あなたは、安倍某等が好むサイコロ一個のために、あなた及びあなたの子孫を滅ぼす覚悟がありますか。

れっどゴルゴ‏@RedGolgo さんのツイートです。

――自民党細田幹事長代行によると、行き場のない高レベル放射性廃棄物がサイコロにして1億2700万個分もある。即死レベルの放射線を放つこの物質は、50年間冷却した後、地下300ｍ以上で100000年間も保管しなければいけない。 〔12:40 - 2014年12月23日 〕――



ポケットに入れて、

国民一人一人が国外に運び出せばいいんだというのが

話の要点なのでしょうか。

しかし、触れば

即死レベルなんでしょ？

どうやって、

運び出すのでしょうか。

太平洋戦争中、

「一人一殺」とか言って、

特攻隊志願が強要されました。

「永遠のゼロ」

という剽窃小説を元に製作された

映画があります。

唯一、

嘘ではないシーンとして

「特攻志願兵」

が指名される場面が描かれています。

指名に

強制性が伴えば、

「特攻隊は志願に基づいた」

という言い草の

虚構性は

明らかです。

実際、

強制性は、

「振武寮」の存在が

示しています。

サイト「 Transnational History 」に

――陸軍では特攻隊員として出撃したが、何らかの要因により攻撃に至らずに帰還した特攻隊員を、死んだはずの軍神が生きていてはおかしい、ということで人目につかないよう秘密裏に「振武寮（しんぶりょう）」に隔離した――

という歴史的な事実が特集した

NHKスペシャル「学徒兵　許されざる帰還　～陸軍特攻隊の悲劇～」を紹介しています。

☆　記事URL:http://d.hatena.ne.jp/dj19/20090420/p1

上掲サイトには、

NHKの番組で脱落していた

元第六航空軍　倉澤清忠陸軍少佐の証言の証言が

最後に書き出されています。

こういう内容です。

「多くの隊員を出撃させたので、恨みに思われるのは仕方ないし、遺族からも反感を買っているので、いつ報復されるかわからないと、夜も安心して寝ることができなかった。80歳までは自己防衛のために、ピストルに実弾を込めて持ち歩き、家では軍刀を手離さなかったんです。」

この証言、

“志願制”という建前が、

いかに事実からかけ離れた想定であるか

証して余りあると思いました。

しかし、原子力の廃棄物を巡って、

また同じことが繰り返されるんじゃないか、

すなわち、

神話に生きることを強要される日が

やってくるのではないかと、

自民党の細田さんの屁理屈を読みながら

感じました。