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海側井戸で180万ベクレル=最高値を更新など、第一原発3大ニュース

2013年12月14日 00時00分25秒 | Weblog
まずは、良いニュースから。

原発敷地が

アスファルトで舗装され、

作業員の

被ばく低減につながると言います。

また、雨水がしみ込まず、

汚染水対策である面もあります

(資料ー3参照)。

次は、悪いニュース。

海側井戸で

180万ベクレルの汚染水が

確認されました。

最高値を更新したようです

(資料ー1参照)

地下で何が起きているのでしょう。

それを推し量る材料として、

とんでもない発表が

東電から

なされました。

原子炉3号機につき、

事故当初から現在に至るまで、

核燃料は、

ほんの一部を除き

炉の内部に留保されている――

と説明されてきました。

しかし、今日になって

その情報が

まったくの誤謬だったことが

判明したそうです。

実は、

核燃料には炉の内部には

ほとんどもう、

残存していないとのことです

(資料ー2参照)。

理由は、

消防車のホースをつないでした

注水を失敗した結果、

核燃料が

溶融し、

その程度は

従来の63%より大きくなった

としました。


〔資料ー1〕

「海側井戸で180万ベクレル=最高値を更新-福島第1」

   時事通信(2013/12/13-20:22)

☆ 記事URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013121300909

 東京電力は13日、福島第1原発1、2号機の海側にある観測用井戸で12日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり180万ベクレル検出されたと発表した。
 この井戸で9日に採取した水からは同150万ベクレルが検出されており、最高値を更新した。井戸は護岸から約40メートルの場所にある。

〔資料ー2〕


「福島原発事故時:原子炉、冷却水足りず 他の配管に流れる」

   毎日新聞 (2013年12月13日 20時55分)

☆ 記事URL:http://mainichi.jp/select/news/20131214k0000m040081000c.html



 東京電力は13日、福島第1原発事故の発生直後に、消防車による1〜3号機の原子炉を冷却するための注水は、弁を閉めなかったために他の配管に流れ込み、十分供給できなかったとの報告書を発表した。冷却の遅れが、事故の進展を早めた可能性はあるが、東電は、周辺の放射線量は高く弁を閉めるのは困難だったとしている。

 東日本大震災に伴う津波で、同原発は外部電源を失い、原子炉内では核燃料の出す熱で冷却用の水が蒸発した。緊急手段として原子炉建屋の外部にある配管に消防車のホースをつないで注水した。各号機には蒸発した水の5倍以上の毎時75トン以上が注水されていたとみられていたが、冷却は思うように進まず、炉心溶融(メルトダウン)が起きた。

 東電は2011年3月下旬、原子炉建屋に隣接するタービン建屋内の機器で大量のたまり水を発見。この機器から延びる「分岐配管」は原子炉建屋内で消防車で注水した配管とつながっていたほか、タービン建屋に注水していないのに水がたまっていることに着目し、配管図を確認した。

 その結果、1号機タービン建屋内の機器につながる分岐配管は10本、2、3号機では各4本あることが分かった。分岐配管には弁が取り付けられているが、いずれも機器に流れ込む「開」の状態だった。このため、東電は、消防車からの水は分岐配管を通じて機器に流れ込み、炉心に到達した水量が減少したと推計した。分岐配管に流れた水量は分析中という。

 弁が閉じられていれば想定通りの注水量を確保できた可能性はあるが、東電の姉川尚史常務は記者会見で「1号機の水素爆発(大震災翌日の3月12日に発生)で敷地内の放射線量が上がった。その後の消防車による注水は過酷事故の手順書になく、弁の開閉を操作することは難しかった」と説明した。柏崎刈羽原発(新潟県)では、この教訓を生かし、配管に電動弁を設置したという。

 一方、事故時の3号機原子炉内の水位や圧力のデータも詳細に解析。既設の冷却装置による注水が不十分な上に、消防車による注水も不足したため、炉心溶融の程度は従来の63%より大きく、圧力容器から格納容器に溶け落ちた燃料も増えると修正した。姉川常務は「仮に注水がうまくいっても、当時の状況から考えるとメルトダウンを止めるのは難しかった」とした。

 東電は12年6月、社内調査委員会による事故の最終報告書を公表した。しかし、政府の事故調査・検証委員会は東電に対し「真相究明への熱意がない」と指摘。柏崎刈羽原発の再稼働に向けた安全審査申請で、新潟県の泉田裕彦知事も事故の再検証を求めており、東電は事故の未解明部分の再調査を進めていた。調査は今後も続ける。【鳥井真平】

〔資料ー3〕

「第一原発敷地内舗装へ 被ばく低減、汚染水対策」

   福島民報(2013年12月14日 (土) )

☆ 記事URL:http://www.minpo.jp/news/detail/2013121212697

 東京電力は、東京電力福島第一原発で事故収束作業に当たる作業員の被ばく量低減に向け、がれきを撤去した後、表土を剥ぎ取り、アスファルトで舗装する。11日、楢葉町の東電福島復興本社で相沢善吾副社長が発表し、「(汚染水増加の原因となっている)地下水の低減対策としても大きな効果がある」とも述べた。
 舗装により、線量が下がるほか、地面から「ちり」が飛ばなくなる効果があるという。線量などに応じて構内を区域分けし、順次進める。具体的な実施計画は今後詰めるが、地下水バイパスや地下貯水槽などがある区域から開始する方針。除染により、平均線量率は現在の3分の1~4分の1程度に下がると東電は試算している。
 舗装については、政府の汚染水処理対策委員会が、地表からの雨水浸透を防ぐことによる汚染水対策としての有効性を指摘していた。原子力規制委員会の田中俊一委員長(福島市出身)も、収束作業全体のリスクを減らすためには作業員の被ばく低減を図ることが必要との考えを示していた。
 東電は、燃料取り出し作業が行われている4号機建屋オペレーティングフロアの線量低減対策も実施する。3号機からの放射線を防ぐ遮蔽(しゃへい)パネルを4号機建屋に設置する。施工時期について、小野明所長は「できれば年度内に終えたい」との考えを示した。

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