トヨタ自動車は7日、2019年9月中間連結決算(米国会計基準)を発表した。本業のもうけを示す営業利益は、前年同期と比べ11.3%増の1兆4043億円だった。中間決算での増益は2年連続。売上高は4.2%増の15兆2855億円だった。 4〜9月の世界販売台数(ダイハツ工業、日野自動車を含む)は、前年同期比3.1%増の約545万台と過去最高を更新した。中国で高級車ブランド「レクサス」の販売が好調を維持し、日本市場も堅調。欧州では低燃費のハイブリッド車の人気が続いた。 しかし、米中摩擦の影響などで中国経済が減速し、米国の新車市場も頭打ちとなるなど、先行きへの警戒感は強い。世界景気の成長鈍化に加え、自動運転や車両の電動化といった先進技術への開発投資も収益の圧迫要因だ。 (時事通信社) |
中国が気になります・・・