のんきに介護

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エコノミスト / 「一見科学的に見える正当性」

2013年01月25日 01時57分29秒 | Weblog

ブログ

「星の金貨プロジェクト」に

「学術ビュー:単純思考の難しさ」

と題された

2011年9月に発信された

「エコノミスト」(イギリス)の記事が紹介されてます。

☆ http://kobajun.chips.jp/?p=1766

内容は、

単純化の過程で

見落とされる

事柄があること。

それを率直に認める

科学者の良心がなければ、

責任者が

将来採るべき方針を決定する際、

進むべき方向の

選択を間違わせる危険性があるよ、

ということです。

また、誤った選択を行うだけでなく、

単純化された

都合の良い部分の背後にある、

複雑で多岐に渡る部分について理解しないまま

今後の方針を決めてしまう、

その結果、

現状を変えることにまったく興味を示さない

電気事業の経営者たちに、

“一見科学的に見える正当性”を

与えてしまいかねないってことです。

耳の痛い話でしょ?

上記ブログ、「星の金貨プロジェクト」の管理人、

小林順一氏が

これにつき、

いいコメントをされてます。

要点を

まとめさせて頂きます。

一言で

まとめるとすると、

「『一見科学的に見える正当性』

という部分が

大切、

ということになります。

「一見科学的」という評価は、

裏を返せば、

原子力発電のコンセプトは、

「本当は科学的でない」ということと

同義です。

断罪する根拠は、

確固とした土台の下、

理論を組み立てるためには、

すべての事実を

公平に検証する客観的態度

(科学的態度)

を保たなければならないのに、

科学者としての良心を捨て、

『都合の良い原理だけを抽出』する

行為によって、

原子力発電の『正当性』が

保たれてきた経緯にあります。

だからこそ

「原子力業界は

常習的に不正表示を行い、

自分たちに都合の良い解釈を広め、

疑惑はすべて否定し、

ときにはあからさまに他人をだます」

と言われ続けたのでした

( 「ついに連続殺人鬼の正体を現した、核の『平和』利用・原子力発電 」参照)。

☆ 参照記事URL: http://kobajun.chips.jp/?p=1606

原発に

欺瞞が繁茂するのは、

そもそもの

立論の出発点であった、

「原子力発電を成立させた論理」に

このような、

「致命的な欠陥」があったからに他ならなかった

というわけです。


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