以下は夏ツアー参加者のお母さんとのメールのやりとりです。
先日の茨城県母親大会で福島の佐藤幸子さんが
「子どもの保養のサポートをしていると、いろいろな問題があります。
まず、パソコンに接続できない親が7割以上いるので、なんとか情報を届けたいが、
学校などで紙媒体のチラシを配って欲しいと頼んでも受け付けてもらえない。」
と言っておられました。
去年は1日で30名以上申し込まれたのに、今年はいたって動きが鈍い。
このメールを読むと、根が深いと思わされました。
思い起こせば、講談師の神田香織さんから
「福島市内で公演した際、小張さんたちの保養のことを舞台で言おうとしたら
その話題は避けてくれと言われ、驚きました…」
というメールをいただいたのは今年の3月春ツアー直前でした。
なるべく体に影響の大きい小学生を対象に考えてきたのですが、
中・高校生も大変なのだなと思わされます。
24日から5泊6日の保養ツアー実施目前の小張・長田です。
毎日仕事と脱原発の市民活動に目まぐるしい生活を
おくっているので、子供たちとの時間がリフレッシュの時間でもあります。
小学校の教諭の経験もあり(健康上の理由で辞めてしまいましたが)子どもは大好きです。
宿泊施設に洗濯機もあり、なるべく自分のことは自分でするようにしてもらいますので
そんなにたくさん荷物を持たせなくても大丈夫だと思います。
ほかの人のものと間違えないよう名前を書いておいてください。
皆さんも私たちも、これからの厳しい日本社会を生きていくためには、
健康を維持していくために、免疫力を高めておかなければならないと考えます。
それにはビタミンを積極的に取りいれ、それを浪費する精製した白砂糖の摂取は
控え、塩分も最小限にしておきたいところです。
お菓子の類はあまり持たせないでください。果物などこちらで用意します。
せっかく自然の中で生活し、新しい仲間を作って欲しいので、ゲーム類は持たせないで
頂きたいと存知ます。
ではまた、連絡させていただきます。
小張佐恵子
お忙しいなかの返信有難うございます。
温かい文面に胸が熱くなりました。
本当にかわいい子なんですよ。親バカですが、、、
子供らしい子供。
喜んで一人でも行ける子で 本当に良かったです。何より身体の為に。
罪もない子供達、余り保養の意味が深くはわからないと思います。
こちらでは、もう保養を考えない、考えたくない、
考えることをやめてしまった人たちもいます。
あきらめてしまう人も。
また、行かせたくても行かせられないとか、行ってくれないとか、、、
今年上の子は受験生。
残念ながらどこにも保養に行ってはくれません。
下の子よりも きっと被ばく量は多いです。
外で部活もしていたし・・・
中学生以上の子供を持つ母達から、小さい子は守られて保養も多いけど、大きいとなかなかないと。
また、言うことも聞かない子もいますが、、
本来悩まなくてもいいことなのに、日々の生活でいつもつきまとう先の心配。
ただ幸いにして、皆さんのような方達に支えられ、何とか希望を持てます。
マイナスをプラスに変えます。
皆さんのような方に出会えるチャンスが出来ました。
子供達も皆さんのように人に優しく、役に立てるように育ってほしいと思います。
去年も 福井に疎開させましたが、素晴らしい人達に出会い一回り大きくなって帰ってきました。
皆さんに育てられている福島の子達です。
心から感謝しています。有難うございます。
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