日本の犬猫の飼育というと、30年以上前には、犬は庭先につないで飼い、猫は、家と外を自由に行き来するのが当たり前のことでしたから、室内で犬を飼うという考えはなく、当然の事ながら、当時の公団住宅をはじめとする共同住宅では、犬や猫を飼える環境ではありませんでした。従って、そのような集合住宅でペットというと、金魚や、熱帯魚のような魚か、小鳥でした。
その後、犬や猫がどのように暮らすことがしあわせなのかがわかってきて、犬も室内で飼うことに抵抗がなくなり、現在では、大型犬のレトリーバーや、ラブラドールでさえ、室内犬として飼いやすい犬の仲間に入るようになりました。また、猫についても、外に出すことで、病気にかかったり、交通事故にあったりということを防ぐため完全に室内だけで飼う事を推奨されるようになりました。
そんな中で、長年ペット禁止だった団地で最初は隠れて犬や猫を飼い始めた人たちもだんだんと規約改正をして、ペットを堂々と飼いたいという希望が出てきました。ペットを飼うにあたっては、マナーのきちんと守るなどルールをつくってみんなが気持ちよく暮らせるようにする必要があり、ペットクラブが設立されたのです。
集合住宅では、すぐ隣がとても近くて、そのことでの苦情も多かったようです。
ペットクラブの仕事のひとつは、「苦情処理」です。
クレームというのは、言った側はどんなに些細なことと思われる事柄でもとても重大なことと捉えているので、「すばやい対応」が求められます。別に解決法を提示しなくても、あなたのクレームについては、すぐに対応しているということが大切です。 その回答は、クレームを出した人だけでなく、ひろく知らせることも大切だそうです。これらのことは、パネラーの方々の中でみなさんがおっしゃっていました。
また、賃貸住宅では、「わんにゃんマップ」をつくり、自分の近所でどういう人がどのようなペットを飼っているかがひと目でわかる方法が取られていました。この方法は、結構よいと思いました。なぜなら、顔見知りに対しては、やさしくなれるからです。
うちの場合は、ペット禁止のなかで活動しているし、そのためにとても遠慮しています。実際に広報活動が必要といっても、会員のみに配布していて、一般の住民には配っていません。これでは、ペット会の活動が見えないので、なかなか皆さんに理解してもらうまではいきません。ペット飼育の賛成票は、飼っている人と、飼ってはいないがどうでもよいと思っている日和見主義者を取り込んでいかなければ増えていきません。それを増やす手立てはまず情報を伝えることしかないと思います。また、実際飼っている人たちがどのように飼っているかも知る必要があると思いました。ただぼぉっとしていても何も変わりません。一度意識調査をする必要があると思いました。
NHK「趣味悠々」で9月7日(水)午後10時から「犬と暮らしを楽しもう」が始まりまるそうです。
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