PPK(ピンピンコロリ)-3
最近の出来事にPPKの生の見本のようなケースがありました。
私のサロンに自力でご来店頂いている最高齢の 『 素敵なお婆ーちゃま 』 で95歳になられます、押し車を押して来られるのですがきっと今回で最後の様な気がしました。
それは今までに無い現象が起きたからです、電話を頂いて 「今から行くからね」 とこちらの返事も聞かずに切られてから待つこと1時間 … …
ご近所の奥様がわざわざ店まで来られて 「○○さんのおばーちゃんがパーマをかけにいくんだ」と言われて隣の棟の角で座っているので 「お迎えに行かれては‥」と言いに来て下さったので直ぐに駆けつけて見ると、やっとかっと歩かれているではありませんか、しかも今まではそれ程目立たなかった右膝がくだける歩き方は傍目にも苦しそうです。
ここで注釈、背景をお話します、このおばーちゃまは20年程前まではこの団地でも際立った 『 おしゃれさん 』 で皆さんの憧れの的で‥「私も年をとったらあんなお洒落なおばーちゃんになりたい」と言わしめた方でした。
品が良くてセンスもよく、この地区のリーダー的役割をされて、色々な事に長けていらっしゃったようでした、やはり元気でエネルギーの高いチャレンジ精神の旺盛な方だからこそ今でも自力で歩きたがるのですね。
何か手を合わせて拝みたくなるような気さえします。