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ステムを戻しました



梅雨の 曇り空の下。

日射しが無いから暑くなく、空気は湿っていて冷たい。この感じ、暑いとか寒い日程インパクトは無いけど、サイクリストなら誰もが記憶の奥に留めていて、不意に思い起こされるシチュエーションですよね。曇り空の下 一人自転車に乗っている風景、なんか覚えあるわぁ。

標準の70mmからグランジの45mmに変更してご満悦だったんですが、梅雨で走れない事も多々あろう この機会に遊んでみるかと戻しました。勿論ワケはあって、極短距離を走ってる分には調子良いんですが 距離が20km以上になるとお尻が痛くなるんです。上ハンを持つ時間が長くなるからお尻に荷重が掛かるわけで、意識して下ハンを握ることで回避は出来ます。それとて30km以上になるとキツくなる。というのも朝ポタで30km以上走ろうと思うとフラットな道ばかり走りますから。だからといって下ハンばかりだと元々の懸念である首の痛みが出ます。グランジの45mmを着ける場合、ステムチューブの絡みでこれ以上高さを上げられないんです。ライザー咬ませば上げられますが、今度は高すぎる。結局今のままだと短距離の朝ポタなら大丈夫でもサイクリングには出られない。サイクリングなんて全然行ってないんですけど、これじゃあ私のスタイルじゃない。その上で、セッティングの特性が理解できた今なら標準のステムで何とかなるんじゃないかと期待して戻してみました。

グランジでは5mm×9枚のスペーサーを使用してヘッドパーツからトップキャップまで約9.6cmでしたが、標準に戻すにあたってざっとサドルに合わせスペーサーを7枚に減らしました。それでもチューブスペーサーが入るので11.6mmと2cm高くなりました。そして距離が25mm長くなる。さて、以前やったこともあるこの状態で改めてポタリング。

先ず上ハンで視界が開けました。2cm高さが増したので必然ですが、顔が上を向いている事が解ります。首が楽になるでしょうね。そして距離が前に延びた分お尻への荷重がハンドルへ。手は伸びきった感じでありつつ荷重も掛かってます。明らかにお尻への負荷は減ると予測。

感覚的には上ハンドだとやや高いという意識。これが下ハンに持ち替えるとやや低いという意識に変わります。ドロップ110mmだったB132への興味が頭を過ぎったりもしますが、忘れる事にしましょう。素直な感想としては楽でして、元に戻す方向で良いんじゃないかと思いました。

デメリットはハンドルが全般にフラフラすることですね。まあ短くした時クイックネスが早速のお気に入りでしたからねぇ。特に感じるのは登坂で下ハン握ってえっちらおっちらしてる時は落ち着かないです。ただ最高のメリットであるコーナーリングでのキレも失ったわけですが、それも含めて困るレベルではありません。

今日は郡ダムを抜けて岩瀬まで行き、帰りも坂をモノともせず郡ダム経由しました。帰路は強い向かい風の洗礼を受けるというオマケまで尽きまして下ハンを握ってる機会が多かったと思いますが、嘗ての懸念であった首の痛みはありません。勿論お尻も痛くなくてこっちの方がベストなのを認めないわけにはいきません。結局ステムハイライザーもグランジのステムも無駄な買い物ってことになってしまいますが(苦笑 実際に使ってみたからセッティングの特性が理解できたと思ってますけど。思ってますけど!

まあ身体が出来てきたというのもありますよね。それと背中に張りを覚えたので、今まで使わなかった筋肉があり 前傾になることで使う事になるみたいです。運動になるので勿論歓迎事項ですし、そう言えば長距離サイクリングでは背中が痛くなるもんでした。

上ハンが高い意識はあるので、次はこのまま少し下げてみようと思います。「ソノマのサイズが合ってない」なんて前言は撤回しなければいけないかもしれません。まあ乗り方・使い方次第なんですけどね。

走行時間 2時間7分53秒
走行距離 37.49km
平均速度 17.5km/h
最高速度 40.9km/h
消費㌍値 440kcal
6月積算  80.00km 2日
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