ヌチドゥタカラ「命こそ宝」

ヌチドゥタカラとは、沖縄の言葉で「命こそ宝」の意味。脱原発と反戦。命こそ守らなければならないもの。一番大切なもの。

「AKI-OKA愛藍展」

2020-10-12 07:49:09 | 日記
このたび、具象彫刻家小張隆男と服飾デザイナー小此木祥、ニットデザイナー伊藤直孝他が「ものづくりの街2K540アキ・オカ アルチザン」で初のグループ展「AKI-OKA愛藍展」を開催いたします。
皆様ご存知の通り、会場2K540アキオカは秋葉原と御徒町間のJR高架下で、地域活性化を目的に作られた、アトリエショップが並ぶモノづくりの街で、円柱がダイナミックな幻想的空間です。





小張は昭和会展や神戸具象彫刻大商店での受賞歴を重ね、「横綱千代の富士像」や宝篋山山頂「忍性像」などの肖像彫刻で評価を得ていますが、鷹や梟、猫などの、動物への愛情あふれる作品を並べる予定です。
小此木氏は、藍布の魅力を最大限に引き出して生かすデザインで知られるデザイナーとして活躍。第25回ICOM国際博物館会議京都大会に出店するなど、国内外での幅広い活動がうかがえる作品を展示します。
伊藤氏は東京大学大学院理学系を卒業後、編み物の世界に転身した異色の経歴を持つ方です。東日本大震災の被災者支援でのニットカフェ開催で少数派の男性が感じた居心地の悪さを解消すべく「男子ニット部」を主宰し、牽引しています。佐倉編み物研究所所長。
ニット男子部部員からは小川陽介・佐藤和浩・佐藤純一・杉田昌隆・津曲健仁・安井悟・渡辺晋哉の各氏。
絵プラス文字による独自の表現を目指して活動する絵十文字屋(えどもじや)まみすけ。(茨城県牛久市在住)。
彫刻から染織や銀工芸などに活動を展開する小張佐恵子も出展します。

ぜひご来場下さいませ。




コロナウィルス対策

2020-03-01 13:18:02 | 日記
免疫力アップ対策について

コロナウィルス事件によって、日本政府が国民の命と健康を守るための有効な手立てを最優先に図る意思を持っていない事が、明らかになりました。
 これは今に始まったことではありません。
この9年の間、政府は一貫して被曝の影響を無いものにするための努力を惜しまないで隠蔽に明け暮れていました。
 東日本大震災によって福島原発事故が起きた時、「自分と家族の命は自分で守らなければならない」と覚悟したことを思い出します。

被災当事者は家族同士友人同士が分断させられ、実際の被害以上の苦しみを味あわされ、孤立してきました。 
この間被災地以外の人々はますます無関心の度合いを深め、人々の苦難に知らんふりを続けてきました。そのツケが自分たちに回ってきたのが、今度のコロナウィルス感染問題ではないでしょうか?
また、宇宙の叡智がグローバル社会のマイナス面を明らかにすることで、人間の目を覚醒させるために為している事態かもしれません。

とは言え、手をこまねいているわけにもいかないので、自衛手段について書き留めておきたいと思います。
 放射能被曝に対する影響軽減とウィルスなどの感染症対策は自らの免疫力を上げるという点で、一致共通しています。

生活面における対応と手当て。摂取する栄養や飲食物における注意点の2つに分けて書かせていただきます。

生活と手当て
●感染元のウィルス(放射能も同じ)から遠ざかる。
 人混みや閉鎖空間に近づかない。鬼は外=換気することでウィルスは死滅するとのこと(ウイルスの多くは、外殻(エンベロープ)に覆われたボール状で、外側にトゲ(スパイクタンパク質)をたくさん備えていて、コロナウイルスでは、トゲのタンパク質が健康な細胞の表面の受容体(レセプター)にとりつき、そこから細胞内に侵入。侵入したあとは、増殖するためRNA(生命設計図)を駆使して細胞内の材料で自らのコピーを大量に生産、それらが細胞の外に出てさらなる増殖へと拡大を続ける。ところがコロナウイルスの「トゲ」は脆弱で、空気中では脱げてしまう。そのため、咳や痰で排出した飛沫に含まれるコロナウイルスは、1メートルも飛べば死滅してしまう)。

●マスクやゴーグル、メガネで防御する。 衣類に付着したウィルスは洗濯で落とせるが、簡単に洗えないものは1日日光にさらしておけば良いとの事。

●手洗い、うがいを励行。バジルエキス(果実酒用焼酎に乾燥バジルをいれて作る)を薄めてスプレー容器に入れ活用。

●充分な睡眠をとって過労を防ぐ。

●血流を低下させる冷えは大敵。体温を一度上げると免疫力が30%アップするとのこと。毎日42度の熱めの湯船に10分以上浸かって身体を温める。湯たんぽや小さいアイロンなどを使う温熱療法が有効。お灸やこんにゃく湿布などの手当ても良い。(詳しくは小張までお問合せ)。

●適度な運動で血流を促す。深呼吸で肺機能を高める。ビタミンDを増やすために日光にあたる。

栄養や飲食物
●バランスの良い食事で十分に野菜を摂取し、ビタミン(A・C・E・D)、ミネラル(マグネシウム、亜鉛)を心がけて多く摂る。他にイソフラボン、フコイダン、シナモン、バジル。

●主食は玄米(免疫ビタミン LPSリポポリサッカライドを含有)に。その際二日以上水につけて発芽させる。

●甘いもの、特に白砂糖(身体を冷やし、酸性化させて、ビタミンを浪費する)は避ける。

●冷たい飲み物はNG。温かい白湯で水分補給。

●多食をせず、なるべく少食に。

●腸内環境の改善を目指すために発酵食品を多く摂る。豆乳ヨーグルト、納豆、味噌、甘酒、麹水など。

●意識して海藻をたべる。フコイダンやグリフィスシン、ラムナン硫酸などに、抗ウィルス効果があると分かっている。若くて元気な年代もサイトカイン過剰放出(サイトカインストーム免疫暴走)で重症化するので油断はできないが、それを防ぐ抑制効果が海藻には期待される。

●アルコールは発がん物質で、ビタミンを浪費するので飲まない。タバコは厳禁。

●食品添加物、農薬、界面活性剤などのケミカルな物質を採り入れないように心がけリスクを減らす。

●プロポリス、梅肉エキス、ハーブ(バジルエキス・ティーツリーオイル)などの活用。

サイトカインストーム=免疫暴走
マイクロバイオータが、その本来の居場所から逃げ惑うように移動して行って、行った先に毒素をまき散らし、炎症を起こしていくと敗血症に至る。 そして、臓器の細胞はアポトーシスしていき、多臓器不全で突然死という現象の流れを辿る。
スペイン風の時の世界の死亡率は10%。日本での死亡率は1.6%で、イソフラボンと昆布の消費量の高い地域での死亡率の低さが統計学的記録として残っている。


小張の治療歴
子供時代に大気圏内核実験の影響が疑われる急性腎炎に罹患。その後慢性腎炎に移行して以来、さまざまな病に悩まされてきた。

 茨城に住むようになってから幸運な治療家との出会いがあり、長年の鍼灸治療により健康をほぼ取り戻した。このことから東洋医学の素晴らしさを実感し3.11後は、福島の子ども健康支援の必要から、各種民間療法手当法を学ぶ。


原発反対署名提出報告

2019-12-03 17:38:49 | 日記
皆様にご協力いただきました、原子力所在地地域首長懇談会の6市村の首長あての、
東海第二 原発反対署名4386票を、提出
させていただきました。

 10月11 日の水戸市高橋市長との面談を皮切りに、


11月23日のひたちなか市防災担当者への面談と署名提出実施でようやく一巡りいたしました。
報告が大変遅れましたが、参加者が それぞれ思いの丈を訴えた他、
手紙や資料、参考図書なども手渡しして、意義深い行動になったと思いますし、
今後も各地域の皆さんや担当者の方々、首長さんへの働きかけ、交流のきっかけになったと思います。

署名の主催団体常総生活協同組合のニュースレターに伊藤専務さんが、まとめて下さいました。



リンクから https://www.coop-joso.jp/newsletter/pdf/2019113.pdf  

 非常に印象深かったのは東海村の山田村長さんとの面談でした。
設定時間は大抵30分というのが普通なのですが、1時間にわたって、真摯に耳を傾けて丁寧な応対をしてくださいました。
 その直後の雑誌対談での再稼働容認発言が、あまりの落差が大きかったので、衝撃的でした。
あの後、議員さんや市民が面談を申し入れても、
30分で打ち切って十分な話ができなかったことと比べても、異質な感じでした。


ひたちなか市の面談は地元の井坂あきら市議会議員さん、大久保清美市議会議員さん、荻さんをはじめとした地元の皆さん、生協のメンバー5名で10名の参加者で、市役所の担当者は3名での対応でした。

こちら側の意見に対して一問一答で丁寧にお答えいただきました。

 写真と以下の文章は井坂さんのFacebookからお借りしました。

「常総生協のみなさんが、東海第二原発運転延長・再稼働反対の署名をもってひたちなか市長に対して要請にまいりました。行政側は市民生活部が出席、私は進行役を務めました。双方の意見交換がありましたが、放射能から安全な食を守り、子どもの健康も守りたいという発言は、食の提供をする生協の方々の訴えとして胸に響くものがありました。森山副部長の「しっかり受け止める」旨のコメントもいただいて終わりました。私は選挙でも訴えました通り、再稼働はさせないと改めて決意しました。  井坂 あきら」

再稼働に反対する署名提出目前

2019-10-06 08:23:38 | 日記
東海第二原発再稼働のための工事のため、茨城県の許可がおりて防風林の伐採も決まりました。
東海第二原発を運営する株式会社日本原子力発電発電は、止めよう東海第二原発首都圏連絡会の集めた署名を受け取らず、市民の声を聞こうとしません。

立地自治体の住民にむけた説明会も何度も開かれましたが、アリバイづくりにしか思えません。

再稼働に向けてまっしぐらです。

常総生協が主体となって7ヶ月前に始めた東海第2原発の再稼働に反対する署名ですが、直筆署名3613筆、change.org署名722筆集まっています。

大変遅くなりましたが
10月11日に水戸市の市長さんにお届けし、23日に那珂市市長さんにお届けすることになりました。
30日には東海村村長さんにお届けします。

その他の市長さんとの面談は今調整中です。

10月11日まであと1週間です。

できればもう少し積み上げたいところです。


自主避難者の損害を認めない国

2019-10-03 06:54:01 | 日記
29日東海村で開催された、「JCO臨界事故を忘れない 原子力事故を繰り返させない第20回茨城集会」に参加してきました。

原発事故損害賠償群馬訴訟の原告代表の丹治杉江さんの講演はかなり衝撃的でした。
群馬訴訟は民事裁判として画期的な判決を2017年3月17日に出しており、原発事故における電力会社と国の両方の責任を明確に認めてさせています。
しかし原告への賠償額は極めて微々たるもので、丹治さんに認められた補償額はたった18万円。裁判費用にさえ満たないものでした。それを不当として控訴審が戦われています。

この東京高裁、原発事故損害賠償群馬裁判控訴審で、9月17日事故加害者の国が主張した第8準備書面にたいし、怒りが収まらないと丹治さんは、怒りを露にして意見を述べられました。


『自主避難は、県民の心情を害し、わが国の国土に対し不当な評価となる。自主避難者の損害を認めるわけにはいかない。』「年間積算線量が20ミリシーベルトを超えない地域は健康被害が懸念されるレベルのものでは無い以上、24年1月以降住居に適さない危険な地域であると言う主張は認められない」いうものだったのです。
この国の暴言に対し福島に残った人たちも「頭から湯気を出して怒っている」と丹治さんは言います。
自分たちも「逃げたいのにただ逃げられないだけなんだ」「危険ではないと言うのは真っ赤な嘘だ」と!




東海第二原発で事故が起きたら、福島事故よりもっとひどいことになるのだろうということが容易に想像されます。

そしてこの集会での村上さんの話も心に残るものがありました。
「あの時被ばくを認定されたのが667人というのは、過小評価だったのではないか?
もっと多くの人が被ばくさせられていたのではないか?」と疑問を呈されて、
村上さんがいまだに、いつも、心の奥底で様々な後悔を持ち続けていることを
感じさせる発言であり、言い方でした。

そしてこのJCO事故20周年の集会で、多くの人によって繰り返し述べられたのが、
原発を止めて再生可能自然エネルギーへの転換を図るべきだという意見でした。

国土の狭い日本では再生エネルギーの導入にそれなりのリスクや問題もありますが、やはり機会をとらえてその課題を解きほぐしていかなければいけないと考えます。

つくば市で14日に予定しているアンドレアスさんの講演会「エネルギーシフトへの未来と課題」は、かつてたまたま私が彼の取材を受けていて、昨年もある会合で再会し、交流を続けてきた結果です。
そしてもう一つ、欧米の各国が原発からの脱却をどのように決めてきたか?
その実態を聞かせてもらうことにも大きな意義があると考えます。

小張佐恵子