悲喜こもごも

写真と株の徒然日記(^o^)v

麻生美代子 逝く

2018-09-04 19:34:19 | 気になる事
フジテレビ系アニメ「サザエさん」(日曜後6・30)の磯野フネ役などで知られる声優、麻生美代子(あそう・みよこ、本名・左近允美代)さんが8月25日午前7時23分に老衰のため亡くなっていたことが3日、分かった。92歳だった。1969年の放送初回から2015年まで46年間、フネ役を担当。“日本のお母さん”の旅立ちに、サザエ役の加藤みどり(78)ら“家族”も悼んだ。葬儀・告別式はすでに近親者で営まれ、後日お別れ会を行う。

 フジの日曜夕方の国民的アニメから、再び訃報が飛び込んだ。「ちびまる子ちゃん」(日曜後6・0)の原作者で漫画家、さくらももこさん(享年53)に続き、ベテラン声優が他界した。

 所属事務所によると、麻生さんは8月25日に東京都内の自宅で、近親者に見守られ、穏やかな表情で眠るように息を引き取ったという。通夜・告別式は近親者のみで済ませた。夫はすでに他界。関係者によると、子供はいなかった。

 1966年にアニメ「魔法使いサリー」のウルトラ婆さん役で本格声優デビュー。69年10月に始まった「サザエさん」の初回からフネ役を務めた。母性を感じさせる優しく落ち着いた声が反響を呼び、“日本のお母さん”として人気者に。2015年9月、年齢を考慮して46年間担当したフネ役を卒業。その後はテレビ東京系バラエティー「和風総本家」(木曜後9・0)のナレーションを今年3月22日放送分まで務めた。同20日の収録が最後の仕事となった。

 役柄同様、優しい人柄で知られ、80歳までスキューバダイビングをするなど多趣味だった。ヘビースモーカーの一面もあったが、関係者は「病気知らずで、4月以降も元気に過ごしていた」と話す。

 “お母さん”の死に、初回からレギュラーを務めていた“家族”もコメントを発表。娘のサザエ役の加藤は「何かあればいつも麻生さんに相談できて、頼りになる先輩でした。80歳になられても声が出るし、滑舌も良く、皆の目標になっていました」と追悼。孫のタラちゃん役の貴家堂子(77)は「残念で寂しい」と悲しんだ。番組側もスタッフ一同として「ひとりの女性として誰もが憧れるフネさん像を築いてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 麻生さんのお別れ会は後日開かれる予定。“一家”総出で送り出すことになりそうだ。
(サンケイスポーツ)

平成の最後の年に、活躍された方々が逝きます。
ご冥福をお祈りします。

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