入院用のニット帽子の作り方

入院用のニット帽子を作ってみました。
知人からの依頼です。「来月入院予定があり、病院のベッドで髪がくしゃくしゃになるだろうから、
ニット生地で帽子を作って」とのこと。

家にあった紺色のニット生地で作ってみました。
機能性重視なのでなんの飾りもなく、ごわつきも抑えたデザインです。

　


おでこの部分は折り曲げても可愛らしいし、伸ばしたままでも着用できます。

気に入ってくれるかなぁ。

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入院用ニット帽子の作り方　　　詳しいよ～


---用意するもの---
　・ニット生地・・・タテ50cm X ヨコ56cm
　　(おでこの折り返しがなければ、タテ45cm、ヨコは頭の大きさです。）
　・ニット用糸

★ミシンでも手縫いでも、できます。
★仕上がりは、生地のタテを半分に折り作るので、２重になります。
★びよーんと伸びる方が、生地のヨコです。


①生地を裁断（ニット生地だから、だいたいでよい。）
タテ45～50cm　Ｘ　ヨコ56cm（頭の幅）



②タテを縫い合わせ、筒状にする。
　★返し口を10cmくらいあける（縫わない）。
　表裏がある生地は中表で（裏から）縫う。
　生地の端は、２重の中に入ってしまうので、始末（端ミシン）はしなくてよい。
　


③縫っていないヨコ同士（上下）をぐるりと縫い合わせる。
　★タテに返し口があるので、１周ぐるりと縫っちゃってください。
　縫いながら、どうなってんの～？という感じで生地が、からまってるように思いますが、
　突き進んでください。
　

　


④返し口から生地を返す。
　指を突っ込み、生地を引っ張り出してください。
　２重の筒状になります。



⑤返し口を手縫いで縫う。


⑥上部をしぼります。
　縫い代がごわつくので、少しずらします（3.5cm）。
　縫い合わせ線の１cm程上をざくざくと波縫いします。１cm間隔のざくざくでよい。
　★１周したら、糸の両端（縫い始めと縫い終わり）をぎゅーっとしぼります。
　しぼったまま頑張って２本の糸を結びます。しっかり結びます。
　ぬい線＝縫い合わせ線

　テープのところ、生地二枚をざくざく波縫い。


⑦縫い合わせ線が頭の中にくるよう、しぼった部分をひっくり返して、できあがり。


⑧ぼんぼりでもレースでも飾りはお好みで付けてください。


⑨おでこの折り返しは縫い付けてもいいかもしれません。

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