NHKで北島三郎の唄の特集番組をやっていました。
ちょっとだけみたのですが、ちょうど風雪流れ旅の解説を司会の武田鉄也がやっていたのですが、興味深い内容だったんで書いておきます。
風雪流れ旅
星野哲郎 作詞
船村 徹 作曲
破れ単衣に 三味線だけば
よされよされと 雪が降る
泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た
アイヤー アイヤー
津軽 八戸 大湊
三昧が折れたら 両手を叩け
バチがなければ 櫛でひけ
音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
アイヤー アイヤー
小樽 函館 苫小牧
鍋のコゲ飯 袂でかくし
抜けてきたのか 親の目を
通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい
アイヤー アイヤー
留萌 滝川 稚内
この歌詞の主人公には実はモデルになる三味線流しがいます。それは高橋竹山という人で、津軽三味線を全国に広めた第一人者です。
高橋竹山は幼い頃の麻疹で盲目になり、この詩をよくみると、できるだけ本人の視覚情報をなくして、残った耳、鼻、口、温覚の感覚からのイメージで詩が作られています。この曲に隠された意味を知って改めてみると、この曲の凄みがきわだってきます。
やっぱ星野哲郎はすごいなあ。
ちょっとだけみたのですが、ちょうど風雪流れ旅の解説を司会の武田鉄也がやっていたのですが、興味深い内容だったんで書いておきます。
風雪流れ旅
星野哲郎 作詞
船村 徹 作曲
破れ単衣に 三味線だけば
よされよされと 雪が降る
泣きの十六 短い指に
息をふきかけ 越えて釆た
アイヤー アイヤー
津軽 八戸 大湊
三昧が折れたら 両手を叩け
バチがなければ 櫛でひけ
音の出るもの 何でも好きで
かもめ啼く声 ききながら
アイヤー アイヤー
小樽 函館 苫小牧
鍋のコゲ飯 袂でかくし
抜けてきたのか 親の目を
通い妻だと 笑ったひとの
髪の匂いも なつかしい
アイヤー アイヤー
留萌 滝川 稚内
この歌詞の主人公には実はモデルになる三味線流しがいます。それは高橋竹山という人で、津軽三味線を全国に広めた第一人者です。
高橋竹山は幼い頃の麻疹で盲目になり、この詩をよくみると、できるだけ本人の視覚情報をなくして、残った耳、鼻、口、温覚の感覚からのイメージで詩が作られています。この曲に隠された意味を知って改めてみると、この曲の凄みがきわだってきます。
やっぱ星野哲郎はすごいなあ。
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