のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

「美味しんぼ」と違い、同じ漫画家でもこちら、被ばく者の口封じに一役

2014年08月14日 06時31分53秒 | 日本の現状
hiroshi@t464さんが次のような報告をしていた。

――【隠れ原発推進派】漫画「いちえふ」の作者、被爆者代表を批判!「お孫さんが亡くなったのはあなたが被曝したからではありませんよ」 http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3484.html …〔5:09 - 2014年8月14日 〕――


典拠:上掲リンク先「真実を探すブログ」の記事


「いちえふ」の作者、竜田一人氏は

「自分が被ばくした。その影響と思しき影響が孫に出た」

という被爆者ならではの

代表の方の挨拶に、

どうしてまた、くちばしを差し挟みたがるのだろう。

好んで被ばくしたのなら、

好まざる結果について受容したとみなされても

仕方ない面がある。

すなわち、

竜田氏のように、

漫画の取材のためイチエフに乗りこんだ結果、

被ばくした場合は、

覚悟の上の被ばくだと言えなくはない。

しかし、好まざる被ばくなら

文句を言うぐらいは許されよう。

たとえば、

福島の農産物を大量に仕入れ、

調理したものを受刑者が食べることになった。

そういう背景の下、

刑務所でかつてなかった相次ぐ死亡例があれば、

内部被ばくを告発する

権利があるんではないか――。

なぜって、

それは強制的に

「食べて応援」をさせられているからだ。

Q&Aで

原子力村の村人が

予め「責任なし」の弁明を記したメモを残しておくなど、

愚の骨頂だ(下記〔資料〕参照)。

囚人であっても、

事と次第で

遺族は損害賠償を請求し得るだろう。

まして原爆投下による

被ばく由来なら

より一層、

保護を求められて当然だ。

実際、

放射能による遺伝子レベルでの影響が

医療の現場で

認められているにもかかわらず、

それが

竜田氏のごとく

「ない」と断言するのは、単に

「無いと言ってくれれば都合がいい」

という原子力村の

代弁者を自ら買って出たにも等しい行為だ。

科学的思考の放棄であり

そんな言論封鎖をする権能は誰にもない。

しかも竜田氏は、

漫画という媒体を通して

表現の自由を行使することをもって

職業にしていたはずだ。

そういう仕事についている人間が

他人の

「表現行為」に干渉するなど、

自らの職業を否定するのにも匹敵する行為だ。

もし、そのことも

気付いていないのなら、

そもそもの初めから漫画家ではない人なのだろう。

だったら何者か――。

漫画屋だな。



〔資料〕

「刑務所で相次ぐ、健康不良、死亡-1年前から予言していたアサツーディ・ケイの報告書」

   「院長の独り言」(2013年02月12日)

☆ 記事URL:http://onodekita.sblo.jp/article/62342049.html




<書き起こし>

Q53:
刑務所では放射性セシウムに汚染された食品ばかりが出され、そのために心筋梗塞でたくさんの受刑者が亡くなられていると聞きましたが本当でしょうか。
A:
全国各地の刑務所は厳密には刑務所、医療刑務所、社会復帰促進センターの3種類がありますが、食品の仕入れ先業者は管轄している法務省矯正局による公開入札によって決められています。刑務所への食品等物品の仕入れは、法務省矯正局から調達が公示されて、業者が応札して、決定されます。また、入札情
報は公開されているため、それぞれ矯正施設毎の調達情報は官報、ホームページ等で確認できます。
放射性物質を含む食品は、食品衛生法に基づく暫定規制値未満の物しか食用に供することができないため、その流通は厳格にモニタリングされており、入札業者は放射性物質のモニタリング検査を受けて市場に流通している食品を刑務所に納入していることになります。このため、刑務所で暫定規制値を超えた食品が使われているということはありません。
なお、放射性物質が含まれる食品の摂取による内部被ばくと心筋梗塞の因果関係については国際的に認められていません。


<院長こと、小野俊一氏の見解>

 背筋が震え上がるとはこのことではありませんか?

そもそも、このアサツーディケイの報告書が書かれたのは、平成24年3月の話で、上記で述べたような心筋梗塞の増加など一般のニュースにすらなっていません。それなのにわざわざ、このような質疑応答でとりあげる。これをやぶ蛇と言わずして、何というのでしょう。そして、最後の一文に日本政府の立ち位置がびしっとかかれています。「食品による内部被曝の健康被害は一切認めない」食べて応援をして、調子が悪くなったとしても、自業自得なのです。

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