イスラエルの子どもたちが
ガザへ発射する砲弾に
「From Israel with love(イスラエルより愛を込めて)」と書いている
写真です。
何も知らないこととはいえ、
残酷な
画像です。
なぜ、ガザを空爆するか。
それにつき、
秘密トンネルの脅威
(下記〔資料〕WSJニュース参照)が
喧伝されているのが
わかります。
あるいは、
硫黄島での日本軍の塹壕での防戦が
彼らのトラウマとして
心に刻印され、
未だ傷跡が残っているのかもしれません。
しかし、そのために
パレスチナのたくさんな子どもたちの命とともに、
住む場所が
奪われたことを
きちんと伝えたのでしょうか。
パレスチナ人たちと気持ちを一つにして、
カナダのモントリオール市では
イスラエルの暴虐に対して
長い、長い国旗を作って
抗議しています。
典拠:George Monastiriakos @MonaHipHop さんのツイート〔5:01 - 2014年7月20日 〕
「From Israel with love」
と記された砲弾は、
ガザ地区に間違いなく届くことでしょう。
しかし、他方、パレスチナを
応援する側は、
どんなに長い旗を作っても
その旗が
イスラエルを覆うことはないでしょう。
それを
考えると、
確かに不公平感があります。
しかし、もし、ユダヤ教に言う神が実在するのなら、
イスラエルのしているジェノサイドは、
決して許されないと思います。
祈りを
捧げても無駄ではないでしょうか。
典拠:CNNニュース*http://www.cnn.co.jp/world/35051115.html
ところで、
パレスチナ旗は、
パレスチナのこの地への主権主張に関わるシンボルです。
したがって、この旗をもって
デモをする意味は、
ガザ地区の主権を認めさせる主張につながります。
この点、
最もイスラエルの世論の激しい反発を予想される行動と言えます。
「皆殺しにあっても構わない。
我々は、屈しない」
という強いメッセージを発したことになると思います。
ちなみに、
パレスチナ旗の掲揚が許さるようになったのは、
ウィキペデアによりますと、
1993年のオスロ合意以来と言います
(「パレスチナの旗」の項目参照*http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%97%97)。
パレスチナ人は、
長い間、
国旗掲揚を我慢させられていたのですね。
〔資料〕
「イスラエル軍のガザ地上侵攻、理由は秘密トンネルの脅威」
WSJ(2014 年 7 月 18 日 16:07 JST)
☆ 記事URL:http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303768704580036573648431234
【テルアビブ】イスラエル政府は、イスラム原理主義組織ハマスのロケット攻撃に対抗するためパレスチナ暫定自治区ガザに対する空爆を始めたとしている。だがリスクの高い地上作戦に切り替えたのは、ハマスがイスラエルに侵入するためのトンネルを掘ったからだ。
イスラエル軍は17日、ガザ南部に近い集団農場(キブツ)付近のトンネルからイスラエル領にハマスの13人の戦闘員が潜入しているのを発見したと発表した。イスラエル軍が攻撃したところ、戦闘員らはトンネルから撤退。その後イスラエル軍はトンネルを爆破した。ハマスは潜入に成功したと、作戦をたたえた。
地上侵攻始まったガザへの空爆
イスラエル軍の元情報部責任者、アモス・ヤドリン氏はイスラエル国営ラジオに対し、イスラエル軍はこのキブツへの大規模攻撃をすんでのところで回避したと語った。また「攻撃用のトンネルの脅威がハマスの最大の脅威かもしれない」との見方を示した。
この件で、イスラエル側がガザ地区からのロケット攻撃よりもトンネルを深刻な脅威と考える理由が浮き彫りになった。イスラエルは防空システム「アイアンドーム」でロケット弾をおおむね防御できているが、ハマスのトンネルに対する有効な対策はまだ見つかっていない。
ネタニヤフ政権時代の駐米イスラエル大使で軍事歴史家のマイケル・オーレン氏は「トンネルがルビコン(決定的な決断の理由)だった」とした上で、「ロケットはわれわれが21世紀型の解決策を持つ20世紀半ばの脅威だが、トンネルはイスラエルが答えを持たない中世の脅威だ」と話した。
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