あ゛づいぃぃぃぃぃぃl!!!!!
岐阜に住んでいた黒ネコ、ルドルフは魚屋に追いかけられて、トラックの荷台に飛び乗りました。飛び乗った時に、魚屋の投げたモップにあたり気絶してしまいました。
気がつくと、東京でした。しかし、ルドルフは自分がどこに住んでいたのかもどこにいるのかもわかりません。そんな時に、野良猫のボス、イッパイアッテナに出会いました。
イッパイアッテナは、字が読めるし、町内の人間とうまくやっていく方法も心得ています。生きていく術をルドルフに教えてくれます。そして、岐阜に帰る方法を考えてくれました。友達以上に仲良くなった2匹でした。
岐阜に帰る前日、イッパイアッテナは、犬にやられて虫の息となります。でも、仲良しの学校の先生の手当てで一命をとりとめます。帰る時間まであとわずか、ルドルフは友達の猫のブッチーといっしょに、イッパイアッテナの敵討ちをします。
「勇気」と「知恵」と「友情」がテーマだけど、こどもだけでなくおとなも楽しめる童話です。今の時代にどれも大切なもの、忘れちゃいけないものだと思います。
イッパイアッテナの台詞をルドルフが真似をするこの場面。
「口ほどにもねえやろうだぜ。2度とこのへんをうろついてみろ。こんどは両耳ちょんぎって、ドラえもんみてえなツラにしてやるから、そう思え!」けんかのときに言ってみたい。
夏休みの読書感想文の宿題のためには読まないでね。
楽しめないから。
うちの近所の“イッパイアッテナ”3つくらい名前を持っているようです。地域猫なんだけど、とってもかわいがられていて、とてもきれいなの。