のんきに介護

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日刊ゲンダイ / 「ベア最高水準は朗報なのか」

2015年03月21日 10時48分48秒 | 経済生活
マスコミがとってつけたように

「過去最高額の妥結相次ぐ」

と騒いでいるらしい。

しかし、過去と言っても

「職種別賃金決定方式」になって以降の話と言う

(下記〔資料〕参照)。

すなわち、2002年以降だ。

ちなみに、

過去最高と騒がれるトヨタでさえ、

組合員平均の賃上げ率は、

定期昇給分を合わせても3・2%。

消費税率アップ分の3%に毛が生えた程度だ。

怖いのは、

“高額ベアー”に応じた

巨大企業の下心だ。


安倍政権は、

今国会中に一生ハケンの若者を激増させる

「派遣法改悪」、

何百人もの労働者を

残業ゼロの裁量労働制の網にかける

「労働基準法改悪」

を成立させるハラだ。

さらに秋に提出するつもりでいる

「首切り自由化法案」が

さらなる追い打ちをかける。

財界から見て、

そのような人件費カットの悲願達成のために

我慢する算段だ。

見返りがあるので、

安倍某に協力しても損はないというわけだ。

非正規雇用の平均年収は

167万円。

日刊ゲンダイの記事によると、

正規雇用の給与も

規制撤廃後は、

その低水準に近づくとのことだ。

そう見て

間違いないだろうな。

なのに、

労組の相原康伸金属労協議長は、

肯定的に評価している。

労働者は、

メディアも労組も

安倍某の味方と言う

厳しい現実を

しっかりと見なければならない。


〔資料〕

「ベア最高水準は朗報なのか」

   日刊ゲンダイ(2015年3月20日付〈19日発行〉)


典拠:KK‏@Trapelus さんのツイート〔20:41 - 2015年3月19日


典拠:同上



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