アメリカは、進歩的な国に見えます。
医療の世界では
「インフォームドコンセント」という理念が
開示され、
我々、日本人の内には
さすがだな
と感心した人が多くいたのではないでしょうか。
カルテも公開されているようです。
驚くでしょう?
先生を相手に
評価表を見せろと言うのです。
序列の国、日本では
大凡、暴挙としか
考えられない権利主張です。
皆さん、
こういう権利がありますよと
説明受けても、
実行できないでしょ?
しかし、
このアメリカという国は、
人権を保護する一方で、
大規模な人体実験を
平気で行っているようなんですな。
たとえば、
末期患者に
プルトニウムを注射器で投与。
排泄物に残留するプルトニウムから代謝量を測定するためです。
また、たとえば、
核実験でできたキノコ曇に
戦闘機を突っ込ませ、
兵士がどれだけの時間戦闘能力を保持できるかを調べます。
プルトニウム実験は
過激化し、
末期患者に対してではなく、
ただ病院に来た人に投与するようになりました。
リンパ種を癌と決め付け
100ラド以上の全身照射を行います。
産婦人科に来た健康な妊婦に
放射性の鉄入りジュースをビタミン剤と偽って飲ませるなど、
人間のすることと思えません。
普通の子供が相手でも、
養護院に入っている弱者となれば、
放射性カルシウム入りオートミールを食べさせるのです。
もちろん、どれも事前・事後の承諾などありません。
知らされずに、
モルモットにされたのです。
「書評 」というサイト(リンク)で
そのような事実をつぶさに暴露している本を
紹介してました。
「プルトニウムファイル いま明かされる放射能人体実験の全貌」
という書物です。
一冊本として再刊されたそうです。
ブログ「マスコミに載らない海外記事」の
管理人さんが
トラックバックを使って
教えて下さいました。
☆ 記事TRL:http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/oj--d754.html
皆さんにも
この場を借り、
紹介させて頂きます。
アイリーン・ウェルサム(『アルバカーキ・トリビューン』の記者)著
『プルトニウム・ファイルズ』(邦題は『プルトニウム・ファイル』上・下、翔泳社、2000年8月1日刊、各1600円)です。
下記サイトで購入できます。
☆ ブックストアURL:http://honto.jp/netstore/pd-book_25479974.html
さて、このような暴露本は、
いついかなる政権下でもなされるわけではありません。
実は、表現の自由が
確固たるものとして成立しているアメリカでも
同様なのです。
クリントン政権時代、
エネルギー省長官、
ヘイゼル・オリアリーが
軍部他の体制派勢力に真っ向から挑戦した結果、
情報公開が進んだと言います
(上掲サイト、「マスコミに載らない海外記事」参照)。
原爆や水爆実験のとき、
多くの兵士が見学させている記録映画が残っています。
あれは、死の灰を知らずにしてしまったのでなく、
実験だったのです。
プルトニウムを注射した被験者については、
墓場を暴き、
骨を収集したのです。
あまりの残酷さにあんぐりしてしまうでしょ?
でも、それが事実なのです。
クリントン大統領は、
謝罪しました。
しかし、メディアは、
そちらより
二時間後に出た
0・J・シンプソン(スポーツ選手)の
無罪評決の方を
華々しくとり上げます!!
(日本と同じや)
2004年5月5日、「デモクラシー・ナウ」という番組で
エミー・グッドマンは、
これに触れ、述べていることがあります。
当該部分を
上記サイト「マスコミに載らない海外記事」の
管理人さんが
翻訳して下さっていますので、
転載します。
――
エミー・グッドマン: アイリーン・ウェルサムさんとお話しています。彼女の連載記事はアルバカーキ・トリビューン紙に掲載され、彼女は記事を、著書プルトニウム・ファイルズにまとめました。あなたの暴露記事はクリントン政権時代のことでしたね。クリントン大統領が放射能人体実験諮問委員会を設置し、それが放射能実験計画を徹底的に調べました。実に注目すべきことに、報告書、最終報告書は、1995年10月3日、O.J. シンプソン裁判の判決と同じ日に発表されました。結果が報道されたのを見た記憶が私はありません。
アイリーン・ウェルサム: 実に残念なことでした。アメリカでは、誰もがO.J. シンプソン問題に、気を取られていたので
エミー・グッドマン:うまくタイミングをあわせたのかも知れませんね? 毎日、皆シンプソンの判決を待っていたので、政府委員会だって、国民の注目が他を向いていたこと位は当然わかっていたでしょうから。
アイリーン・ウェルサム: それは考えていませんでした。エミーさん。それは単なる可能性ですよ。
ところで、
震災時、長官だった枝野氏が
盛んに口にした
「ただちに(悪)影響が出ない」という表現は、
常套句として
アメリカにもあるんですな。
どう言うかって?
僕も耳学問だから偉そうには言えないのですが、
「may not produce immediate deleterious effects」
と言うのだそうです。
「プルトニウムファイル」(下巻)31ページに、
官房長官のコメントして、
次のように記されているそうです。
――
志願兵が今の許容値以上の被曝を受けたとき、ただちに悪影響が出ないとしても、いずれ死者や病人が出るかもしれない。そうなると国を相手どった訴訟が起き、まずい世論が生まれてしまう。
案の定そうなった。ネヴァダや太平洋の演習に駆り出された兵士は、除隊のあと発疹、水ぶくれ、アレルギーなどに見舞われ、今なおそれが続いている。髪や歯が抜け、吐き気に苦しむ退役軍人が多い。細胞が傷つき、数十年後にがんを発症した人もいる。放射能で遺伝子が冒され、子や孫にさまざまな病気が出たケースも多い。
枝野さん、
属国の権力者らしく
宗主国官房長官の常套句を
真似てたのですね。
あゝ情けな屋。
医療の世界では
「インフォームドコンセント」という理念が
開示され、
我々、日本人の内には
さすがだな
と感心した人が多くいたのではないでしょうか。
カルテも公開されているようです。
驚くでしょう?
先生を相手に
評価表を見せろと言うのです。
序列の国、日本では
大凡、暴挙としか
考えられない権利主張です。
皆さん、
こういう権利がありますよと
説明受けても、
実行できないでしょ?
しかし、
このアメリカという国は、
人権を保護する一方で、
大規模な人体実験を
平気で行っているようなんですな。
たとえば、
末期患者に
プルトニウムを注射器で投与。
排泄物に残留するプルトニウムから代謝量を測定するためです。
また、たとえば、
核実験でできたキノコ曇に
戦闘機を突っ込ませ、
兵士がどれだけの時間戦闘能力を保持できるかを調べます。
プルトニウム実験は
過激化し、
末期患者に対してではなく、
ただ病院に来た人に投与するようになりました。
リンパ種を癌と決め付け
100ラド以上の全身照射を行います。
産婦人科に来た健康な妊婦に
放射性の鉄入りジュースをビタミン剤と偽って飲ませるなど、
人間のすることと思えません。
普通の子供が相手でも、
養護院に入っている弱者となれば、
放射性カルシウム入りオートミールを食べさせるのです。
もちろん、どれも事前・事後の承諾などありません。
知らされずに、
モルモットにされたのです。
「書評 」というサイト(リンク)で
そのような事実をつぶさに暴露している本を
紹介してました。
「プルトニウムファイル いま明かされる放射能人体実験の全貌」
という書物です。
一冊本として再刊されたそうです。
ブログ「マスコミに載らない海外記事」の
管理人さんが
トラックバックを使って
教えて下さいました。
☆ 記事TRL:http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/oj--d754.html
皆さんにも
この場を借り、
紹介させて頂きます。
アイリーン・ウェルサム(『アルバカーキ・トリビューン』の記者)著
『プルトニウム・ファイルズ』(邦題は『プルトニウム・ファイル』上・下、翔泳社、2000年8月1日刊、各1600円)です。
下記サイトで購入できます。
☆ ブックストアURL:http://honto.jp/netstore/pd-book_25479974.html
さて、このような暴露本は、
いついかなる政権下でもなされるわけではありません。
実は、表現の自由が
確固たるものとして成立しているアメリカでも
同様なのです。
クリントン政権時代、
エネルギー省長官、
ヘイゼル・オリアリーが
軍部他の体制派勢力に真っ向から挑戦した結果、
情報公開が進んだと言います
(上掲サイト、「マスコミに載らない海外記事」参照)。
原爆や水爆実験のとき、
多くの兵士が見学させている記録映画が残っています。
あれは、死の灰を知らずにしてしまったのでなく、
実験だったのです。
プルトニウムを注射した被験者については、
墓場を暴き、
骨を収集したのです。
あまりの残酷さにあんぐりしてしまうでしょ?
でも、それが事実なのです。
クリントン大統領は、
謝罪しました。
しかし、メディアは、
そちらより
二時間後に出た
0・J・シンプソン(スポーツ選手)の
無罪評決の方を
華々しくとり上げます!!
(日本と同じや)
2004年5月5日、「デモクラシー・ナウ」という番組で
エミー・グッドマンは、
これに触れ、述べていることがあります。
当該部分を
上記サイト「マスコミに載らない海外記事」の
管理人さんが
翻訳して下さっていますので、
転載します。
――
エミー・グッドマン: アイリーン・ウェルサムさんとお話しています。彼女の連載記事はアルバカーキ・トリビューン紙に掲載され、彼女は記事を、著書プルトニウム・ファイルズにまとめました。あなたの暴露記事はクリントン政権時代のことでしたね。クリントン大統領が放射能人体実験諮問委員会を設置し、それが放射能実験計画を徹底的に調べました。実に注目すべきことに、報告書、最終報告書は、1995年10月3日、O.J. シンプソン裁判の判決と同じ日に発表されました。結果が報道されたのを見た記憶が私はありません。
アイリーン・ウェルサム: 実に残念なことでした。アメリカでは、誰もがO.J. シンプソン問題に、気を取られていたので
エミー・グッドマン:うまくタイミングをあわせたのかも知れませんね? 毎日、皆シンプソンの判決を待っていたので、政府委員会だって、国民の注目が他を向いていたこと位は当然わかっていたでしょうから。
アイリーン・ウェルサム: それは考えていませんでした。エミーさん。それは単なる可能性ですよ。
――
ところで、
震災時、長官だった枝野氏が
盛んに口にした
「ただちに(悪)影響が出ない」という表現は、
常套句として
アメリカにもあるんですな。
どう言うかって?
僕も耳学問だから偉そうには言えないのですが、
「may not produce immediate deleterious effects」
と言うのだそうです。
「プルトニウムファイル」(下巻)31ページに、
官房長官のコメントして、
次のように記されているそうです。
――
志願兵が今の許容値以上の被曝を受けたとき、ただちに悪影響が出ないとしても、いずれ死者や病人が出るかもしれない。そうなると国を相手どった訴訟が起き、まずい世論が生まれてしまう。
案の定そうなった。ネヴァダや太平洋の演習に駆り出された兵士は、除隊のあと発疹、水ぶくれ、アレルギーなどに見舞われ、今なおそれが続いている。髪や歯が抜け、吐き気に苦しむ退役軍人が多い。細胞が傷つき、数十年後にがんを発症した人もいる。放射能で遺伝子が冒され、子や孫にさまざまな病気が出たケースも多い。
――
枝野さん、
属国の権力者らしく
宗主国官房長官の常套句を
真似てたのですね。
あゝ情けな屋。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます