就職相談会 レジュメ
1. 公務員の主な区分
(ア)国(省庁) 制度(法律、政令、省令)を作り、通知する。
(イ)都道府県庁 制度の実施案を地域の特性に合わせて、通知する。
(ウ)市町村役場 住民と接しあう前線で、窓口業務も多い。
2. 公務員の概要
(ア)メリット・ やりがい。
① 感謝されたとき。(税務課のとき、確定申告で親身になって相談に乗ったら翌年からも指名された。)
② 利益追求が目的ではない。
③ 意外と若い時から仕事を任される。(入る前は想像もしなかった。)
④ 新しい経験、知識を得ることができた時。
⑤ 現場仕事も多い。(住民健診、土木の測量、立会などもある。出身学部にかかわらず、若いうちは、どこに配属されるかわからない。)
⑥ あっとホームな雰囲気がある。(田舎だからか?)、上司も意見を取り入れてくれやすい。
(イ)デメリット
① 採算に合わないことでもやらなければならない。
② 24時間住民の目が光っている。いいにつけ、悪きにつけ地域に密着しているので、若くても面が割れプライベートでも「公務員のくせに…」と言われることは多い。
③ 苦情も多い。(民間なら何とも言われないことでも、文句を言われる。)
④ 国(政権)がふらついていると)結果的に振り回されるのは、末端の市町村。苦情も真っ先には末端で受ける。
⑤ いろんな仕事を経験できるということは、逆に言うと40過ぎても全く畑違いの職場に移ることもある。⇒新人より仕事が分からないのはつらい。
3. 求められる人物像(採用時も、採用されてからも)
(ア)通常自治体ごとに「人材(人財)育成基本方針」というのが定められている。(HPか各自治体に問い合わせれば教えてくれる。
公務員に限らずどこでも求められる資質として次のようなものが考えられる
① 実行力(遂行力)、元気のある人、
② 自立型人間、課題発見力、考えること、
③ 協働、協調性、ファシリテーション能力
④ 社会人としてのマナー、基礎知識(国語、算数、社会)
4. 研修制度
(ア)集合研修 (新規採用職員研修、法制執務研修、TM法研修)
(イ)階層別研修(新規採用職員研修、中堅職員、新任管理職研修)
(ウ)派遣研修 (県等との派遣(1年間)、自治大学校(3カ月)、市町村アカデミー(10日間)など
(エ)自己啓発 (自己研修資金を補助するなど)
5. 採用試験対策 あくまでも一例
(ア)当市では、静岡県の他の市町(平成23年度は20自治体)と統一した日程で、採用試験を行っている。(以下は平成23年度の日程)
① 応募書類配布 5/10頃から
② 受付 5/23-6/13まで
③ 一次試験(択一、論文、適性診断等) 7/24
④ 二次試験(面接) 8月中旬
⑤ 最終合格発表 9月上旬
(イ)留意事項
応募書類を取りに来るとき、郵送請求する時からチェックされている。(見ていて気になることを列挙)
① 服装は、TPOに合ったものを心がけよう。
② あいさつ
③ 語尾まではっきりいう
④ 封筒の宛名書き
⑤ 説明を聞いているときの、視線、手の位置に注意。
⑥ 同伴者は要らない (親や友達と来る必要はない。就職するのは本人であり、社会人への第一歩である。)
6. 3年生だから言いたいこと (志望業界を問わず)
(ア)今しかできないことをしよう
① 時間があるのは、学生時代の今しかない
② 旅行、勉強、バイト、部活、読書と何でもいいが、自分が熱中できるものがいいのではないか。
(イ)自己分析は必ずしよう
① 今までの自分の生き方、考え方を振り返って、自分が無意識にしてきたことに統一性があるなら、興味又は特性があることが多い。
② 仕事は、時にいやなことでもやらなければならないが、嫌悪している業務を向こう30年間やり続けることは困難である。
③ どうせなら、好きなこと、興味が強いことを仕事にできれば生き方が豊かになる。
④ 孫子の兵法にも「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず、彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし」とある。
⑤ 自分のことを知り、企業(業界)のことを知れば、自分の強みをアピールするにもポイントをつかめ、有利なはずである。
⑥ 自己分析や企業の分析を行うのに、図解術などは有効だと考えられる。
(ウ)興味のある業界、会社を調べよう
① コマーシャルやHPの”イメージ”だけでなく、深く調べる
(エ)世の中の流れをつかもう
① 新聞は毎日読もう。できれば、気になる記事はスクラップ等にすると、知識が深まる。
⇒私は三年生から卒業までスクラップを行い、10冊になった。面接や一般常識の時事問題で困ることはなく、現在の知識に繋がっている。
② ニュースも1日10分は観る。
③ 物事の本質をつかむために、いろいろな意見に耳を傾ける。
④ 一方(表面)からでなく、裏面や鳥瞰図のような視点から物事をみる。
1. 公務員の主な区分
(ア)国(省庁) 制度(法律、政令、省令)を作り、通知する。
(イ)都道府県庁 制度の実施案を地域の特性に合わせて、通知する。
(ウ)市町村役場 住民と接しあう前線で、窓口業務も多い。
2. 公務員の概要
(ア)メリット・ やりがい。
① 感謝されたとき。(税務課のとき、確定申告で親身になって相談に乗ったら翌年からも指名された。)
② 利益追求が目的ではない。
③ 意外と若い時から仕事を任される。(入る前は想像もしなかった。)
④ 新しい経験、知識を得ることができた時。
⑤ 現場仕事も多い。(住民健診、土木の測量、立会などもある。出身学部にかかわらず、若いうちは、どこに配属されるかわからない。)
⑥ あっとホームな雰囲気がある。(田舎だからか?)、上司も意見を取り入れてくれやすい。
(イ)デメリット
① 採算に合わないことでもやらなければならない。
② 24時間住民の目が光っている。いいにつけ、悪きにつけ地域に密着しているので、若くても面が割れプライベートでも「公務員のくせに…」と言われることは多い。
③ 苦情も多い。(民間なら何とも言われないことでも、文句を言われる。)
④ 国(政権)がふらついていると)結果的に振り回されるのは、末端の市町村。苦情も真っ先には末端で受ける。
⑤ いろんな仕事を経験できるということは、逆に言うと40過ぎても全く畑違いの職場に移ることもある。⇒新人より仕事が分からないのはつらい。
3. 求められる人物像(採用時も、採用されてからも)
(ア)通常自治体ごとに「人材(人財)育成基本方針」というのが定められている。(HPか各自治体に問い合わせれば教えてくれる。
公務員に限らずどこでも求められる資質として次のようなものが考えられる
① 実行力(遂行力)、元気のある人、
② 自立型人間、課題発見力、考えること、
③ 協働、協調性、ファシリテーション能力
④ 社会人としてのマナー、基礎知識(国語、算数、社会)
4. 研修制度
(ア)集合研修 (新規採用職員研修、法制執務研修、TM法研修)
(イ)階層別研修(新規採用職員研修、中堅職員、新任管理職研修)
(ウ)派遣研修 (県等との派遣(1年間)、自治大学校(3カ月)、市町村アカデミー(10日間)など
(エ)自己啓発 (自己研修資金を補助するなど)
5. 採用試験対策 あくまでも一例
(ア)当市では、静岡県の他の市町(平成23年度は20自治体)と統一した日程で、採用試験を行っている。(以下は平成23年度の日程)
① 応募書類配布 5/10頃から
② 受付 5/23-6/13まで
③ 一次試験(択一、論文、適性診断等) 7/24
④ 二次試験(面接) 8月中旬
⑤ 最終合格発表 9月上旬
(イ)留意事項
応募書類を取りに来るとき、郵送請求する時からチェックされている。(見ていて気になることを列挙)
① 服装は、TPOに合ったものを心がけよう。
② あいさつ
③ 語尾まではっきりいう
④ 封筒の宛名書き
⑤ 説明を聞いているときの、視線、手の位置に注意。
⑥ 同伴者は要らない (親や友達と来る必要はない。就職するのは本人であり、社会人への第一歩である。)
6. 3年生だから言いたいこと (志望業界を問わず)
(ア)今しかできないことをしよう
① 時間があるのは、学生時代の今しかない
② 旅行、勉強、バイト、部活、読書と何でもいいが、自分が熱中できるものがいいのではないか。
(イ)自己分析は必ずしよう
① 今までの自分の生き方、考え方を振り返って、自分が無意識にしてきたことに統一性があるなら、興味又は特性があることが多い。
② 仕事は、時にいやなことでもやらなければならないが、嫌悪している業務を向こう30年間やり続けることは困難である。
③ どうせなら、好きなこと、興味が強いことを仕事にできれば生き方が豊かになる。
④ 孫子の兵法にも「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず、彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし」とある。
⑤ 自分のことを知り、企業(業界)のことを知れば、自分の強みをアピールするにもポイントをつかめ、有利なはずである。
⑥ 自己分析や企業の分析を行うのに、図解術などは有効だと考えられる。
(ウ)興味のある業界、会社を調べよう
① コマーシャルやHPの”イメージ”だけでなく、深く調べる
(エ)世の中の流れをつかもう
① 新聞は毎日読もう。できれば、気になる記事はスクラップ等にすると、知識が深まる。
⇒私は三年生から卒業までスクラップを行い、10冊になった。面接や一般常識の時事問題で困ることはなく、現在の知識に繋がっている。
② ニュースも1日10分は観る。
③ 物事の本質をつかむために、いろいろな意見に耳を傾ける。
④ 一方(表面)からでなく、裏面や鳥瞰図のような視点から物事をみる。