のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

放射能の霧、アメリカでも隠ぺい(3) / 「原子炉は、もはや閉じ込められていないのです」

2013年05月26日 21時26分42秒 | Weblog
つづき


――漏出量は、ざっと計算すると、

チェルノブイリは、

原子炉火災の間、

毎日、約1万倍の放射性セシウムを放出していたことになります。

しかし、チェルノブイリの火災はわずか10日続いただけでした…

一方、福島原発の放出は、

これまで2年以上続いています。

実際、福島原発は、

既にチェルノブイリより

はるかに大量の放射性セシウムとヨウ素131を噴出しました。

福島原発で放出された放射性セシウムの量は、

当初認められていたものより約20-30倍多かったです。

福島原発は、

半減期1570万年という放射性ヨウ素129も、

膨大な量、放出しました。

福島原発は、

カルシウムと同じように振る舞い、

人の骨に蓄積する強力な内部放射体である放射性ストロンチウム-90を、

900兆ベクレルも海に投棄してきました。

また福島原発の放射性核燃料の量は、

チェルノブイリさえ小さく見せるものであり … それゆえ、

数十年、数世紀、あるいは数千年間、漏出し続けかねないません
――。

――要するに、

原子炉は、

もはや閉じ込められていないのです。


福島原発で“多少の漏れ”があるのではありません。

“漏れ”とは、

炉心は安全に格納容器中にあり、

塞ぐ必要がある

小さな穴が一つか二つあるということを言います。

ところが

科学者達は、

炉心がどこにあるのかさえ分かっていません。

漏れているのではありません。

完全メルトダウンより酷い状況なのです――

つづく

最新の画像もっと見る

コメントを投稿