相模原市議会議員、颯爽の会長谷川くみ子議員の議会報告を声にだし読み上げ初老の男と編集長(小田急相模原の真実)は腕組みをしながら聞き入っていた。
国に対して「選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正を求めることについて」のくだりを読み上げると初老の男は遮るように言った。
「長谷川くみ子議員は発言は確かに立派なのだが、夫婦別姓制度など国に対してではなく、もっと相模原市の根にはったことをしっかりやって欲しいな」
相模原市に根をはるような活動?
「どの市議会議員も地元に根をはる活動を嫌うんだよな」
私は、意味がわからず、なぜかと質問をする。
「近所の人に嫌われたくないからさ、例えば、小田急相模原駅前葬祭場建設反対運動、どの市議会議員も逃げ腰だったろう?自治会ともめたくないんだよ、地の問題に取り組むと恨まれることもある。しかし、市議会議員だろう?地の問題に目を叛けちゃいけないだろう?」
国のことなど、少し遠い問題などにアクションを起こしていると、近いところでバチバチすることは回避できる。
少し質問を変えてみることにした。
「長谷川くみ子議員を貴方の目からみて議員の通信簿をつけるとしたら5段階評価でいくつですか?」
「5」
少し驚いて、何で?と訪ねると
「それでも、相模原市議議員のなかでは、闘っているほうだよ」
仁科なつみ議員はと質問すると初老の男は間髪いれず
「1」
初老の男は仁科議員についての話をさっさと切り上げたいようだった。
知人が無理に後援会に名前を連ねられているが、あまりに活動をしない議員だから赤面する思いでいるのだと嘆いているなどと次から次へ出てきたので、我々も閉口してしまった。
しかし、この評価はあくまでも初老の男独断のもの、
私と編集長は2年後の相模原市議会議員選挙の投票を真剣に考えるためにさらなる調査を敢行する。
「相模原市議会議員に西村あやこ議員ってのがいてね、彼女は素晴らしかった。一歩もひかねぇ」
初老の男はしみじみと言った。
さて、2年後の相模原市議会議員選挙に
相模原市の地元に根をはるような活動を見せてくれそうな議員は出馬するのか?
我々は、真剣にリサーチしている。