夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

近距離恋愛

2008年08月23日 | か行の映画
Story
自分で決めたルールを守り、恋愛ゲームを楽しむトム(パトリック・デンプシー)。恋も生き方も堅実で、努力家のハンナ(ミシェル・モナハン)。正反対の二人は、大学時代に偶然知り合って以来、もう10年来の親友同士だ。そんなある日、学芸員のハンナがスコットランドに長期出張する。彼女の不在で、やっとハンナが特別な人だと気がつくトム。だがハンナは、旅先で出会った婚約者(ケヴィン・マクキッド)を連れてNYに戻ってくる。彼女に筆頭花嫁介添人をお願いされたトムは、彼女を取り戻すチャンス欲しさに引き受けるが…!?(goo映画より)
2008年/アメリカ=イギリス/ポール・ウェイランド監督作品





評価 ★★★☆☆

「魔法にかけられて」のパトリック・デンプシーと「M:I:3」のミシェル・モナハン共演のラブコメ!

ハンナを演じるミシェル・モナハンが「ミッション・インポッシブル3」の時と比べると余り可愛く見えなかったのは、髪型のせいかな。だけど、彼女の身に付けていたドレスの数々は可愛くて女性から見ても好感の持てるものでした。

普通は女性がやるはずの花嫁のメイド・オブ・オナーを、ハンナの大親友だからと言うことで、男性がやることになったのが面白かった。
ただ、全体的に今ひとつ、トムを演じるパトリック・デンプシーとミシェル・モナハンの恋愛の描き方に乗れなかったのは、二人とも華が不足していたためかニャ?
一方で、ブライドメイドの女性3人組のキャラは面白くて笑わせてもらいました。

映画を観ていて疑問に思ったのは、ニューヨークで最先端の生活をしているキャリア・ウーマンのハンナが、スコットランドに移り住んで、伝統でがんじがらめの保守的な生活にはたして適応出来るのか?ということでした。これは難しいかなと思ってましたが、結局トムと結ばれることになりましたね。
やっぱり、永年の友人、自分を良く知っている相手の方が理想的な結婚相手になるんですね。そんな、大事なことだけど忘れがちなことを改めて確認させてくれる映画でした。






評価 ★★★☆☆

主役の二人は地味目なんだけど、ラブコメの王道に従った展開で観客を引っ張り、面白くまとまっていました。
今は亡き名匠のシドニー・ポラック監督が、老いても盛んなプレイボーイを嬉々として演じています。それを見ながら、彼のこれまでの作品群を思い起こし、感慨深いものがありました。

物語の終盤で、舞台が喧噪のNYから大自然のスコットランドに移るのもこの映画の面白いところ。スコットランドの風景は雄大で美しく、CG合成かと見まがう程でした。そこで繰り広げられる花嫁強奪のドタバタも、ありがちながらも楽しめる展開。

トムは、スタバのカップなんかに付いてる熱さ防止用のカバーを発明したという設定。そのライセンス料収入で優雅な生活を送っているわけですが、つくづく羨ましいと思いました。「アバウト・ア・ボーイ」のヒュー・グラントも父親が作曲したヒット曲の印税で勝手気ままな生活を楽しんでましたね。wancoも特許で一発当てて楽勝人生を送りたいです。


映画『近距離恋愛』公式サイト


(「近距離恋愛」2008年7月 甲府武蔵シネマ5にて鑑賞)

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