のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

橋下市長は、なぜ、こんなに分かったようなことを言いたがるのか

2013年05月24日 22時33分41秒 | Weblog
沖縄の負の遺産として、

米兵相手の

風俗街が長い間、あったようです。

今朝の

朝日新聞に

昨年までに違法な営業をする店が

ほぼなくなり

風俗街の歴史を閉じた

通称「真栄原(まえはら)新町」の

ことが載ってました

(5月24日付の朝刊「軍と性 沖縄の苦悩」参照)。

鉄格子の

ついている窓が目立つ

人影の少ない

一角だったそうです。

ところで、日本で

売春防止法が公布されたのは、

1956年です。

残念ながら、

沖縄は適用外でした。

同法が適用されるには

72年の

本土復帰を待たねば

なりませんでした。

ただ、売春防止法が

適用されるようになったと言っても

米兵の

性犯罪が

抑止できたわけではないようです。

95年には、米兵3人による

少女暴行事件がありました。

2012年には、

米兵2人が

民家に侵入し中学生に暴行するという

強姦事件が

発生してます。

橋下氏の発言で無神経なのは、

第一に、そのような性犯罪の抑止策として

「風俗の女性を活用しろ」

という、

分かったような提案をしたこと、

第二に、沖縄に対し、

「(米国は)沖縄の人権問題を直視しろ」

という、これまた、

分かったような断罪をしたことでしょう。

後者の発言は、

一見、沖縄の人たちに

好意的です。

しかし、

実態はと言うと、

擁護者の振りをしているに過ぎません。

「偽善」

なんですな。

それがどこで分かるかと言うと、

沖縄県民の訴えに

耳を傾けていないからです。

沖縄において、

米兵による性犯罪が多発する背景に、

日米地位協定という

米兵の治外法権を許す制度上の問題があります。

もし、制度上の特権を

米兵に許さないと言うのなら、

日米安保条約を

破棄するというところまで

主義主張を

明確にしないとなりません。

しかし、そんな度胸は、100%ないでしょう。

「だったら黙っとれ」

という話になるわけです

なぜ、こんなに人の心の痛みに鈍感な人間が

大阪市長をしているのでしょう?

ついこの間、週刊朝日に

「父親がやくざ云々カンヌンで

責めるのか」

「謝罪しろ」

と吠えていたのは、

ある意味、

逆説ですね。

心根が

この人の場合、

どこまでもチンピラなんですよ。

だから

怒っていただけですな、

ホントのことは言うなって。

弁護士が

聞いて呆れます。

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