秋田県での4~5歳時の記憶のもう1つは・・・どなたでも経験があるとは思いますが私だけかもしれません。
それは記憶と言うよりも「感触」の記憶というべき事です。
国鉄花輪線の湯瀬温泉駅は川沿いの温泉郷より小高い所にあったようですが、そこで遊んでいた私が「うんこ」をしたくなって慌てて六助旅館に帰ろうとしたその時、温泉街に通じる下り坂を勢い良く降りていったのも助長したのかも知れませんが、もう期は熟して爆発寸前になり道路の横の窪地にしゃがみこんで「ぱんつ」を下ろそうとしたその瞬間・・・果てしなく堤防が決壊して張り詰めていた痛みと緊張感からいきなり快感と平和な気持ちが訪れたのですが・・・数秒後生暖かくてどっさりと重たいものが「ぱんつ」のなかでもっこりと威張りだしました。
半ズボンを穿いていた私はどうしようもなく、とても恥ずかしい気持ちで一杯に成りとぼとぼと言うかモコモコと歩いて六助旅館の母を目指して帰った生暖か~い体感記憶をこの年に成ってもおぼえています。
小さい頃の記憶とは何処まで本当のことなのか良く解りませんが、多分体で覚えたり体感できたものは死ぬまで残りそうな気がしますが、皆さんは如何ですか!