「どうして、セクハラを伏せてパワハラってことにしたの?」
2021年、3月、相模原市の議長、石川将誠氏が議会局の職員に暴言などをはいてパワハラを行ったという事件が露呈し石川氏は議員を辞任した。
ある男は、真実はパワハラではなくセクハラであると主張した。
「まぁ、親父も女癖悪かったしな、あいつも女癖悪くて有名さ、議会局の職員は石川には逆らえない雰囲気があるよな、石川は大きな病院を経営しているんだ。職員はそこに天下りしてる奴もいるしな」
「で?なんで、セクハラ説?」
「あったりまえだろ、議員も辞めて、自民党も除名されているんだ。相当なことがなければそこまでならないさ、女性を無理に乱暴したなんてしれてみろ❗警察沙汰になったら?相模原市は?」
「相模原市は、イメージ悪いかな」
私は間抜けな回答しか思いつかなかった。
ある男は煙草に火をつけてふかしてから言葉を続けた。
「その前に、国交省のキャリアが相模原市役所出向でパワハラ問題起こしたろ、それに是正を求めていた議長が、それよりもまずいセクハラ問題を起こしていたらヤバいだろ❗だから、相模原市は野党も与党も一丸となってセクハラを隠したんだろうよ」
ある男は、煙草の火を消して、それをしけもく用に大切に保管した。
「それこそ、それが露呈したら訴えられた国交省キャリアの言葉、だから相模原市は駄目なんだ。相模原市は腐っているって、本当のことだったってことになるんだよ。」
相模原市は、議会局の女性に懇願したのだろう、どうか、議会局の中で起きたことはセクハラではなくパワハラであったことにして欲しいと
おそらく条件は、石川を議員辞職させること、そして、議員生命を絶たせるために自民党も除名させる。
真実は、闇の中に葬りさられ、ひっそりと配置転換をした彼女とともに忘却の彼方へ消え失せる日を待っているのかもしれない。
だけど、自民党はまだ、セクハラ問題を隠している。立憲民主党の女性市議の臀部をまさぐった自民党市議がいることを