のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

大阪府立青少年会館閉鎖をめぐって

2009年08月01日 02時07分35秒 | Weblog
 今日、31日金曜日の夕方、5時10分からの放送、「VOICE」という毎日テレビの番組で、初めて大阪府立青少年会館で館長をしていた人の「(財団職員は、必要と言うより)むしろ邪魔」発言なるものを聴きました。

 驚きました。

 元館長は松崎光弘とかいう人物ですが、本人の意識にかかわらず、役割からすると橋下知事の手先というしかない人ですな。身を挺して、大阪府が負担する人件費の“無駄”を指摘したんですね。責任者の立場にいるものがそんな発言をすれば、青少年会館が閉鎖されるのは火を見るより明らかです。引き継ぎのため勤務していた財団職員は、引き上げられたとしてもきちんと身分保障されています。これに対し、施設とともに縁切り(実質的には解雇!)された上、ほっぽり出されるのは、民間職員と自分です。分からんかったのですかね。

 (こいつ、完全にアホやん・・・)

 橋下知事が目を潤ませながら、「彼は、私の財政改革の原点です」と褒めあげていましたが、内心では、舌を出していたと思います。

 軽率な発言を逆手に取られ、大阪文化切り捨ての魁(さきがけ)に祭り上げられたにもかかわらず、元館長さんは「知事は、やるべきことをなされたのです」と、敵に塩を送る始末(あるいは、この人の頭の中では、やっぱり知事は頼りになる存在、ということになるのかな?)。

 語るに落ちたとは、このことですね。 元館長のこの言葉を聞き、人としての危うさをとても強く感じました。(彼に青少年会館を守るつもりがあったと仮定したならば、というお話ですが)戦略的に無防備、それは、恐らく思想性の幼さ故でしょう。しかもこの幼さが個人の問題にとどまりそうにないところが怖いです。

 ※ 参考までに、You-Tubeの動画を紹介します。goo友のけろろさんのコメントで、動画の存在に気づかさせて頂きました。ここに、お礼申し上げます。

 ※ なお、元館長の薫陶を受け活動していたA-yanにつき、「大阪府立青少年会館閉鎖 その後」と題し、報告する記事も書きましたのでそちらもご覧下さい。→(1) (2)



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2 コメント

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こんにちは (けろろ)
2009-08-01 17:23:50
全く知らなくて恥ずかしい限りですが、YOU TUBEにて「むしろ邪魔」発言のニュース見てきました。

何であんなこと言ったんやろ…

ホンマ、アホや…。
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恐らく (忠太)
2009-08-01 19:17:07
目先のことに囚われて、自分を客観視するだけの余裕をなくしていたのでしょう。
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