のんきに介護

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共産党にとって、今回の国民連合政府構想は、“背水の陣”か。背後にある国民愚民視の当否

2015年09月27日 20時09分32秒 | 選挙
佐藤 圭
‏@tokyo_satokei さんのツイートだ。

――共産党の国民連合政府構想は「一党一派の利害得失に立ったものではない」(志位氏)とは思うが、どう転んでも共産党に損はない。形になればよし、ダメでも批判の矛先は民主党に向く。王手飛車取り。民主党からすれば、対応を誤れば存亡にかかわるということ。〔10:22 - 2015年9月26日 〕――

これに対し、

姫井二郎‏@himejiro1971 さんが

――少し違うと思う。来年の参院選の改選は共産は3議席。どう転んでも躍進するはず。しかし、この提起が実現しなければ、野党への失望がひろがり、共産党も痛手となる。王手飛車取りどころではなく、日本の政治の危機に対する背水の陣だと思う。 〔23:57 - 2015年9月26日 〕――

と異論を述べておられる。

はる 参院本会議採決情報部 @harunosippo さんは、

この異論と似た立場で

次のようにコメントされていた。


――選挙協力が実現しなければ民主党は現有議席を大きく失います。そうなった場合、そこで失われた議席の多くは自民、公明が取るでしょう。その結果として自公の議席増が濃厚です。絶対安定多数もありえます。このことは民主党の人たちもよく知っているはずです。〔14:14 - 2015年9月26日 〕――

この見方は、

この前の衆院選の結果を彷彿とさせる。

僕は、実は、

この選挙のときから

インチキ選挙を疑ってきた。

(民主党に幻滅した人が自民党に投票する)

という推理、

耳元で金属とガラスを擦り合わせるような

何とも耳障りが悪いのだ。

そもそも、民主党が自民党に瓜二つに見えるから、

前回、民主党離れという現象が生じたということだった。

その際、

「民主党は、自民党とそっくりだ」

という判断がどうして

「だったら自民党に1票を投じよう」

になるのだろうか。

多少なりとも合理的説明するとすれば、

民主党への

失望がパニックを招いたということだろう。

宿泊先の旅館で

火事に遭遇し、

本来なら逃げていくべき方向と反対に駆けだす

事態を招いたというようなものだ。

しかし、そんな、

自ら丸コゲになるような

ところに突っ込んでいくほど、

知性を失いうるか。

あまりに突拍子もない推測だ。

にもかかわらず、

インチキ選挙を疑わない人たちって

この考え方を受け入れている。

そうして、

米国でインチキ選挙の情報が入っても

日本の官僚たちは、

それに手を出さないと

何の根拠もなしに信じるわけだ。

その上で、

「インチキだと言うのなら、証拠を出すべきだ」

と主張する。

しかし、不正選挙の問題は、

選挙犯罪を暴こうという話ではない。

どうもプログラミングで

選挙を左右できそうだからITに依存するのは

止めようと言っているだけのことだ。

予防的発想ができるなら、

万に一つもあるかもしれない不正選挙を避けるため、

手作業で開票する作業に戻すことに

何を躊躇うだろう。

思うに、

不正選挙を支える感覚的基盤には

上に見たように、

たとえば、パニックに陥りやすいといった

民衆に対する

「愚民視」があるようだ。

この「愚民視」とは何かにつき、山崎 雅弘 @mas__yamazaki さんが

非常に優れた考察をしていらっしゃるようなので紹介する。

――一人に一票しか与えられない「選挙」で、あらゆる政治的な意志表示が可能であるかのような「選挙万能論」と「選挙信仰」を語る人は、市民の動向で政治が変化することを怖れる。大衆を愚民と見なす「権力者に都合のいい思考」に身を委ね、愚民より悪政の方がまだましだと諦観して、現状維持に手を貸す。〔18:00 - 2015年9月27日 〕――

今回また、上述のような、民主党と共産党が大同団結に

失敗するお話が

まことしやかにに権力に都合よく出来上がっているのを見て、

嫌な予感がしている…

どうしても

共産党の本気度が読めないなら、

党名変更を迫っていいかもしれない

(masaya[09マニフェスト再び] @tomaruseiya さんのツイート〔15:23 - 2015年9月27日 〕参照)。

別に、その程度のことで

交渉決裂ということはないだろう。

確かめるべきは、

共産党の

「このまま日本の文化を、経済を、そして秩序を安倍某の思うがままに破壊させない」

という心意気だ。

その思いが民主党にもあるなら、

気持ちは通じ合うはずだ。


〔資料〕

「覚悟がないなら解党しろ【野党共闘】」

日刊ゲンダイ(2015年9月28日付〈26日発行〉 )


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