今日はみんなで散歩

パピィが言います。

今日みんなとで散歩に行こうよ。(パピィ)

そうだね、みんなで行こう。

やっぱ、一人では寂しい。

どこを歩いても思い出がありすぎる。

そんな訳でみんなで散歩。

遅れて来た私を見つけガク、振り返りますよ。



みんなで土手を歩きますよ。



河川敷に降りましょう。



でもさ・・正直言ってなんか物足りない。(そら)



もうそれは言うなよ、そら。

ガクも元気に歩きますが・・



ガク、止まった。



どうしよう、マミィ、止まっちゃったよ。

誰かに似て来たんじゃない。(キラ)

キラ、それは言うんじゃないよ。

友達に会ったよ。テンションあがるね。



可愛いね、そらちゃん。

うおっ、ちょっと照れるぜ。(そら)



さて、散歩再開。



パピィ、まってよーーーっ。(ガク)



ガク走りますよ。

ガク、早い過ぎるよ。(キラ)

おー、やっと追いついた。(ガク)



さて、帰りますかね。土手に上がりました。

川に日の光が反射してまぶしい。



残念ながら富士山は見えない。

散歩は終了。戻ろう。

ガク、どうした?なんで止まっているのよ。(キラ)



あっ、待っても来ないのか・・(ガク)

帰るしかないね。



なんかみんな、いまいち調子がでません。

どこを通ってものんとの思い出ばかりだもんね。

しばらく寂しいね。

のん、お空に舞う

さぁ、今日はのんの葬儀の日。

のんともお別れです。

10時からだったのでちょっと早めに出ました。

葬儀場に着いたのは予定の15分ほど前。



綺麗で落ち着いた所でした。

ちょっと待ちます。

そしてのん、パピィの手でお棺におさまりました。

真白い小さなお棺です。

写真が飾られました。



しばし待合室で待つとのんの準備が整いました。

お別れのとき。お棺の中に花で飾られたのんがいました。

小さな、小さなのんが・・



本当にお別れなんだね。

キラは最後のお別れにしばしたたずむ。



そらもガクも行きました。



和尚さんがみえられお経が始まりました。



そして最後のお別れ。



みんなでのんのお棺の蓋を閉めました。

本当にこれでお別れなんだね。

同じ敷地内にある火葬場に向かいました。



そこで本当に最後のお別れ。

ロビーに戻りのんの帰りを待ちました。



それから40分ほど、

呼ばれてみんなでのんの骨を拾いました。

本当に小さくなってしまったのん。

胸が痛いです。

骨箱を持ちロビーに戻る道すがら

もう泣くまいと思ったのに

あまりの軽さに涙がこぼれました。

さあ、のん、帰ろう。我が家に帰ろう。



小さくなったのんと家に帰ります。