のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

耳なしウサギのこと

2013年03月26日 14時53分38秒 | Weblog
「院長の独り言」という

サイトに

非常に優れた記事が載ってました。

タイトルは、

「地震に揺られたストレスで、

耳なしウサギが生まれた-北里大学伊藤伸彦教授」です。

ブログに掲載されていた「広島の助産婦の証言」など、

心打たれました。

このサイトでの情報を

論述の

参考にさせて頂きました。

ここに謝意を伝えますとともに、

リンクづけさせて頂きます。

☆ 記事IRL:http://onodekita.sblo.jp/

さて、

今まで

見たこともない

事態に遭遇すると

人間のまずやってしまう反応は

否認です。

パニックになる

気持ちが

分からないわけではないです。

しかし、その人が

行政の責任者だったり、

専門家であったりすると

事実認識が

阻害され、

正しい情報が

正しく伝わらなくなります。

その一例が

「耳なしウサギ」の

反応として見られます。

まずは、

福島県佐藤知事が

事実無根なデマとして、

根拠なく、

現に生じたことを事実を

否定しました。

下に

証拠となる新聞記事を

紹介します。

見出しは、

「福島県の佐藤知事『根拠のないデマは残念』」。

中央日報

(2012年08月06日10時47分)の記事です。

記事URLは、

http://japanese.joins.com/article/978/156978.htmlです。

中央日報は、

次のように事実を伝えています。

――***――***――

昨年3月の東日本大震災当時、原子力発電所の事故で注目を浴びた福島県の佐藤雄平知事は「すべての災害は最悪の状況を仮定して備えなければならない」と強調した。佐藤知事は、「事故を契機に原子力依存度を最大限低くしなければならないという考えを持つようになった」と明らかにした。インタビューは先月30日に福島県庁知事室で行われた。

――「福島で耳のないウサギが生まれた」という話が出回るほど放射能汚染の懸念は少なくない。(県庁の説明ではゴルフ場が多い福島県を訪れた年間4万3000人余りの韓国人が3800人に減った)

「県民はもちろん、すべての日本人がそのような根拠がないデマを残念だと考えている。正確な数値、情報を見せなければならないと改めて感じる。不安解消のために県民健康管理調査を実施している。これまで出てきた専門家らの統計調査結果によれば放射能による県民の健康被害はない。農水産物も生産、流通、消費の3段階で徹底的に調査中だ」

――住民たちの健康調査結果は。

「(実務者が5月に発表された統計調査を提示して)大震災発生後4カ月間に200万人の累積被ばく量を調査した。10歳未満は平均0.99ミリシーベルトだった。数値が最も高い年齢層は50代で、1.75ミリシーベルトだった」(一般人が日常生活で受ける年間正常放射線許容量は1ミリシーベルト。国際放射線防護委員会は緊急時には年間20~100ミリシーベルトまで許容量を緩和している)

――東京の原発反対デモが激しい。

「福島県は1970年以後国の政策に協力して原子力発電所10基を建設した。東京など首都圏で使う電力の3分の1を供給してきた。しかし今回の事故を契機に原子力に対する安全性、信頼が根底から崩れた。そこで原子力依存度を最大限低くしなければなければならないと考える」

――大震災での最も大きい教訓は。

「常に対策を立てていなければならないというのが1番目だ。2番目は情報の伝播だ。迅速で正確な情報を住民にわかりやすく伝える体制を作らなければならない。3番目は広域避難対策だ。いま県内に16万人、県外に6万人の避難民がいる。緊急物資の供給体系にも大きな問題があった」

――韓国と中国の最高指導者まで福島を訪れ復旧を期待した。

「昨年5月に韓日中首脳会談の歳に李明博(イ・ミョンバク)大統領が福島の避難所を訪れた。小さな子どもが驚いて泣いていた。李大統領がひざを曲げて子どもの目の高さで話をすると子どもがにっこり笑った。李大統領は「お母さん、決して微笑を失わないで下さい」と励ました。韓国などの助けで福島の人々はほとんど原発事故以前のように生活している。韓国民が再び福島に来られるよう汚染除去と復旧に最善を尽くしたい」。


――***――***――

次は、専門家の

信じられない

否認の例を紹介します。

きっと報酬があるんでしょうね。

もし、そうとすれば、

魂を売った人です。

その人の弁を紹介します。

情報元は、

NEWSポストセブン(2013/03/11 11:50)です。

週刊誌での見出しは、

「福島で生まれた『耳のないウサギ』は埼玉で元気に生きていた」です。

☆ 記事URL:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130311-00000008-pseven-soci

記事中、

取り上げられている

北里大学獣医学部の伊藤伸彦教授の

証言に注目です。

――***――***――

 大震災から2年の節目に、多くのメディアが被災地・被災者の復興の努力や苦悩を描いている。しかし、メディアが取り組むべき問題は他にもある。大混乱の中で検証不可能な情報が錯綜し、津波や原発事故の苦しみに直面した人々の不安を駆り立てた。そうした“センセーショナルな報道”の「その後」を追跡した──。

「福島県浪江町で耳のないウサギが生まれた」というショッキングなニュースが駆け巡ったのは、震災から3か月が過ぎようとする頃だった。飼い主がユーチューブに動画をアップすると、新聞、雑誌で「放射能で生まれた」と大騒ぎになった。

 その後、あのウサギはどうなったのか。飼い主の杉本祐子さんに聞いたところ、「2011年7月に、埼玉の里親さんにもらわれていきました。いまも元気に暮らしていますよ。ウサギの耳には放熱作用もあるので、耳のないウサギは暑さに弱い。ウサギの体温が上がらないように、夏はエアコンの効く部屋にいるようです。

 里親さんに引き渡すときにはテレビの取材も来ました。里親さんは自分のブログにウサギの写真をアップしているので成長の様子もわかります」とのこと。

 しかし、このウサギは本当に放射能による影響で耳を失ってしまったのだろうか。ウサギを診断した北里大学獣医学部の伊藤伸彦教授(獣医放射線学)はこういう。

「被曝の影響の可能性を切り捨てるわけにもいかないので、妊娠中1週間の被曝量(内部・外部の合計)を算出したところ、1.55ミリシーベルトと出た。奇形が生じる線量には閾値があり、通常は瞬間的に数1000ミリシーベルトぐらい浴びないと生じないとされています。ですので、絶対ないとはいえませんが、放射線の影響である可能性は極めて低いと結論づけました」

 親の胎内で子が器官形成していくときに、親に強いストレスがかかると血流が滞って奇形になることもあるという。

「一つの可能性としてですが、大地震とその余震で何度も強く揺らされたことが親ウサギのストレスになった可能性も考えられます」(同前)

 こういった人間界の騒動をよそに、耳なしウサギが生まれた小屋では、雪が舞うなか、いまも4匹のウサギが元気いっぱいに走り回っていた。


※週刊ポスト2013年3月22日号
.

最終更新:3月11日(月)8時46分

Yahoo! JAPAN

――***――***――

記事にある、

「地震の揺れによるストレスが原因」という指摘、

どこかで接しました。

そうです、ぬまゆさんの

自分のプライバシーを捨てた

南相馬での健康被害について赤裸々に語った

ブログ記事に対して

「女だから男性よりストレスを受けやすい。

その結果、脱毛したのです。

歯が抜けたのも

体に斑点ができたのも

すべてストレス性のものです」

と断言して憚らなかった

木村氏の

見立てです。

今どき、こんなにあけすけ!

に女性差別をする

放射能の専門家と称する人物の存在に

唖然としました。

話を戻し、

伊藤伸彦北里大学教授について

記します。

この人、獣医学部の先生です。

職業柄優しそうですよね。

しかし、東京都アイソトープ総合研究所

(現,都立産技研)

において約10年間環境放射線研究などに従事している

という経歴を

考えると、

単なる無知から出た妄言ではないでしょう。

隠ぺいが目的の

嘘をついたとしか思えません。

もし、地震のため

血行が滞って、

奇形ウサギが生まれたとすれば、

幾例もの耳なしウサギが確認されているはずです。

しかし、そんな話、

聞いたことがないです。

「1000ミリシーベルトを超えなければ、奇形が出ない」

などと決めつけておられます。

思い込みでない

理由が示されていません。

これで

科学者といえるのでしょうか。

恥を知りなさいと言いたいです。

放射能の

影響の可能性があります。

ただし、

そのことが

因果関係があるか否かの問題に

直結しません。

影響の可能性を認めるだけで

誰の利害を

侵害するでしょう。

事実漏えいを恐れているのは、

放射能を漏えいさせた人間です。

損害賠償を

請求されるかも知れないからです。

どんな奇形に対しても

責任を取りたくない。

だから放射能の影響を

考えさせるな、

ということでしょ?

そのような下心故に、

事実を捻じ曲げたがっているのは

素人でも分かります。

ちなみに、

放射能の影響で奇形が生まれるのは、

世界の常識なんではないですか。

こんなサイトがあります。

☆ わくわく原子力ランド:http://wkwknp.chagasi.com/class.html

「耳がない」

という奇形については、

「無耳症」などという命名までされています。

こういう症状があるということは

分かっている。

被ばくの影響が

全く認められないという事例がないとは

神ならぬ身で断言できません。

しかし、普通は、

放射能の影響を推測するでしょ。

ただ、個人差があって、

被ばくの影響を

一見して判別しうる場合は、

むしろ稀というのが

現代医学の知見ではないでしょうか。

こんな証言もあります。

助産婦としての被爆された岡村ヒサさんの体験談です。

1990年、86歳のときに

語られたようです。

出典は、「広島の助産婦の証言 ー 原爆による奇形 」

というサイト記事です。

☆ 記事URL:http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/30256009.html

元記事は、広島医療生協原爆被害者の会発行

「被爆体験記・ピカに灼かれて」13集所収なようです。

――***――***――


 私は昭和20年当時、尾長町で産院を開業していました。41歳でした。その頃はまだ家庭分娩が多うございましたが、だんだん少なくなりまして、昭和30年頃には、皆産院に吸収されました。
 何も記録は持っていませんが、奇形がたくさん出ました。当時はABCCへ、みな報告しなくてはいけないシステムになっていました。奇形が出ましても、報告するのを嫌う人もございましたので、しなかったこともあります。


 一番多かったのは兎唇でございました。それも口蓋裂もあって、泣くと喉の奥まで見えるんです。お乳も飲めないような...それから肢指過剰ですね。多指です。それから鎖肛(正常な位置に肛門がなく、直腸が盲端になっており、5千人に1人の確率で発病する)。肛門のないのも多うございました。兎唇や多指は数が多うございました。分娩で頭の先がでましたら、今度も兎唇じゃないかしらと思ったら、やはりそうで、そのたんびに憂いたことを覚えています。あーどうしてこんなに兎唇が生まれるんかしらと思いました。


 すぐ近所でございましたが、二軒に同じように耳のない子が生まれました。その1人の赤ちゃんのおばあさんは、産婦人科の看護部長をしておられました。奇形が生まれたということで、すぐに病院に電話をされたれしいですが、先生が来られたあくる朝、赤ちゃんは逝きましたからね。もう一軒は可愛い女の子でございましたが、おばあちゃんは「火葬場に持って行くまでは、泣きだしはしませんから。」と言っておられました。これは薬を使ったんだなと私は思いました。もちろん、家族は何も言いませんし、私も聞きもしませんでした。元気な子でしたがね。そのおばあちゃんは生涯悩まれたそうです。可愛い子だったですからね。髪の毛でね、こうやって耳を隠していれば判りはしませんのにね。耳がないんです。ツルッとしておりました、片方だけ。


 それから、内蔵露出で、グルグルと腸が出ておりまして、思い出してもひどいヘルニアだったんですね。大学病院で手術をしてもらい、それはどうにか助かりました。
 まだそれから、鎖肛、これはたくさんありました。それから無脳症ですね。終戦直後ではないから、2~3年後だと思います。母親は30代でした。どうしても頭の位置がわかりませんのよ。上の方にあるのは確かに臀部だがと思いましても、頭部に触れませんのよ。おかしいなと、みよりましたら、無脳症でございました。氷を氷袋の中にいれて下げたらザラザラしますように、頭蓋骨がぜんぜん固まっていない子でした。だからそんな子が生まれたら、極秘にしてもらいたくてね。こんな事は当時はとても言われませんでした。



――***――***――

ちょっと残酷ですけど、

奇形の実例を

紹介します。

事実を知らないと、

重い腰が上がらないと考えるからです。

お住まいが安全で

ドテッと座っていたい方は、

もちろん、

見ない方がいいです。












なお、最後に、

参考サイトとして、

上記写真が

掲載されていたブログページに

紹介のあった

サイトを

下記に転載しておきます。

☆「ABCC遺伝計画」における助産婦の役割

http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/29009803.html


☆ ABCCは何をしたか

http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/30261113.html


☆ 米・ABCCの新生児データ、助産婦に謝礼払い収集

http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/30286464.html


☆ イラクの劣化ウラン弾による奇形児

http://www.aztlan.net/du_deformed_iraqi_babies.htm









最新の画像もっと見る

コメントを投稿