のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

アメリカの目線の先にある国、中国

2013年03月02日 11時32分22秒 | Weblog

本年7月、参院選があります。

それまでは、

大人しくしているはずの

安倍でした。

札束を刷りまくれば、

財源が

限りなく確保される

という単純な発想で円安を引き寄せました。

だぶついた円は、

投資に回り、

目に見えて株価が上がりました。

経済の神様!

救世主よ、

と持ち上げられ、

じっと我慢の子でいるものとばかり

思っていました。

しかし、何やら半催眠状態で

共産党の書記長気取りでなんでしょうか、

東アジアの

“ダイヤモンド”うんたらかんたらという

論文を発表して

軍事的緊張を演出しました。

いよいよ、チンピラ右翼らしく

隣国に喧嘩でも売りに行くのかと思いきや、

「原発は、次々に再稼働!」

と自国の時限爆破装置のスイッチを入れる一方、

「基地は、辺野古で決まりだよ~ん」

とアメリカへの媚びを忘れず、

その足で、

かの国になだれ込んで言うには、

「TPPの交渉テーブルに着きま~す」

ということでした。

何をそんなに先を急いでいるでしょうね。

せき立てられるかのようです。

安倍氏の訪米は、

日本のメディアは大きく取り上げられました。

拍手喝さい、

万歳歓呼の世論一色です。

しかし、アメリカでは

悲しいほど、安倍訪米は、

ニュースになっていない由です

(植草一秀・文「オバマ政権が安倍政権に示した『3本のイヤ』」参照/リンク)。

明らかに著しい温度差があるのでしょうね。

実際、アメリカでの安倍氏の

受け入れ方は、

極めてぞんざいなものだったようです。

まず、出迎えがありません。

晩餐会もなかったと言います。

100%属国扱いです。

ただ、冷遇も

あるいは、

日本は、これから地獄を見るよ、

覚悟しなさいよという、

旧友に対する

呼びかけだった側面もあるでしょう――。 

実際、情けを乞うように、土産の多さ、大きさで、

すでに日本は青天井だったようです。

求められれば、

何でもさし出すポツダム宣言受託、

お任せ外交の再現です。

訪米前に、

すでに牛肉輸入規制緩和のお土産まで

航空便で送ってました。

ここまで、来てしまった・・・

という侘しさのみあります。

もはや「交渉」以前、

這いつくばってるとしか言いようがありません。

この現実を見ると、

日本は

どこまで追い込まれた状況にあるのか、

と不安にもなってきます。

元外務省国際情報局長の孫崎亨氏は、

次のように論点を

指摘されているようです

(新著『これから日本はどうなるか-米国衰退と日本-』参照)。

同書によると、

米国外交が変化した背景に、

中国の台頭、中国の躍進があるとのことです。

すなわち、アメリカの国内において

中国の重要性を強く認識する勢力が拡大しているらしいのです。

それが

日本の扱いに影響しているのだ、ということです。

焦りとも言える

安倍氏の行動の裏側にある事情として

斟酌すべきかもしれません。

でも、ふっと思うのは、

焦りは単純に中国由来でなく、

インチキ選挙が

ばれるのを恐れてのこと、

と考えないわけではないです。

悪事は、

隠しても隠しても

いつかは露見してしまうものだからです。


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