のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

おうい雲よ

2011年04月03日 12時44分38秒 | Weblog
放射性物質が拡散する態様について

政府は、

「軽はずみな表現で不安を与えたり、

逆に変な安心感を与えてはいけない」(枝野官房長官発言)とのことで、

目安になる数値をこまめに発表してません(注)。

しかし、汚染範囲は、拡大し続けています。

参考になるデータとして

オーストリア政府が

IAEA(国際原子力機関)の協力を得て

シミュレーションを行っています。

下図が4月2日現在のものです。





今後もまた、最新のデータを知りたくば、

次のサイトにアクセスして下さい。

ZAMG

「neue informationen」という欄にある

「fukusima」の項目で最新の日付のものをクリックすれば、

上のような画像情報が得られます。

なお、ドイツの気象庁もHPで今後の拡散予想をしてます。

この予想図を見ると、

愛媛当たりの日本の工業製品さえ輸入制限がかかるのも、

ただの“風評”のせいと

決めつけてばかりはおれない問題であるのが分ります。

URLは下記の通りです。

http://www.dwd.de/


(注) 日本は、ただ、まったく数値を出していないというわけではありません。

原子力安全委員会が3月23日、発表した

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の

試算結果というのがあります。

参考までに、掲げておきます。

これによると、

1000ミリシーベルトを超える範囲が

半径30キロメートル以遠にさえ伸びていることに驚かされます。



出典は、4月1日刊「週刊・金曜日」所収、伊田浩之氏の論稿です。

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