――よもや「読売」に以下の記事が掲載される日が訪れるとは!by泉下で慨歎の正力松太郎翁(汗) もんじゅ推進自信ない!原子力機構の職員意識調査 http://www.yomiuri.co.jp/science/20140420-OYT1T50136.html … 米国エネルギー省副長官は六ヶ所再処理工場に懸念表明 http://www.asahi.com/articles/ASG455Q56G45ULZU00V.html …〔13:07 - 2014年4月21日 〕――
核燃料サイクルって
前門のトラ、後門の狼状態なんですな。
日本原子力研究開発機構職員の
“根性”だけを
問題視するのも可笑しな話です。
強気ばっかりが
いいとは決まってません。
山野智寛理事には
もう少し視野を広く持って
冷静に
〔資料-2〕の
朝日新聞が報道している
米国の、また、多くの日本国民の
懸念にも
耳を傾けてもらいたいですね。
〔資料-1〕
「もんじゅ推進自信ない…原子力機構が意識調査」
読売新聞(2014年04月21日 10時48分)
☆ 記事URL:http://www.yomiuri.co.jp/science/20140420-OYT1T50136.html
大量の点検漏れが見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で、多数の機構職員が「もんじゅのプロジェクトを進めていく自信がない」と考えていることがわかった。
機構が全職員(約3700人)を対象にした意識調査の結果を明らかにした。機構の山野智寛理事は「もんじゅは(多くの職員にとって)人ごとで、もんじゅを支えようという意識が低い」と話している。
調査は1月末から2月初めにかけて、機構の組織改革に向けた職員の意識を調べる目的で行われた。「安全を最優先にしているか」「部署間の連携はとれているか」など27項目について聞いた。回答の内容によって、最も肯定的な「2点」から、最も否定的な「マイナス2点」までの範囲で数値化した。約7割(約2700人)から回答があった。
このうち、「もんじゅに配属されたらプロジェクトを進める自信があるか」という項目で、もんじゅで働く職員約300人を除く約2400人の回答を数値化した結果、マイナス0・6点となり、27項目の中で最低となった。
2014年04月21日 10時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
〔資料-2〕
「米、六ケ所再処理工場に懸念 プルトニウム増加止まらず」
~ダグラス・バーチ=CPI、奥山俊宏
朝日新聞(2014年4月14日04時10分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASG455Q56G45ULZU00V.html
原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県六ケ所村の再処理工場の稼働について、米国が「懸念」を日本に伝えてきている。原発が動いていない現状では核兵器に転用できるプルトニウムが増えるばかりで、オバマ政権が力を入れる核不拡散に逆行するからだ。
非営利の報道機関センター・フォー・パブリック・インテグリティー(CPI、米ワシントン)と朝日新聞の共同取材でそうした実情が浮かび上がった。
「テロリストの格好のターゲットだ」
10月の完成を目指す六ケ所再処理工場は、年800トンの使用済み核燃料を再処理し、8トンのプルトニウム(うち核分裂性は5トン弱)を取り出す能力がある。これを原発で燃料として消費する予定だが、現在、そのめどが立っていない。これとは別に、日本がすでに保有しているプルトニウムは44トン(同29トン)あり、数千発の核兵器に相当する。
核燃料サイクルって
前門のトラ、後門の狼状態なんですな。
日本原子力研究開発機構職員の
“根性”だけを
問題視するのも可笑しな話です。
強気ばっかりが
いいとは決まってません。
山野智寛理事には
もう少し視野を広く持って
冷静に
〔資料-2〕の
朝日新聞が報道している
米国の、また、多くの日本国民の
懸念にも
耳を傾けてもらいたいですね。
〔資料-1〕
「もんじゅ推進自信ない…原子力機構が意識調査」
読売新聞(2014年04月21日 10時48分)
☆ 記事URL:http://www.yomiuri.co.jp/science/20140420-OYT1T50136.html
大量の点検漏れが見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で、多数の機構職員が「もんじゅのプロジェクトを進めていく自信がない」と考えていることがわかった。
機構が全職員(約3700人)を対象にした意識調査の結果を明らかにした。機構の山野智寛理事は「もんじゅは(多くの職員にとって)人ごとで、もんじゅを支えようという意識が低い」と話している。
調査は1月末から2月初めにかけて、機構の組織改革に向けた職員の意識を調べる目的で行われた。「安全を最優先にしているか」「部署間の連携はとれているか」など27項目について聞いた。回答の内容によって、最も肯定的な「2点」から、最も否定的な「マイナス2点」までの範囲で数値化した。約7割(約2700人)から回答があった。
このうち、「もんじゅに配属されたらプロジェクトを進める自信があるか」という項目で、もんじゅで働く職員約300人を除く約2400人の回答を数値化した結果、マイナス0・6点となり、27項目の中で最低となった。
2014年04月21日 10時48分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
〔資料-2〕
「米、六ケ所再処理工場に懸念 プルトニウム増加止まらず」
~ダグラス・バーチ=CPI、奥山俊宏
朝日新聞(2014年4月14日04時10分)
☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASG455Q56G45ULZU00V.html
原発の使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県六ケ所村の再処理工場の稼働について、米国が「懸念」を日本に伝えてきている。原発が動いていない現状では核兵器に転用できるプルトニウムが増えるばかりで、オバマ政権が力を入れる核不拡散に逆行するからだ。
非営利の報道機関センター・フォー・パブリック・インテグリティー(CPI、米ワシントン)と朝日新聞の共同取材でそうした実情が浮かび上がった。
「テロリストの格好のターゲットだ」
10月の完成を目指す六ケ所再処理工場は、年800トンの使用済み核燃料を再処理し、8トンのプルトニウム(うち核分裂性は5トン弱)を取り出す能力がある。これを原発で燃料として消費する予定だが、現在、そのめどが立っていない。これとは別に、日本がすでに保有しているプルトニウムは44トン(同29トン)あり、数千発の核兵器に相当する。
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