても、
前提が崩れています。
■資料-1
「福島第1原発:1日計約600億ベクレル、外洋に放出」
毎日新聞 2013年09月19日 03時12分
☆ 記事URL:http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130919k0000m040162000c.html
◇気象庁研究官 IAEAフォーラムで報告
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は18日、国際原子力機関(IAEA)の科学フォーラムで、原発北側の放水口から放射性物質のセシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル、外洋(原発港湾外)に放出されていると報告した。
セシウム137の半減期は約30年、ストロンチウム90は約29年。原子炉建屋地下からいったん港湾内に染み出た後、炉心溶融を免れた5、6号機の取水口から取り込まれ、北側放水口から外洋に放出されている。東電は「法定基準以下の濃度と確認して放水しており問題ない」としている。(共同)
■資料-2
「安倍首相「0・3平方キロはどこ?」/現地視察の際、東電幹部に/範囲知らず発言か」
共同通信(2013/09/21 12:14)
☆ 記事URL:http://www.47news.jp/47topics/e/245826.php

(福島第1原発汚染水問題の現状 )
東京電力福島第1原発の汚染水問題をめぐり、安倍晋三首相が19日に現地を視察した際、放射性物質による海洋への影響が抑えられていると説明する東電幹部に、「0・3(平方キロ)は(どこか)」と尋ねていたことが20日、分かった。
首相は東京五輪招致を決めた国際オリンピック委員会(IOC)総会で「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」と説明していたが、実際の範囲がどの程度か理解しないまま発言していた可能性がある。
安倍首相は第1原発1、2号機東側の護岸を視察し、東電の小野明所長から放射性物質の海への流出や海中での拡散を防ぐ対策の説明を受けた。首相はこの際に「0・3は?」と質問。小野所長は港湾出口に灯台があることを示しながら広さを説明した。
1~4号機東側の護岸では、地下を通じて海に流れ込む放射性物質が拡散しないように「シルトフェンス」という水中カーテンを設置している。水の流れを完全に遮断できるわけではなく、政府、東電とも放射性物質が港湾外に出ている可能性を否定していない。
東電はこれまで、首相が「ブロックの範囲」をシルトフェンス内と誤解している可能性もあるとみて、首相発言への言及を極力避けてきた。今回の現地視察でようやく理解を得られた格好だ。
ただ5、6号機では、港湾から放射性物質を含んだ海水をくみ上げて原子炉冷却に使った後、放水口から外洋(港湾外)に直接放出している。
放出量は1日16万8千トンで、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は1日600億ベクレルのセシウム137などが含まれていると分析しているが、東電は濃度が法定基準以下であることを根拠に「問題はない」としている。
(共同通信)
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