のんきに介護

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伏せられている「自衛隊が赴くところ、戦闘地域になる」という運命

2015年07月12日 15時14分38秒 | 戦争
自民党は、

憲法第9条の2として

国防軍を

創設しようとしています

(サイト「【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!」参照)。

☆ 記事URL:http://tcoj.blog.fc2.com/blog-entry-103.html

5項目からなってます。

こんな規定です。

第九条の二
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。

国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。


国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる。

前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。


国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。

憲法が改正されたら

9条と言って思い出すのは、

この国防軍の規定ということになるでしょう。

改正の趣旨は、

「反省しません」ということです。

日本人の誇りを取り戻すんだ!

という、

虚勢とともに近寄ってくる日本会議のチンピラたち。

彼らが何を目論んでいるのかと言うと、

日本軍の復活です。

この軍隊の

特徴は、

沖縄戦の捨て石作戦に顕著です。

太平洋戦争当時は、

国民を守るんだと言って、

守らず、

遁走する。

それが日本軍の恥ずべき常態でした。

私達は、

敗戦前夜の満州でのドタバタを忘れてはいけないでしょう。

ある日突然、

日本軍は消えていなくなり、

残された者は集団自決させられていくのです。

さて今、国会で、

国防軍を創設する地ならしとして

安保法制が論じられています。

政府によると、

自衛隊は、

非戦闘地域にしか派遣されないとのことです。

しかし、その言葉には、

ある運命が伏せられています。

自衛隊が赴くところ、戦闘地域になる

ということです

(飯田年春【原発廃止に一票】 @ago10dさんのツイート〔15:02 - 2015年7月12日 〕参照)。

政府は、

その事実を悟られまいとして、

昔からあった

「兵站」という言葉をあえて使わず、

「後方支援」と言ってます。

えっ、

「兵站」という言葉を知らなかったのではないかって?

知ってますよ。

太平洋戦争中なら、

さしずめ慰安婦のいたところと言えば

いいでしょうか。


転載元:憲法を踏み躙る戦争屋に一億の石つぶてを! @ResistBigBroAbe さんのツイート〔14:19 - 2015年7月11日

慰安婦のいたところ、

実際は、死と隣り合せでした。

酒を飲んで

気を抜いたところを攻撃するのは

戦争においては

合理的な考え方です。

日本でも

桶狭間の戦いで、

今川勢を織田信長が襲ったのは、

酒を飲ませ、

油断をさせてからでした。

かように

緊張の糸が切れた

後方は、

急襲の格好の標的になるのです。

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