千葉県の流山市と松戸市を結び、慢性的な赤字が続いているローカル鉄道「流鉄」が、関東運輸局に申請していた運賃の値上げが認可され、2024年4月に実施することになった。率は平均9・864%で、初乗りは10円上がって140円になる。消費増税分を除くと、値上げは1989年10月以来、34年半ぶり。 170円以上だった運賃は、20円ずつ上がる。通勤・通学の定期券も、これに準じて値上げする。 流鉄の利用者数は、つくばエクスプレス(TX)の開業に伴い、他社の路線バスが開業したことで減少。鉄道施設の老朽化も相まって、2022年度の旅客はTX開業前の04年度比で49%減少し、慢性的な赤字体質に陥っている。 不採算事業の廃止や、ワンマン運転による人件費の削減などの合理化に努めてきたが、現行運賃では鉄道の維持は困難と判断し、今年6月に値上げを申請していた。(読売新聞) |
慢性的な赤字なら、もっと早く値上げすべきではと思います。
銚子電鉄と流鉄流山線、頑張ってもらいたいです!