のんきに介護

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【重要】 閣議で首相答弁を「(ポツダム宣言は)当然、読んでいる」に変更

2015年06月03日 19時32分04秒 | 戦争
国民注視の中で確かに、

安倍某は、

共産党の志位委員長に

ポツダム宣言の条項を尋ねられ

「詳らかにしないため返答を控える」と、

ついこの間の

国会答弁で応えていた。

それが

「当然、読んでいる」

と答えたことにする趣旨の閣議決定されたという。

こんなことを許したら、

自民党の思惑一つで歴史が何とでも

修正される。

これで果たして、

日本は、

近代国家として

世界から

認知されるだろうか。

Tetsuya Kawamoto @xxcalmoさんが

――数日前の事実さえこれを改竄する。これぞインチキな歴史修正主義者の破廉恥な生態である。ゆめ信用するなかれ。〔13:17 - 2015年6月3日 〕――と、

ツイートしていた。

同感である。

電子版の記事は、

下に〔資料〕として転載した通りだ。

朝日新聞「紙」の方は、

これだ。



字が大きく拡大して見える。

この記事の

持つ意味に反して小さく扱われた証拠だ。

電子版では、

「ポツダム宣言に対する見解についても問われたが、

『我が国はポツダム宣言を受諾して降伏したものである』とした」

という報告が書き加えられ、

政府の広報機関らしく弁明じみた解説をしている。

しかし、これでは、答えになってない。

志位和夫氏が尋ねたのは、

ポツダム宣言にあるように日本が

「日本の人民を欺きかつ誤らせ世界征服に赴かせた存在である」ことを

認めるのかどうかなのだ。

有体に言えば「侵略」の自覚を問われていた。

国会では、

ポツダム宣言という踏み絵を前にして、

安倍某が取った態度は、

「私はポツダム宣言はよく存じ上げません」

ということだった。

つまり、首相ではあっても、

(私は戦後の何たるかを知らないボンクラです)と答えたわけだ。

かっこは悪くとも、これで逃げられた…

はずなのに、プライドが邪魔してまた、戻ってきちゃったのだな。

新たな答弁書につき、

kaz hagiwara(萩原 一彦)さんがうまい譬えを使って説明している。

――酒気帯び運転で捕まった人間が「あなたは酒を飲んで運転した自分を悪かったと思うか」と聞かれて「私は酒気帯び運転で警察に捕まった」と答えたらそれは答えになっていない。聞く方は「反省」について尋ねたのに、それに触れてないから。ポツダム宣言に関する安部氏の「内閣答弁書」はそれと同じもの。〔17:37 - 2015年6月3日 〕――

この政治家としてのセンスの悪さ、

もっと突いてやるべきだ。

でないと

日本の国益がいずれ本格的に害される、

薄っぺらいプライドのために!!

新聞記者ども、気づけ。



〔資料〕

「ポツダム宣言『当然、読んでいる』 内閣が答弁書」

   朝日新聞(2015年6月2日22時54分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASH625K6YH62UTFK00M.html


 安倍晋三首相が5月20日の党首討論で、第2次世界大戦で日本が降伏を勧告されたポツダム宣言を「つまびらかに読んでいない」と答弁したことについて、安倍内閣は2日の閣議で、「当然、読んでいる」とする答弁書を決定した。維新の党の初鹿明博衆院議員の質問主意書に答えた。

 答弁書によると、首相は「具体的な発言の通告が事前になされなかったため、(ポツダム)宣言の正確な文言を手元に有しておらず、そのような状況で具体的な文言に関する議論となったため、つまびらかではないという趣旨を申し上げた」という。ポツダム宣言に対する見解についても問われたが、「我が国はポツダム宣言を受諾して降伏したものである」とした。

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