Win 10 IP版ビルド19592リリース!ノーマルモードが2in1で使いやすくなる改良を
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そろそろ2020年春の大規模アップデートの内容がまとまると思われるWindows 10ですが、プレビュー版ではまだまだいくつかの新機能が登場してきています。
ただ、更新の内容の大部分は既知のバグのフィックスに移行しており、リリースプレビュー版の登場もそろそろカウントダウンに入りそうな雰囲気です。
そんな中、先日リリースされたビルド19592ではちょっと面白い改善が行なわれました。
Windows10通常モードでのタッチ操作をしやすく
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Windows 10ではタブレット端末など、タッチ操作メインで使用するときのためのタブレットモードを搭載しています。まあ実際にはあまり使われていないかもしれませんが。
実のところ著者もASUSの2in1 PCはタッチ操作で使うときにも通常デスクトップモードのままで使います。
Windows 10インサイダープレビュー版のビルド19592ではそんなタイプのユーザーに向け、ピンポイントで使用感を向上させるための改善が導入されました。
恐らくこの機能は対象が、2in1 PCでPCモードからタブレットモードに切り替えたことを感知できるコンティニュアム対応の機種に限られる形になると思われます。
そういった機種でタブレットスタイルにスイッチしたときにタスクバーのアイコンの間隔が自動的に広がるなど、通常のデスクトップ画面でもタッチによる操作を行ないやすくする工夫が盛り込まれます。
具体的にはモードを切り替えたときに変化するのは以下の4ポイントになります。
Windows10タスクバーのアイコンの間隔の拡大
検索ボックスのアイコン表示化
テキスト入力用のフィールドをタッチしたときにソフトキーボードを自動起動
(ファイル)エクスプローラーの表示も間隔の拡大
こういった修正に合わせて設定アプリ側の設定項目の内容も更新されます。
可能ならば2in1 PCでのスタイル切替をフックしての自動でのモード変更だけではなく、タッチ対応のマシンは手動でのモード切替にも対応してくれるとうれしいですね。
Windows Searchのインデクシング軽量化
Windows Searchで使う検索用の情報収集処理はバックグラウンドで実行されていますが、タイミングによってはユーザーが操作しているフォアグラウンドのタスクとぶつかって操作感を悪くすることがあります。
このバックグラウンド処理のロジックに見直しが入り、PCの負荷が高くなっているときにはインデクシング処理を止めるような調整が行なわれます。
また、検索にはあまり関係がないコンテンツのインデックス作成回数を削る改善も投入され、Windows Searchのためのインデクシング処理がかなり軽くなることが期待できます。
こういった地道な改善も早期の正式版投入を期待したいところです。
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