
30957kmで施行。
特に悪いところもなかったのでチェックしてなかった駆動系。ゼロ発進から加速は良く、最高速まで一切谷間もないK3アドレスなんですが、一体どんな仕様なんでしょうか? 今、白日の下に。

K3から騒音対策で取り付けられたカバーを外しますと、アルミのクラッチケースが腐食してました。K2までの様に塗装してないんですね。吸音材であろうスポンジがカバー内側に敷き詰められてるんですけど、これは空気中の水を吸いますよね。恐らくそれが原因で腐食したんでしょう。販売続行の為急遽施した延命対策なんでしょうけど、これはなぁ。スポンジも一部崩壊が始まってました。

ケース内はベルトカスが少々。家に来たのは29797Kmなので走行1160km。多分前オーナーが付け替えてからの、距離相応のカスだと思います。ベルトはKITACOのケブラーでヘタれもなく幅も残17mm。プーリー・フェイス・白いスライドピースも綺麗で交換されてると思う。クラッチはスズキ純正で、これも交換されてるみたいに綺麗でした。

そしてウエイトローラーが全部6.6g。肉も薄いですね~。加速が良いのに最高速も落ちてないから クラッチは強化系に変えてるかと思ったんですが、変更点は長いベルト・恐ろしく軽いWR そして初期型のマフラーですか。WR軽くして加速up、ベルトを太く長くして最高速を補ってるってところかな? でもなんでここまでWRを軽くした様を一般に聞かないんだろう? 正直音は煩いけど、平地は勿論登坂でもレスポンス良くグングン加速するし 実用的なセッティングだと思うんですが。
とまれケース内をお掃除してグリスアップ、元通り組み直してメンテ終了です。サクッと組んじゃったけど、プーリー周りをしっかり確認しておかなかったのが悔やまれます。純正や同等品と思ったというのがあるんですが、組み間違いしないようせっせと組んでたら写真取り忘れちゃったんですよ。まあこれで不安はなくなりました。