津波の後にヤクザが来た
やくざがボランティアとして
活躍している・・・
しかし、それは、「表」の顔で、
「裏」の顔は、利権狙いなわけでしょ?
それを承知で
政府は、
そのようなやくざを使って
瓦礫を拡散させようとしています。
そして当然のように、
運搬等の実働隊に
益々、やくざが
関わってくる現実があります。
官僚、政治家にすれば、
自分等こそ
本物のやくざ、
という矜持でもあるんでしょうか。
やくざを拒否するつもりなど、毛頭なさそうですね。
日本の民主主義って、
やくざによる、やくざのための、やくざの
政治という方向で、
仕組みが
どんどん完成に近づいて行ってるのかも、
と思います。
でも、他方で、
このブログ記事で紹介した
動画に登場する
進藤 龍也神父ように
ほんと、やくざらしからぬ
元やくざが
命の危険を顧みず
被災地のために働いたようです。
心癒されました。
ただ、足を洗った人は、
もうやくざとは言い難いです。
したがって、
現役のやくざとは一線を画した
扱いをすべきです。
番組の中では、
ごっちゃになっているように感じました。
なお、「放射能メモ」
というサイトに
丁寧な文字起こしがされていたので、
転載させて頂きました。
【ビデオ・文字起こし】
津波が
子供達に背負わせた過去は重い。
この子達のほとんどが
3月11日に家を失った。
父親、母親、また両方を失った子供もいる。
南三陸の幼稚園では悪夢の根は
今も深い。
進藤 龍也神父は
東京から
被災地を訪ねた。
非常時の毎日を生きる子供達を慰めるためだ。
「子供達が
災害を忘れられるように助けたいと思います。
子供達に喜んでもらって強い立派な大人になってほしい」(0:25)
進藤 龍也さんは
海千山千の人生を送ってきた。
神父になる前は
日本で恐れられているヤクザだったのだ。
脅迫、借金取り立て、麻薬取引。
緑のコスチュームを着たこの男は
すべてを経験してきた。
今では
その生活から足を洗って
聖職者となり、
被災地の子供を助けようとしている。
しかし、昔の仲間も被災地で活動していることを知った。
「ヤクザは悪い人間ですが、
弱い者達のために尽くしてきた。
権力者と闘い、弱い者を助けるのがヤクザの精神です」。(1:09)
進藤さんは、
石巻の復興担当者佐藤キンイチロウさんを訪ねた。
佐藤さんは、
石巻を襲った津波の威力を説明する。
この学校は
津波に襲われた後、
流されてきた船がぶつかって一晩中燃え続けた。
(天にまします我らの父よ、
この町を救いたまえ
この町の復興を助けたまえ希望を失った住民を助けたまえ)
津波の後に町にやってきたのは、
ヤクザだった。
彼らは
時には行政よりも速く
米、水、毛布、テントを配布した。
「ヤクザは復興を大変支援してくれました」(2:02)
と佐藤さんは言う。
現金まで見せたことがあり、
受け取った人も何人かいます。
ヤクザの支援は無私無欲とは程遠い。
全国に八万人の組員を持つヤクザが
賭博・水商売で儲ける時代は
とうに終わった。
地下世界の帝王は
今では
特に建設産業界で大きな影響力を持つ企業なのだ。
気前のいい支援によって
縄張りを確保し、
復興事業による儲けの分け前に預かろうとしている。
瓦礫の山は20メートルにもなる。
半年前の津波で
これよりも高かったものは一つしかない。
現場監督の平坂フミアキさん。
ヤクザが
復興作業に大々的に携わっていることは
彼にとっては公然の秘密である。
「会社は直接市から契約を受注します。
そこにヤクザが関連しているとは思いません。
しかし短期で雇われてくる人達の多くはヤクザが動かしているらしい。
そういう話をよく聞きます」。(2:54)
他のゴミ置き場と違い、
ここには毎日1万6千台のトラックがゴミを運んでくる。
材木、瓦礫、電化製品。
2千7百万トン以上のゴミが被災した海岸線に残された。
百年分のゴミである。
これは
ヤクザにとって
1千億ユーロ以上のビジネスチャンスであると推測される。
収賄や政治家との癒着を通して
彼らは
瓦礫の山を金鉱に変えるうまい契約をまんまと手に入れるのだ。
そこには未知の危険が伴う。
「乾燥して風が強いと、埃が舞いあがります。
それが危険かどうか、誰も教えてくれません。
例えば、アスベストなどを、今みんな恐れています」。(3:39)
瓦礫問題は
すでにずっと深刻なものになっている。
福島原発から撒き散らされた放射能が
ゴミも汚染してしまったのだ。
しかし業者は気にしていない。
真面目な会社は、
ヤクザと受注争いをし、
ヤクザ自身もまた外国人と縄張り争いをしている、
と日本の新聞は報道する。
例えば、
中国のシンジケートが
汚染ゴミを買い取り、
中国に一時保管さえしているのだ。
反原発団体は、
放射性ゴミが犯罪組織の手に渡ることに警告を発している。
ただでさえ、放射性ゴミが
たいした注意もなしに扱われているのが問題なのに、
最近では
福島の汚染ゴミが東京で焼却され、
道路建設に使用されることになっていたことが発覚した。
「日本人の特徴ですね。
燃やして目に見えなくなってしまえば良いと。
けれども、放射能は消えません。人々がすぐに忘れてしまうだけです。
さらに、ヤクザによる圧力が
市場に掛かれば、
不透明さが増し、国はほとんど対応できません。」(4:43)
足を洗うヤクザ達、
進藤 龍也さんを訪ねてキリスト教の洗礼を受ける。
「洗礼を通して古い自分は死に、
新しく生まれ変わります。
善を信じることによって天からそれが授けられるのです。
このようにいつでも人生を変えることができる。」(5:18)
新しい人生、
進藤 龍也さんは、
祖国日本にも新しい人生の開かれることを望んでいる。
そのためには、
金の権化ヤクザはいらない。
ヤクザの方は、
熱烈に復興事業に関わろうとしているのだが・・・
以上
やくざがボランティアとして
活躍している・・・
しかし、それは、「表」の顔で、
「裏」の顔は、利権狙いなわけでしょ?
それを承知で
政府は、
そのようなやくざを使って
瓦礫を拡散させようとしています。
そして当然のように、
運搬等の実働隊に
益々、やくざが
関わってくる現実があります。
官僚、政治家にすれば、
自分等こそ
本物のやくざ、
という矜持でもあるんでしょうか。
やくざを拒否するつもりなど、毛頭なさそうですね。
日本の民主主義って、
やくざによる、やくざのための、やくざの
政治という方向で、
仕組みが
どんどん完成に近づいて行ってるのかも、
と思います。
でも、他方で、
このブログ記事で紹介した
動画に登場する
進藤 龍也神父ように
ほんと、やくざらしからぬ
元やくざが
命の危険を顧みず
被災地のために働いたようです。
心癒されました。
ただ、足を洗った人は、
もうやくざとは言い難いです。
したがって、
現役のやくざとは一線を画した
扱いをすべきです。
番組の中では、
ごっちゃになっているように感じました。
なお、「放射能メモ」
というサイトに
丁寧な文字起こしがされていたので、
転載させて頂きました。
【ビデオ・文字起こし】
津波が
子供達に背負わせた過去は重い。
この子達のほとんどが
3月11日に家を失った。
父親、母親、また両方を失った子供もいる。
南三陸の幼稚園では悪夢の根は
今も深い。
進藤 龍也神父は
東京から
被災地を訪ねた。
非常時の毎日を生きる子供達を慰めるためだ。
「子供達が
災害を忘れられるように助けたいと思います。
子供達に喜んでもらって強い立派な大人になってほしい」(0:25)
進藤 龍也さんは
海千山千の人生を送ってきた。
神父になる前は
日本で恐れられているヤクザだったのだ。
脅迫、借金取り立て、麻薬取引。
緑のコスチュームを着たこの男は
すべてを経験してきた。
今では
その生活から足を洗って
聖職者となり、
被災地の子供を助けようとしている。
しかし、昔の仲間も被災地で活動していることを知った。
「ヤクザは悪い人間ですが、
弱い者達のために尽くしてきた。
権力者と闘い、弱い者を助けるのがヤクザの精神です」。(1:09)
進藤さんは、
石巻の復興担当者佐藤キンイチロウさんを訪ねた。
佐藤さんは、
石巻を襲った津波の威力を説明する。
この学校は
津波に襲われた後、
流されてきた船がぶつかって一晩中燃え続けた。
(天にまします我らの父よ、
この町を救いたまえ
この町の復興を助けたまえ希望を失った住民を助けたまえ)
津波の後に町にやってきたのは、
ヤクザだった。
彼らは
時には行政よりも速く
米、水、毛布、テントを配布した。
「ヤクザは復興を大変支援してくれました」(2:02)
と佐藤さんは言う。
現金まで見せたことがあり、
受け取った人も何人かいます。
ヤクザの支援は無私無欲とは程遠い。
全国に八万人の組員を持つヤクザが
賭博・水商売で儲ける時代は
とうに終わった。
地下世界の帝王は
今では
特に建設産業界で大きな影響力を持つ企業なのだ。
気前のいい支援によって
縄張りを確保し、
復興事業による儲けの分け前に預かろうとしている。
瓦礫の山は20メートルにもなる。
半年前の津波で
これよりも高かったものは一つしかない。
現場監督の平坂フミアキさん。
ヤクザが
復興作業に大々的に携わっていることは
彼にとっては公然の秘密である。
「会社は直接市から契約を受注します。
そこにヤクザが関連しているとは思いません。
しかし短期で雇われてくる人達の多くはヤクザが動かしているらしい。
そういう話をよく聞きます」。(2:54)
他のゴミ置き場と違い、
ここには毎日1万6千台のトラックがゴミを運んでくる。
材木、瓦礫、電化製品。
2千7百万トン以上のゴミが被災した海岸線に残された。
百年分のゴミである。
これは
ヤクザにとって
1千億ユーロ以上のビジネスチャンスであると推測される。
収賄や政治家との癒着を通して
彼らは
瓦礫の山を金鉱に変えるうまい契約をまんまと手に入れるのだ。
そこには未知の危険が伴う。
「乾燥して風が強いと、埃が舞いあがります。
それが危険かどうか、誰も教えてくれません。
例えば、アスベストなどを、今みんな恐れています」。(3:39)
瓦礫問題は
すでにずっと深刻なものになっている。
福島原発から撒き散らされた放射能が
ゴミも汚染してしまったのだ。
しかし業者は気にしていない。
真面目な会社は、
ヤクザと受注争いをし、
ヤクザ自身もまた外国人と縄張り争いをしている、
と日本の新聞は報道する。
例えば、
中国のシンジケートが
汚染ゴミを買い取り、
中国に一時保管さえしているのだ。
反原発団体は、
放射性ゴミが犯罪組織の手に渡ることに警告を発している。
ただでさえ、放射性ゴミが
たいした注意もなしに扱われているのが問題なのに、
最近では
福島の汚染ゴミが東京で焼却され、
道路建設に使用されることになっていたことが発覚した。
「日本人の特徴ですね。
燃やして目に見えなくなってしまえば良いと。
けれども、放射能は消えません。人々がすぐに忘れてしまうだけです。
さらに、ヤクザによる圧力が
市場に掛かれば、
不透明さが増し、国はほとんど対応できません。」(4:43)
足を洗うヤクザ達、
進藤 龍也さんを訪ねてキリスト教の洗礼を受ける。
「洗礼を通して古い自分は死に、
新しく生まれ変わります。
善を信じることによって天からそれが授けられるのです。
このようにいつでも人生を変えることができる。」(5:18)
新しい人生、
進藤 龍也さんは、
祖国日本にも新しい人生の開かれることを望んでいる。
そのためには、
金の権化ヤクザはいらない。
ヤクザの方は、
熱烈に復興事業に関わろうとしているのだが・・・
以上
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