のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

仏アレバ、原子炉事業売却へ

2015年05月29日 10時37分37秒 | 戦争
ソウル・フラワー・ユニオン @soulflowerunion さんのツイート。

――仏アレバ、原子炉事業売却へ (日経ビジネス 5/28)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150526/281621/?n_cid=nbpnbo_nbotw_spbottom …
原発産業に未来なし。 〔18:44 - 2015年5月28日 〕――



〔資料〕

「仏アレバ、原子炉事業売却へ 」

   日経ビジネス(2015年5月28日(木))

☆ 記事URL:http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150526/281621/?n_cid=nbpnbo_nbotw_spbottom

仏原子力大手アレバが業績不振に陥っている。先進国における原子力発電需要の低迷と、独自に開発した原子炉建設の大幅な遅れが原因だ。同社の原子炉事業は、仏電力公社が買収する見込みだ。

 経営難に陥っている仏原子力大手アレバの救済計画が、少し明らかになった。5月19日、仏電力公社(EDF)のCEO(最高経営責任者)ジャン=ベルナール・レヴィ氏が、EDFが今後果たす役割について説明した。

 レヴィ氏は、EDFによるアレバ原子炉部門の「野心的な」買収計画を支持すると表明した。アレバにはウラン採掘と燃料処理、廃炉といった事業が残されることになる。買収価格は適正でなければならない。EDFとアレバ、両社の株式の約85%を保有する仏政府は、6月初めに最終的な決定を下すと予想されている。

フィンランドEPR建設は10年遅れ

 これまで原子力産業は、フランス企業がリードしてきた。同時にフランス経済も原子力産業に依存している。フランスは電力の約4分の3を原子力発電で賄っている。この割合は、ほかのどの国よりも多い。こうした理由から、仏政府の閣僚たちはこの産業を何とか健全な状態に戻したいと考えている。

 買収はアレバにとって少しも早すぎるものではない。同社は2007年以来、原子炉の新規受注を得ておらず、2009年以降配当もしていない。2014年通期決算は、83億ユーロ(約1兆1000億円)の売上高と、48億ユーロ(約6400億円)の赤字を計上した。新経営陣は現在、2017年までに10億ユーロ(約1300億円)のコストを削減する計画で、バランスシートの強化に努めている。だが、問題は根深い。

 アレバが開発した高額で最新鋭の欧州加圧水型炉(EPR)は、大きな苦労に直面している。どんな大型の産業プロジェクトにも、スタート時の苦労はつきものだ。しかし、EPRが抱える問題はこれを超えている。

 フィンランドでのEPR建設は予定から10年ほど遅れており、その費用は予算のほぼ3倍かかっている。その結果アレバは、数十億ユーロに及ぶ損失処理が必要になった。レヴィ氏は、残る負債をEDFに負わせないことが、救済の条件になると述べている。中国で建設中のEPR2基と、フランスで唯一新規に建設されているフラマンビル原発のEPR1基も予定より遅れている。この中国とフランスのプロジェクト管理にEDFは重要な役割を果たした。

…ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)のみ…

最新の画像もっと見る

コメントを投稿