俳優梅津栄(うめづ・さかえ)さん(本名・栄=しげる)が8月6日、肝硬変のために死去していたことが2日、分かった。88歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は妻真佐代(まさよ)さん。真佐代さんによると、梅津さんは4年前に急な高熱を出し、病院で肝硬変と診断された。その後は入退院を繰り返していたが、8月6日、病室で真佐代さんにみとられながら静かに旅だったという。「いつも前向きで明るくて、看護師さんにすごく人気のある夫でした」としのんだ。 舞台芸術学院を卒業後、俳優木村功の付き人を務めた。その後、テレビや映画、舞台などで名バイプレーヤーとして活躍。代表作に映画「柳生一族の陰謀」「座頭市」「トイレの花子さん」「20世紀少年」、ドラマ「太陽にほえろ!」「犬神家の一族」など。70歳代にはバラエティー番組にもしばしば出演した。(日刊スポーツ) |
ご冥福をお祈りします。