(つづき)
――漏出量は、ざっと計算すると、
チェルノブイリは、
原子炉火災の間、
毎日、約1万倍の放射性セシウムを放出していたことになります。
しかし、チェルノブイリの火災はわずか10日続いただけでした…
一方、福島原発の放出は、
これまで2年以上続いています。
実際、福島原発は、
既にチェルノブイリより
はるかに大量の放射性セシウムとヨウ素131を噴出しました。
福島原発で放出された放射性セシウムの量は、
当初認められていたものより約20-30倍多かったです。
福島原発は、
半減期1570万年という放射性ヨウ素129も、
膨大な量、放出しました。
福島原発は、
カルシウムと同じように振る舞い、
人の骨に蓄積する強力な内部放射体である放射性ストロンチウム-90を、
900兆ベクレルも海に投棄してきました。
また福島原発の放射性核燃料の量は、
チェルノブイリさえ小さく見せるものであり … それゆえ、
数十年、数世紀、あるいは数千年間、漏出し続けかねないません――。
――要するに、
原子炉は、
もはや閉じ込められていないのです。
福島原発で“多少の漏れ”があるのではありません。
“漏れ”とは、
炉心は安全に格納容器中にあり、
塞ぐ必要がある
小さな穴が一つか二つあるということを言います。
ところが
科学者達は、
炉心がどこにあるのかさえ分かっていません。
漏れているのではありません。
完全メルトダウンより酷い状況なのです――
(つづく)
――漏出量は、ざっと計算すると、
チェルノブイリは、
原子炉火災の間、
毎日、約1万倍の放射性セシウムを放出していたことになります。
しかし、チェルノブイリの火災はわずか10日続いただけでした…
一方、福島原発の放出は、
これまで2年以上続いています。
実際、福島原発は、
既にチェルノブイリより
はるかに大量の放射性セシウムとヨウ素131を噴出しました。
福島原発で放出された放射性セシウムの量は、
当初認められていたものより約20-30倍多かったです。
福島原発は、
半減期1570万年という放射性ヨウ素129も、
膨大な量、放出しました。
福島原発は、
カルシウムと同じように振る舞い、
人の骨に蓄積する強力な内部放射体である放射性ストロンチウム-90を、
900兆ベクレルも海に投棄してきました。
また福島原発の放射性核燃料の量は、
チェルノブイリさえ小さく見せるものであり … それゆえ、
数十年、数世紀、あるいは数千年間、漏出し続けかねないません――。
――要するに、
原子炉は、
もはや閉じ込められていないのです。
福島原発で“多少の漏れ”があるのではありません。
“漏れ”とは、
炉心は安全に格納容器中にあり、
塞ぐ必要がある
小さな穴が一つか二つあるということを言います。
ところが
科学者達は、
炉心がどこにあるのかさえ分かっていません。
漏れているのではありません。
完全メルトダウンより酷い状況なのです――
(つづく)
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