ヌチドゥタカラ「命こそ宝」

ヌチドゥタカラとは、沖縄の言葉で「命こそ宝」の意味。脱原発と反戦。命こそ守らなければならないもの。一番大切なもの。

12月11日、首都圏ネットワーク第2回一斉 アピール行動

2021-11-11 13:10:31 | 日記
東海第二原発差止訴訟で、水戸地方裁判所は、今年3月、
「避難計画策定が難しいので、原子炉を運転してはならない」との判断を下しました。
しかし、被告の日本原子力発電(株)が即日控訴したので判決は確定されず、
裁判はこれから東京高等裁判所で争われます。

時間は容赦なく流れ、今年もあと2ヶ月で終わろうとしています。
今までの各地の原発再稼働の流れから見て、
来年の秋に予定されている原発再稼働のための試運転が
そのまま営業運転に持っていかれてしまう可能性も、おおいに危惧されます。

日本原電、各地方首長、日本政府に東海第二原発再稼働反対の声を届け
市民の皆さんに原発の危険性を伝えるため、
東海第二原発いらない!首都圏ネットワークの第1回一斉行動が、9月11日に、
のべ600名が参加して46地域で開催され、声を上げました。
福島県、新潟県、青森県でも 参加されました。

1回目のアクション実施を土台に、
12月11日午後2時から1時間の予定で、
第2回目の一斉行動を開催することになったのです。。



趣旨に賛同して、 12月11日に開催して頂けるグループや個人の皆さん、
場所と時間を連絡してください。
事前告知宣伝のための一覧表を作成公開します。

趣旨に共鳴していただければ、日本中どこからでも、
いや世界中どこからでもネットで参加とかできると思います。
誰でもどこでも、一人でもできるのが、一斉アピール行動で、
県民市民の原発反対の意思を可視化するというのがこのアクションです。

1人でも多くの賛同の仲間が増えることを願ってやみません。
皆様、ぜひご参加ください。

東海第二原発 運転差止裁判一審判決

2021-03-14 07:12:54 | 日記
東海第二原発 運転差止裁判が 9年間にわたる闘いの結果の一審判決が 3月18日14時30分から言い渡されます。多くの皆様にご参集いただき、水戸地裁を囲みたいと思います。

13:30 原告・賛同人水戸地裁集合
     14:30 判決言い渡し
     15:30 記者会見(常陽芸文センター)
判決言渡しの後、常陽藝文センターで記者会見と訴訟団集会が開催されます。
受付は15時から。会場は300人収容。 コロナ対策をとって開催されます。
また、メディア活動支援機構「BOTTOM UP! CHANNEL (β)(ボトムアップチャンネル)」を立ち上げた遠藤大輔さんが生配信をしてくださいます。
当日参加できない方は、 ぜひ視聴してください。
以下遠藤さんからのお知らせです。  
THE 報道LIVE! #2 東海第二原発 運転差止訴訟第一審判決! 現場から生配信します!18日のウェビナー視聴申し込みリンクは下記です。あまり日にちがないですが、なるべく多くの皆様に、拡散していただけると助かります。
https://mso-live2.peatix.com/
チケット(1,000円)を入手してイベントに参加して下さい!
東海第二原発運転延長を描いたドキュメンタリー「恐怖のカウントダウン」(30分)の上映後、ビデオジャーナリスト・遠藤大輔が、水戸地裁現地から判決の模様をライブでお届けします!老朽原発の再稼動について、裁判所はどう判断するのか? 今後の行方は? 判決後に行われる記者会見までをフォローする予定です。マスメディアがあまり報道してこなかった、東海第二の危険性について、警鐘を鳴らしたいと思います。
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遠藤大輔  Daisuke Endoメディア活動支援機構プロデューサー
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映像で社会のボトムアップを目指すビデオジャーナリストの放送局「BOTTOM UP! CHANNEL (β)(ボトムアップチャンネル)」好評配信中! https://www.youtube.com/user/DropOutTvOnline
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シンポジウム・アーカイブ

2021-02-09 08:31:49 | 日記
脱被ばく実現ネット主催のシンポジウムが2月6日、開催され、松田文夫氏の講演と井戸謙一弁護士との対談もありました。3.1判決せまる「子ども脱被ばく裁判」での放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現もありました。OurPlanetTVからのライブ配信があり、こちらのURLでアーカイブが視聴いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=AfTEmUAJzf8


原子力災害時の避難時には、避難者に対するスクリーニングに際して13,000cpm以上の体表面汚染がある場合は簡易除染をした後、甲状腺のさらなる検査をすることになっていたのです。けれども、福島では基準が10万cpmに引き上げられ、10万cpm以上の 汚染があっても、 衣類を廃棄するようにビニール袋を渡しただけで、名前も記録も残されなかったことを、関西へ避難した菅野みずえさんが 証言しておられます。FOEージャパンの「福島ミエルカプロジェクト」で視聴できます。https://www.youtube.com/watch?v=_CztCKtlTag&fbclid=IwAR3e9Q3Yn7T505te3nhMN-2DHDfTt1Gt2VcAQqILMObdBeCDChhDSNHjpTs

この数字の捉え方についても、井戸弁護士さんが 詳しく解説してくださっていますのでぜひ、 ライブ映像をご覧になれなかった方は、アーカイブをご覧になってください。

アーカイブを見ていただくと、松田さんのご指摘されている20ミリシーベルトの問題が、福島の問題に限定されるものではなく、原発事故が起きたときの、 避難の問題に大きく関わってくることが理解できると思います。
以下は 松田さんのスライド3ページの記述です。
1. 緊急時被ばく状況の下限が撤廃され、20mSvの根拠がなくなった
裁判に利用価値あり
2. 「しきい値を持たない」が明記されていない
3. 現存被ばく状況の長期目標値(1mSv)が明記されていない
4. 福島事故の経緯が誤認されている
5. 甲状腺がんの調査範囲と原因が誤認されている

いばらき未来会議発足記念「松田文夫講演会」

2020-10-14 13:03:02 | 日記
私たちは今年9月,「いばらき未来会議」を発足させました。
 原発のない安全な明るい社会の実現を目指す市民の活動体です。
発足を記念して「松田文夫講演会」を開催します。
 

東海村では,住民の意見を聞くこともないままに,東海第二原発の再稼働に向けての安全対策工事が着々と進められています。
 再稼働に対する県民の意思を可視化しようと,9万人近い県民が県民投票条例案の請求をしましたが,県議会はこれを否決してしまいました。
 いばらき未来会議は,原発廃炉を目指す市民運動グループの繋がりを強め,県民投票の署名活動をした人たちと連携して,原発NOの声を大きく上げていきたいと考えています。
今回の発足集会は,原子力規制庁の不正調達を告発された松田文夫氏を講師にお招きし,福島の汚染地区の住民が20mSvの被ばくの限度に基づき帰還を強制されている法律無視の実態についてお話を伺い,原発の非人道性と
諸問題,再稼働について,皆様と一緒に考えたいと思います。  
    ご参加いただきたくご案内申し上げます。

11月15日(日)13:30開場14:00~16:00 
ザ・ヒロサワ・シティ会館 分館9号集会室
水戸市千波町東久保697 029-241-1166
共同代表 乾 康代・曽我 日出夫
事務所 300-4104土浦市沢辺792ともいき舎
荻 三枝子 080-5496-6261   zill_1@msn.com
小張 佐恵子 090-9108-0464   saekoobari@gmail.com



東京新聞茨城版 2020年8月3日記事 抜粋

私が東海第二の再稼働に反対するのは、恩知らずのそしりを免れないかもしれない。しかし、原子力規制委員会に申請中の特定重大事故等対処施設(テロ対策施設)が審査に通ったとしても、再稼働は容認できない。 規制委は、新規制基準を満たしても絶対的な安全性は確保できないと公言しており、事故が起きる可能性はあるからだ。
 原発事故が起きるとどうなるかは、福島の状況を見れば分かる。
 福島の住民は、積算放射線量が年間20ミリシーベルト以下になれば強制的に帰還させられ、被ばくさせられている。一方で原子力基本法は、原子力事業者に原子力施設の外側を年間1ミリシーベルト以下にするよう義務付けている。どこを探しても20ミリシーベルトまで被ばくして良いとする法律はない。福島では、国が率先して法律に違反していることは明らかだ。
 原電に所属しながら再稼働に反対するのは難しいだろうが、年間20ミリシーベルトのおかしさについて声を上げたり、福島の汚染地区を元通りに戻す手助けをしたりすることはできるはずだ。
 再稼働を進めたいのなら、まずは汚染地区に強制帰還させられている福島の人々に寄り添う姿を見せてほしい。かつて親切にしてもらった原電の皆さんに、心よりお願いしたい。
                  (聞き手・宮尾幹成)
松田文夫氏
プロフィール
1948年 東京都豊島区生まれ。
71年東京大工学部卒業。鉄鋼メーカー、旧原子力安全・保安院を経て、原子力規制庁技術参与。核燃料物質の輸送に関する安全審査などに携わった。
2018年2月「内部告発てんまつ記: 原子力規制庁の場合」出版。
2020年3月退職。
2020年5月「告発・原子力規制委員会−被ばくの実験台にされる子どもたち」出版。


いばらき未来会議 設立趣意書
 世界ではいま、再生可能エネルギーへの大胆なエネルギー転換への流れが加速しています。福島第一原発事故を起こした日本は、この事故から真摯に教訓を汲み取り、原発のない平和で明るい未来を拓き、安全な社会を目指していかなければなりません。 
 ところが茨城県では、東海第二原発が再稼働されようとしています。
 私たちは、原発は廃止すべきと考えます。そこで、原発再稼働問題に関する情報を多くの市民に提供し、互いに学び活動する場づくりを決意しました。
 再稼働に反対する諸団体と連携・協力し、反対運動を盛り上げていきます。
 私たちは、政治家に対して原発廃止に向けたさまざまな働きかけをしていきます。県知事や県内外の政治家に面会を求め、私たちの考えを訴え、さらに、国会で議論を起こすよう関係の国会議員へ働きかけます。
 県知事選挙をはじめとする自治体選挙や国政選挙へも取り組み、県民、国民の立場に立ち、原発廃止に真摯に取り組む自治体首長や国会議員の実現を目指した活動をします。
 原発の廃止は、エネルギー政策に留まらず、私たち市民のこれまでのライフスタイルを問う問題でもあります。原発廃止を確かな流れにするために、これらの問題の検討や活動にも取り組んでいきます。
   多くの市民が私たちの活動に参加することを呼びかけます。