ほらふきにっき

発作的な日記です

「また行きたい瀧」 ~多岐神社~

2010-10-14 | つれづれ
マタイキタイタキ、10回早口で言ってみな、・・・。

ということで、OFFにお不動さんに引き続く、か?新しいシリーズは
「また行きたい瀧」


濁沢に引き続き(というより遡って)の瀧は2009年5月に訪問した、多岐神社の瀧。

多岐神社は三面川(みおもてがわ)の右岸河口にある。
村上市街から北へR345で行くと川渡ったら左へ下りていく。
とにかく河口にあるってこと。でも結構分かりづらい。



川の岸にはサケ・マスの孵化施設なんかがある。
村上は鮭漁が昔から有名。
あまりに大らかなのどかな川の風景に川岸に下りてみる。春の川の水はまだ冷たい。


どうにかこうにか多岐神社の入口発見!
車を止めた先からは人しか歩けない道を河口に沿って歩いて行く。
5月のGWだがまだサトザクラが咲いている。





川岸には大きく照葉樹が迫り出している。魚付林(うおつきりん)として古くから保護されてきたタブノキの森が河口一帯にある。河口の森は鮭の生息には重要な役割を果たしていることが古くから知られていた。村上藩の貴重な収入源である鮭の資源のため厳重に保護されてきたようである。


ツヤツヤとしたタブノキの葉。
日本海側の海岸にはタブノキの森が所々にある。この比較的近くには山北にある筥竪八幡宮の社叢や鶴岡市小岩川住吉神社の社叢など。森が神様になるのか?神様が森になるのか?


爽やかな瀧の音に導かれ、少し引っ込んだところへ・・・。
波の音と瀧の音が交じり合う。


タブの森から瀧が落ちている。
光差す瀧の下には何重にも虹が出ている不思議な空間となっていた。
瀧の音を聞きながら目の前にある光景にしばらくボーっとしていた。
大きく息を吐いて、深呼吸。
そして法螺を立てる。


瀧のすぐ脇に居るお不動さん。
お供えの花が新しい。熱心な地元の人にお守りされている感じがして清清しい。


木漏れ日と瀧とたくさんの虹の輪。



もう、河口なんだか、海なんだか、さっぱり分からない。
天気が良くてとっても気持ちいい。
赤い橋を渡って。


すぐに、赤い鳥居と多岐神社の社殿がある。


社殿からは河口が一望できて、社殿の向きはどうやら村上のお城の方角(臥牛山)を向いているようだ。お城山の左にきれいな円錐形の光兎山、見渡せば懐かしい二王子山や飯豊の山々。
サクラがまだ咲いていてなんだかまだ春気分。
河口を小さなエンジン付小船がブーンと音を立てて上って行った。
しばらく川の音を聞きながら、ぼんやり景色をながめていた。
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2 コメント

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やっぱり (horafuki)
2010-10-21 22:39:05
>venus transitさん
おっ!トラバありがとうございます。最近そんなものがあったのね、と言う感じです(笑)
やっぱり、行きたくなりますね。
またいきたい瀧。
R8から川沿いに下って行ったので、最初曲がるところが分からなくって行き過ぎました。
でも何とか野生の勘でたどり着き。
いやぁ、いいところでした。
この後、漆山神社へ行ったのでした。
返信する
また行きたくなった瀧(笑) (venus_transit)
2010-10-20 11:47:38
村上に住んで3年めになるというのに
いまだ村上の羽黒神社にお参りしたことはなく…
でも幾度となくこの多岐神社にのんびり歩いて行ったりしているのは
やっぱりきっとここの雰囲気が好きなんですねぇ
今はこの目の前を鮭が上っていっているころかな
この前行ったのが海風が吹く肌寒い緑の頃、また行きたくなりました
ということで、久々にトラバしてみました♪
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