
22171kmで施工。5/30~31のメンテです。
1号機であるK2アドレス、再登録してふたたび路上へ。それに伴い前後のタイヤを交換しました。ニュータイヤは値段優先で台湾製のGUMONDER。

前輪は購入当初から装着されているV100標準IRC アーバンマスターMB520。摩耗しないのに任せて引っ張りましたが、ひび割れが凄い事になってます。製造年月日を確認すると2000年の第8週!? ば、ばかな・・・2002年製造のアドレスにその2年前のタイヤが履かされているなんて・・・ ・・・つまり売りに出すにあたって古い溝有りが装着されたということに。なるほど硬化して減らないわけです。そこを見落としていたなんて反省する他ありません。

序でにアクスルシャフトやブレーキキャリパーを清掃・グリスアップ。この序での整備が、気持ちいいですよね。

スピードメーターケーブルも古いグリスを洗い流してグリスアップ。

リアは2008年10/9に15000kmで替えたダンロップD306。インターバルは4年半7000km。センターの所々が消えていますが、まだ通常使いで怖い思いをしたことはありません。ただ、ここから減りが早いんですよね。そして雨でも降ろうものならズルッといくのも間近かと思います。前回はそういう怖い思いを頻繁にし出して慌てて替えた覚えがあります。

リアも同じく別メニューのメンテナンス。V100のリアタイヤ交換はエアクリーナーボックスとマフラーを外さなきゃイケナイのが面倒だしその都度換えるマフラーガスケットが勿体ないです。マフラーの下部が錆を呼んでいたので再塗装します。

こちらも序での ブレーキ周りの清掃・グリスアップ。V100の場合、特にブレーキカムはしょっちゅうメンテしたい箇所なので落ち着きました。

リアはバルブが終わりました。タイヤ交換に際して指で押して確認したらヨロっと折れて空気漏れ。迷わず交換。

KITACOの2個入りガスケットが早速役に立つとは。

前後交換し終えて完全リフレッシュ。パターンは大胆で溝が広く深く、ビード出しで 膝で押し潰す時 その溝に肉が挟まれて難儀した程です(笑 でもちょっと期待を持ちたいパターンデザインです、水捌け良さそうで。新品である事が一番大きいというのをさっ引いても柔らかいと思います。

後の新品バルブ。それにしても3.5インチはパワーとコツが余計に要りますね。今回もなかなか入らない、ビードは上がらない、結局時間掛けて格闘した末、漸くコツを掴んでゼェゼェハァハァ・・・2本目は5分程度でサクッと入れられて拍子抜けしたんですが、また次やる時は忘れて格闘するんですよ 多分。

テスト走行とインプレッションです。なんと言っても乗り心地が素晴らしい。考えてみれば前輪は初めて新品タイヤを装着した状態になるわけですが、「これがV100本来の力かっ!?」というくらい驚きのポテンシャルアップです。GBのK300からTT100GPに変更した時同等の改善状況。勿論段差や荒れた路面を走破する際も格段にショックを吸収します。K3アドレスの方も新品タイヤで全然摩耗してないんですが、恐らく交換から1年以上まともに走ってないだろうからタイヤが硬化していて、本来の能力には程遠いんだろうということが伺えます。オマケにロードノイズも無くなって静かになった。苦労して換えたけど、充分報われました。
ただ換えたばかりで制動力は滅茶苦茶落ちますね。GBにTT100のフロントを入れた時は制動力が上がったんですが、こちらは皮むきが終わるまでは慎重に走らせてねという定石がまんま体感できました。交換後100kmは気を付けてと注意書きがありますが、私の体感では約20kmを前に制動力が上がってきました。
それにしても駆しっていて気持ち良いです。ハンドルと前カゴが無い分圧倒的に軽快ですから、K3アドレスとも味付けを異にして自己満足しています。マフラーが静かでそれに合わせるようにロードノイズも無い。加えてこの軽快感ですから、出動機会は圧倒的じゃないか!? と思われます。行くぞアドレス初号機、ふたたび路上へ!