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迷走する枕茶屋

年末になると変な人がウヨウヨいます

今日 いつもの公園でウォーキングをしてた時のこと。
天気も良く暖かいせいか、調子に乗っていつもより余計に歩いてしまった。
少し疲れたのでベンチに座って休んでいると、70代くらいのロン毛のじいさんが近づいてきて、私の横に座った。
最近どう? いいことある? と、酒とタバコの匂いと汗の入り混じった体臭をまとったジジイが話しかけてきた。
はぁ? と、思いっきり愛想の無い返事をすると、ジジイは今の石破政権はダメだとか、
ロスケもチョンも全然ダメだ、ユンも政治のことは何も解っちゃいねえ、あの国はもう終ぇだ。みんなトランプの顔色ばかり伺ってる、これじゃ第3次世界大戦が始まっちまうよなぁ とか、どう見てもエンゲル係数の高そうな服を着た底辺ジジイが、世界情勢の批判と愚痴を言い始めた。
これからの日本はもうどうにもならねぇ お先真っ暗だよな、と吐き捨てるように呟くジジイ。
私が はぁ… と呆気にとられていると、ジジイがさらに変なことを言い始めた。
どうだい兄ちゃん、ここはひとつ俺が兄ちゃんの幸せを祈ってやろうじゃないか。
へ?…  しあわせ? そうだよ、俺がこれからの兄ちゃんの人生に幸せが来るように祈祷料500円で祈ってやるよ と言った。
はぁ〜〜 今時こんなことする奴まだいたんだ…   
私は逆に聞き返した。 そう言うあなたは今幸せなんですか? と尋ねると、
まぁまぁだなと答えた。 
まぁまぁな幸せで満足してるんですか? と言いながらジジイの服装を上から下まで眺めた。
するとジジイは本当に幸せかどうかなんて人それぞれだからよ、金がいっぱいありゃあ幸せってもんじゃねえだろうし、心が満たされてなきゃ意味がねえって人もいるわな。 愛があればそれだけで幸せってめでてぇ人もいるよな。 で、兄ちゃんの思う幸せって何だい? と聞いてきたので、何だと思います? と、私は聞き返した。 う〜〜ん…  わかんねえな 教えてくれよ、と言ったので私は100円くれたら教えるよって言った。
そしたらジジイは バカ言うんじゃねえ、そんなんに100円も払えるかよ!
と言って立ちあがって去って行った。

あ〜あ 行っちゃった。 残念 もうちょっと遊びたかったな。 www


40年くらい前にも、渋谷とか池袋の駅前とかで誰かと待ち合わせをしている時に、あなたのために祈らせてください…なんて言って声をかけてくる人いたよね。 それは宗教の勧誘だけどね。 でもあのジジイは絶対違うよね 

地を這うような低レベルの詐欺だな… ww   てか、おこもじゃん。。。

年末になると…   と言うか、最近の日本って次から次へと変なのウヨウヨ出てくるよね〜



てゆーか、 私 若く見えるけど兄ちゃんじゃないし…  中身はジジイだし  www


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