ＢＩＧＦＩＮ ＲＥＥＦ ＳＱＵＩＤ

日曜日の午後より、最近、ブルーエンペラーを釣った場所の湿地帯へ・・・。

すると、予想外の大物パシフィック・ターポンがルアーをいきなり喰らった。

格闘の末、惜しくも破れる・・・。近くまで寄せたが、再度、走られた時にドラグ

を絞ったことが敗因だ。糸がなくなる寸前までは我慢したが絞らざるをえなかった・・・

手前で一度海面を跳ね上がり、全貌をみせただけに悔しさも倍増した。

デカかった・・ライトゲームではあるが捕れない魚ではなかった・・・。

暫くは同じ場所に居座り粘るもそんなに甘くはない・・からっきしあたりはない・・・余計に悔やまれる

ふと、物思いに耽っていると、前回、ブルーエンペラーを釣ったあたりの磯からイカ釣りをしている人がいたことが思い返された・・・

しかも釣れていた・・・確か今頃の時間だった・・・

こんな休日の終わりは空しい・・やってみるか・・・

一度、車へ戻り、磯まで移動するとトランクに積んであったエギに結びかえ磯に立って投げた。

イカのエギ釣りは冬場にしかやらないが一か八かの賭けに・・

やがてほぼ日は堕ちた・・・隣で寡黙に餌釣りをしていた磯釣り師が腕ぐらいの

ニードルフィッシュにやられ沖に走られこちらに苦笑い・・竿を片付け始めた・・。

やめっか・・俺も・・そう呟きながら最後の一投、するとまさかの生命感溢れる引きが伝わってきた！

アオリイカが暴れてるが、日が暮れた暗闇のせいで磯釣り師は気付いてくれない。

「お先になります」と磯釣り師・・・

「すまん・・取り込み手伝ってくれる、意外とでかいわ・・・」

磯釣り師に竿を預けると、釣り糸をまさぐってキャッチ！

磯釣り師は宮古磯釣り研究会の仲間くん・・・取り込んだ後の自己紹介で知りました・・・。

磯を熟知した的確なアドバイスから写メまで撮ってくれてありがとう、

それに仲間くんが墨袋を縛ってくれたおかげで濃ゆいイカスミ汁となり

美味しく食せました・・・

ありがとう！