田中龍作ジャーナルに
タイトルが
「安倍さん、ワーキングプアの住宅事情を知ってますか」という、
かなり衝撃的な内容の記事が
2014年12月17日付で掲載されていました。
☆ 記事URL:http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010467
総務省・就業構造基本調査=2012年によると、
今や20歳~30歳の「有職者」の内、30%が年収200万円未満だそうです。
その収入で、
生活が成り立つのか――。
今は、
親と同居して
生活の破たんを回避しているようです。
若者達にとって
結婚は、
輝かしい将来の夢であるはずです。
しかし、
その夢の成就を思い描けるのは、
認定NPO法人 ビッグイシュー基金の調査によると、
4人の内、
わずか1人と言います。
在日米軍の軍人は、
本人はもちろん、家族1人当たり、
年間1240万円が支給されるようです
(拙稿「『在日特権』て、これか?」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/11d6d8b3a4338a5ceee8ff06a1d9a513)。
皮肉な見方をすれば、
日本国政府は、
家族一人につき、
この程度の金額をもらえないと、
憲法25条が保障する
「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されないということでしょう。
これとの比較で考えたら、
日本政府というのは、
自国民を人間として扱っていません。
僕は、
田中氏の記事を受けて最も、衝撃を受けたのは、
収入に対する
住居費の占める割合です。
―― 収入に占める住居費(家賃)の割合は
・「30%以上」が57・4%
・「50%以上」が30・1%
―― 収入から住居費(家賃)を引くと
・「マイナス」が27・8%
・「10万円未満」が49・9%
とのことです!
この数字の意味するのは、田中氏も指摘されるように、
「2人に1人は家賃のために働いている」
「4人に1人以上が自分の収入では家賃さえも賄えない」ということです。
ワーキングプア―問題は、
放置されながら、
ここまで悪化してしまったということです。
昔、エンゲル係数という
数字を習いました。
この数字の意味するところは、
「家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと」(ウィキペディア参照)でした。
同じ貧困度を示す数値と言っても、
消費支出に占める割合が「飲食費」でなく、「住居費」に転換してしまった
惨酷さが分かりますか。
凍え死ぬが嫌さに
食べるものも食べないで済まそうとしている人たちが
山のようにいるってことです。
この数値は、
政府の住宅政策の明らかな失敗の証拠じゃないですか。
タイトルが
「安倍さん、ワーキングプアの住宅事情を知ってますか」という、
かなり衝撃的な内容の記事が
2014年12月17日付で掲載されていました。
☆ 記事URL:http://tanakaryusaku.jp/2014/12/00010467
総務省・就業構造基本調査=2012年によると、
今や20歳~30歳の「有職者」の内、30%が年収200万円未満だそうです。
その収入で、
生活が成り立つのか――。
今は、
親と同居して
生活の破たんを回避しているようです。
若者達にとって
結婚は、
輝かしい将来の夢であるはずです。
しかし、
その夢の成就を思い描けるのは、
認定NPO法人 ビッグイシュー基金の調査によると、
4人の内、
わずか1人と言います。
在日米軍の軍人は、
本人はもちろん、家族1人当たり、
年間1240万円が支給されるようです
(拙稿「『在日特権』て、これか?」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/11d6d8b3a4338a5ceee8ff06a1d9a513)。
皮肉な見方をすれば、
日本国政府は、
家族一人につき、
この程度の金額をもらえないと、
憲法25条が保障する
「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されないということでしょう。
これとの比較で考えたら、
日本政府というのは、
自国民を人間として扱っていません。
僕は、
田中氏の記事を受けて最も、衝撃を受けたのは、
収入に対する
住居費の占める割合です。
―― 収入に占める住居費(家賃)の割合は
・「30%以上」が57・4%
・「50%以上」が30・1%
―― 収入から住居費(家賃)を引くと
・「マイナス」が27・8%
・「10万円未満」が49・9%
とのことです!
この数字の意味するのは、田中氏も指摘されるように、
「2人に1人は家賃のために働いている」
「4人に1人以上が自分の収入では家賃さえも賄えない」ということです。
ワーキングプア―問題は、
放置されながら、
ここまで悪化してしまったということです。
昔、エンゲル係数という
数字を習いました。
この数字の意味するところは、
「家計の消費支出に占める飲食費のパーセントのこと」(ウィキペディア参照)でした。
同じ貧困度を示す数値と言っても、
消費支出に占める割合が「飲食費」でなく、「住居費」に転換してしまった
惨酷さが分かりますか。
凍え死ぬが嫌さに
食べるものも食べないで済まそうとしている人たちが
山のようにいるってことです。
この数値は、
政府の住宅政策の明らかな失敗の証拠じゃないですか。
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