Oh ! TAK の気ままに下界散歩

興味を持った事を「お宅に・気ままに・自由に」記述。
信条は結論無記事を書かない事。結論が小さくても人の為になれば幸せ。

GnuCash の使い方 その1:セットアップ編

2020年12月14日 13時59分16秒 | コンピュータ
【GnuCahの使い方】
<最低限必要な万人共通>
 ①仕訳帳
 ②総勘定元帳
<仕入れや在庫が無ければ必要ない>
 ③棚卸長(✖)
<確定申告時に作成:日々GnuCashに入力していれば直ぐに完成>
 ④貸借対照表
 ⑤損益計算書
<取引の都度、作成する>
 ⑥注文書、契約書、送り状、領収書、見積書
備忘録として記録する。
1.Linux(Ubuntu20.04.1 LTS:2025年04月までサポート)にGnuCash(バージョン:3.8)をインストールする。
2.会計5要素について、勘定項目を設定する。
 ①資産
 ②負債
 ③収益
 ④経費
 ⑤純資産
3.資産
 ①30万円以上で購入した車両は、減価償却が必要。
 ②新車は、排気量に関わらず一律3年、中古は2年で減価償却する。
 ③プライベート分があれば、按分して借方に「事業主貸」として外に出す。
 ④車両の維持費&修理代も必要経費として計上できる。消耗品費(ガソリン代)、修繕費(オイル・タイヤ交換、修理代)、保険料(自賠責・任意保険)または、費用が少なければ車両費として先の費用をまとめて計算すると、按分しやすくなる。
 ⑤
4.会計年度を設定する。
 ①「編集」⇒「設定」⇒「会計期間」
 ②「開始日」>「相対」:今年の開始日 >2020年01月01日
 ②「終了日」>「相対」:今年の終了日 >2020年12月31日
5.帳簿:【仕訳帳】と【総勘定元帳】を作成する。
 ①【仕訳帳】:日付の時系列準に全仕分けを記録した帳簿となる。
  ・「帳票」>「資産・負債」>「一般仕訳帳」
  この画面に全仕分けが時系列順に表示されている。
  表示内容は、「編集」>「帳票オプション」を選択すれば選ぶ事が出来る。が、デフォルトのままでも十分だろう。
  以上の状態で、右上のツールバーのボタンから、「エキスポート」(HTML形式の帳票をファイルにエキスポート)、「印刷」(現在の帳票を印刷)を選択して、HTMLとPDF形式で保存する。
 ②【総勘定元帳】:感情科目ごとに仕分けを記帳した帳簿となる。
  ・「帳票」>「資産・負債」>「総勘定元帳」
  デフォルトのままだと、会計年度の設定や表示対象勘定科目を選択出来ていない。
  そこで、画面内の①「オプション(歯車ボタン)」または、②「編集」>「帳票オプション」を選択し、表示項目を設定する。
  <1>「勘定科目」タブを選択し、表示対象の勘定科目を選択する。ここでは、「全て選択する」と「子勘定科目を選択」を選択すればよい。
  <2>総勘定元帳の表示設定
  <3>「全般」を選択し、会計年度をこの帳票でだけ変更したい場合は、この画面から期間を指定できる。この設定は他の帳票でも共通なので覚えよう。
  <4>これで,相手先勘定科目や仕訳時のメモが表示される。
  <5>勘定科目コードの入力・変更には、「勘定科目」タブに画面を変更後、変更したい勘定科目を選択後、「右クリック」>「勘定科目を編集」または、「編集」>「勘定科目を編集」または、「編集」ボタンを選択する。
  以上の状態で、右上のツールバーのボタンから、「エキスポート」(HTML形式の帳票をファイルにエキスポート)、「印刷」(現在の帳票を印刷)を選択して、HTMLとPDF形式で保存する。
6.【仕訳帳】での期間指定方法
 【仕訳帳】ではなく、【総勘定元帳】か【取引出納帳画面】を使用。表示内容を日付でソート。
 ※仕訳帳とは、仕訳を時系列で列挙した帳簿である。GnuCashの仕訳帳には、表示対象期間指定の機能が存在しない。
 ※総勘定元帳は、仕訳を勘定科目ごとにグループ化して列挙した帳簿である。GnuCashの総勘定元帳には、表示対象期間指定機能がある。
 ※仕訳帳も総勘定元帳もどちらも仕訳を記録した帳簿であるが、仕訳の並び順のみ異なる。そこで、総勘定元帳の表示を日付順にソートすることで仕訳帳を用意することができる。
 ※GnuCashでの取引出納帳は、帳簿のタイトルとメニューでの配置とデフォルトの表示内容が異なるだけで、中身は総勘定元帳と同じです。
 ※そのため、取引出納帳と総勘定元帳は同じとみなし、アクセスしやすい取引出納帳を扱う。それぞれのメニュー上の位置は以下の通りだ。
  ・取引出納帳 (Transaction Report): [Reports]>[Transaction Report]
  ・総勘定元帳 (General Ledger): [Reports]>[Assets & Liabilities]>[General Ledger]
 ①「帳票」>「取引出納帳」または、ツールバーの「歯車ボタン」を選ぶ。
 ②「勘定科目」タブを選ぶ。
 ③デフォルトでは何も選択されていないので、表示対象勘定科目を選ぶ。
 ※例えば,[Accounts] は [Select All] を選んで,下の [Filter By…] で [Imbarance-JPY] (貸借不一致-JPY) や [Orphan-JPY] (不明-JPY) など表示対象外にしたい勘定科目を選び,
  [Filter Type:]>[Exclude Transactions to/from Filter Acounts] 以外を選ぶなどして,表示対象勘定科目を調整する。
  表示対象勘定科目を選んだら,一度 [Apply] を選んで現在の帳票を確認する。
 ④設定で表示順と表示内容を追加で修正し、帳票として使いやすくする。
 ⑤「表示」タブを選ぶ。
 ⑥デフォルト(〇)状態に加えて,以下になるように項目のチェックを追加する。
  <1>日付(〇)
  <2>番号(〇)
  <3>説明(〇)
  <4>摘要(〇)
  <5>備考(〇)
  <6>勘定科目名
  <7>勘定科目のフルネームを使用する(〇)
  <8>相手勘定科目名
  <9>相手勘定科目のフルネームを使用する(〇)
  <10>株式数・持分
  <11>価格
  <12>金額:2行
  <13>Enable Links(〇)
  <14>運用中の残高
  <15>合計(〇)
 ※チェックが終わったら,[Apply] を選んでみる。
 ⑦表示順の編集は、「ソート」タブを選ぶ。
 ⑧デフォルトではソート順がAccount Name (勘定科目名) となっている。これを以下のように変更する。
  <1>[Primary Key]: [Date]
  <2>[Secoundary Subtotal for Date Key]: [None]
 ※月ごとの集計はあると便利なので残している。
 ※変更後に [Apply] を選ぶと以下のように仕訳が日付順にソートされる。
 ★デフォルトでは表示期間を指定できない仕訳帳について、取引出納帳を使用して表示期間を指定する方法を記した。
 ★取引出納帳 / 総勘定元帳から仕訳帳を作成するが,帳票としては仕訳帳の要件である日付順で仕訳を列挙できており,立派な仕訳帳だ。
 ★仕訳帳は確定申告で保存が必要となる決算書類の一つである。
7.決算書:【損益計算書】と【貸借対照表】を作成
 ①【損益計算書】
  <1>メニューの「帳票」>「収益・費用」>「損益計算書」を選択する。
  以上の状態で、右上のツールバーのボタンから、「エキスポート」(HTML形式の帳票をファイルにエキスポート)、「印刷」(現在の帳票を印刷)を選択して、HTMLとPDF形式で保存する。
 ②【貸借対照表】
  <1>メニューの「帳票」>「資産・負債」>「貸借対照表」を選択する。
  <2>この状態で概ね問題ないのだが、[孤独, [不均衡] などが残っていると汚いので,「編集」>「帳票オプション」または、「オプション」ボタンを選択し、「勘定科目タブ」ででこれらの選択を外す。
  以上の状態で、右上のツールバーのボタンから、「エキスポート」(HTML形式の帳票をファイルにエキスポート)、「印刷」(現在の帳票を印刷)を選択して、HTMLとPDF形式で保存する。
8レポート設定の保存
 ①以上で帳簿と決算書を作成して保存できた。
 ②これで作業はおしまいであるが、この作業は毎年発生する。その度に毎回同じ操作をするのも煩雑だ。
 ③そこで、今回の設定を保存するには、「帳票」>「帳票設定を保存」を選択することで、呼び出すことが出来る。
 ※見た目やタイトルなどの編集内容を次回以降で流用でき、作業効率を向上できるだろう。

 

GPD Poket 外出用ネット会議端末

2020年09月11日 15時44分58秒 | コンピュータ
今回のテーマは、モバイルビジュアル端末化!
ネット会議のための環境を充実する。
メール等はChromeの共有でOKなので、Webカメラの充実。

ベースOSは、Ubuntu 20.04
①ZOOM for Linux
②WebEX PlugIn for Chrome
これで、ネット会議環境は、OK。

その他のお遊びとして、
①guvcview でUVC対応USBカメラを接続して、表示。
②GPD Pocketには、USBポートが1個ないので、スマホをWi-Fi接続Webカメラ化して接続、表示。

GPD Pocketには、標準装備カメラが無い。
Wi-Fi接続Webカメラ化したスマホは、標準装備カメラ化と異なり、ノートパソコン画面と独立して角度・位置・距離が自由に変えられるので大変便利です。
更にUSBポートも不要なのでノートPCとの相性も抜群です。

不要となったスマホや中古激安スマホも簡単にWebカメラ化可能なのはGood!
しかし、上記実験中にスマホが節電モードになって画面が暗くなっても、
Wi-Fi接続中のスマホのカメラは画像をWiFi経由で送信し続けます。
これって、やばくない!暗黒面の使い方も十分に可能ですが、絶対に用途を間違えないで下さい!

KALI Linuxをインストール(VAIO Type P VGN-P91S、GPD Pocket)

2020年05月06日 05時28分28秒 | コンピュータ
【KALI Linuxをインストール in VAIO Type P VGN-P91S】
0. ダウンロード
①unetbootin-windows-677.exe
②kali-linux-2020.1b-installer-i386.iso

1.インストーラの作成
unetbootinを使って、kali linuxインストーラをUSBメモリ上に作成する。

2.インストール作業
①USBメモリから起動する。
②「Detect and mount installation media」でエラーが出る。
 ※USBメモリを抜き差しして何度か「続ける」を押すと、「UNetbootinメディアが検出されました。」となる。
③「続ける」を押すと、インストールが開始する。
④HDDの選択をする。
⑤Linuxの各種設定を入力する。
後は、待つだけ。


【KALI Linuxをインストール in GPD Pocket】
0. ダウンロード
①unetbootin-windows-677.exe
②kali-linux-2020.1b-live-amd64.iso

1.インストーラの作成
unetbootinを使って、kali linux Live をUSBメモリ上に作成する。
この時、USB起動Linuxで設定保存を可能とするために、
①「スペースは、リブートしてもファイルを維持するために使用(Ubuntuのみ):」に数MB~GBお好みで割り当てる。

2.インストール作業
①電源ONと同時にESCを押す。又は、Fn+F7を押す。
②起動順序を変更して、USBメモリから起動する。
起動すると、画面が横向きで起動する。

3.設定を行う。
①「/boot/grub/grub.cfg」を修正し、設定を保存できるようにする。
 古いタイプのBIOSで起動するマシンでは設定保存機能がうまく動きます。しかし、EFI起動するマシン(例:最近のPCやMacが該当)では、以下の設定ファイルの編集が必要な様です。
 - 古いタイプBIOSから起動: そのままでオケ。設定保存を含む「syslinuxブートオプション」にうまく繋がる。
 - 最近のタイプEFI: /boot/grub/grub.cfgの "linux"メニューの最後に "persistent"を追加する
 具体的には、ライブUSBが出来たら、USBを開いて boot>grub ディレクトリにある grub.cfgファイル を開いて変数します。ファイルの中ほどにある 「menuentry "Try Ubuntu without installing" 」という箇所 を探してください。
 /boot/grub/grub.cfg
 ...
 menuentry "Try Ubuntu without installing" {
 set gfxpayload=keep
 linux /casper/vmlinuz.efi file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed boot=casper quiet splash --- persistent
 initrd /casper/initrd.lz
 }
 ...
②.profile と .bashrc の設定
 (i)画面を右に90度回転する。
  ログイン時に一回だけ実行したい場合は、「.profile」に記載する。
   $ xrandr -o right (右に90度回転)
   $ xrandr -o left (左に90度回転)
   $ xrandr -o inverted (180度回転)
   $ xrandr -o normal (デフォルトに戻す)

 (ii)シェル内の表示フォントを大きくする。
  シェルを起動するたびに実行したい時(一般的な設定を実行したい時)は、.bashrcに記載する。
  一時的に行うには、「Ctrl」+「+」:拡大、「Ctrl」+「-」:縮小となります。
  sudo debconf-show console-setup
  上記コマンドでコンソールフォントの設定状態を確認出来る。

 (iii)アイコンとフォントを大きくする。
  「Desktop」⇒「Icons」の「icon size」を48から70に拡大する。
  「Desktop」⇒「Icons」の「Use custom font size:」を12から17に拡大する。

【中古復活計画】Panasonic CF-NX2ADHCS ゲット

2018年05月13日 17時18分16秒 | コンピュータ
CF-NX2シリーズ(12.1型(16:9)HD+(1600×900)液晶搭載/4年間無償保証)
品番 CF-NX2ADHCS
OS  Windows8 Pro 64ビット
    Windows® 7 Professional 32ビット(SP1適用済み)プレインストール済みモデル
    (Windows 8 Pro ダウングレード権行使)※1
CPU インテル® Core™ i5-3340M vPro™ プロセッサー2.70GHz
HDD HDD250GB
メモリ 4GB
駆動時間 18時間
重量 1.36kg
発売日 2013年2月15日

【中古復活計画】Panasonic CF-S10EWHDS ゲット

2018年01月18日 21時37分08秒 | コンピュータ
ジャンク屋でPanasonic CF-S10EWHDS 1万2千円でゲット!

【スペック】
 CPU:Core i5 2540M 2.6GHz
    (Intel第2世代 Sandy Bridge)
 メモリ:4GB DDR3(Slot1/2使用)
    (公称:8GBMax、実質:16GBMax)
 HDD:320GB SATA AHCI
    (OSリカバリー領域無し)
 光学ドライブ : DVD-スーパーマルチ
 累積使用時間7700時間。
<特記事項>
液晶色むらも少なく、まだまだ十分使えます。

<復活計画>
①HDDをSATAからSSDへ変更して、スピードアップ。
 ・別のLet's Noteのリカバリー領域を移植して、Win7インストール。
②Win7 ⇒ Windows10へのアップグレード。
③Win10のダイエット(高速起動、メモリ節約)
④メモリ8GB ⇒ 16GBへの拡張

【Windows7の復活】
マニュアル通りに行えばOK。
大変なのは、アップデートの適応、根気強く何度もアップデート確認をする。
<SSDへのリカバリー領域の移植>
①「EaseUS Todo Backup Free」を使って、パーティションを縮小してコピー。
 窓の杜から 「EaseUS Todo Backup Free v10.5.0.0 (build 20170626)(17/06/27)」をダウンロード。
②回復パーティションから、Windows7を工場出荷時状態としてインストール。

【Windows10へのアップグレード】
<全体概要>
1.PanasonicのソフトがWin7からWin10へのアップグレードを妨げるので、Win8用アップデート手順に従って入れ替える。
2.Win10アップグレードを実行する。
3.Win10のUpdateを行う。
4.Win10アップグレード後にハードウェアが認識されないSDカードリーダへの対応を行う。
<具体的な手順>
1.PanasonicのソフトがWin7からWin10へのアップグレードを妨げるので、Win8用アップデート手順に従って入れ替える。
①「Intel(R) Dynamic Platform & Thermal Framework ドライバー」をダウンロードする。
 Panasonicパソコンサポート
  http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/dl
 型番 CF-S10FEEDP
 検索オプション OS種類 Windows8 で絞り込む。
②Windows8アップグレード対応モジュールの中から探す。
③ファイルをダウンロード後にインストールを実施する。
 1) [スタート]→[コンピューター]より、C:\util2\drivers\etm3 フォルダを開きます。
 2) フォルダ内の Setup(.exe) をダブルクリックします。
 3) 「ユーザーアカウント制御」の画面で[はい(Y)]をクリックします。
 4) 「セットアップ プログラムへようこそ」の画面で[次へ(N)]をクリックします。
 5) 「使用許諾契約書」の画面で使用許諾内容をよく読み、[はい(Y)]をクリックします。
 6) ドライバーのインストールが実行され、「セットアップの進行状況」画面で「[次へ]をクリックして続行してください。」と表示されたら、[次へ(N)]をクリックします。
 7) 「セットアップ完了」と表示されたら、[いいえ、コンピューターを後で再起動します。]を選択し、[完了(F)]をクリックします。
 8) C:\util2\drivers\etm3 フォルダ内の LPOSetting(.js) をダブルクリックします。
 9) 「ユーザーアカウント制御」の画面で[はい(Y)]をクリックします。
 10) 「Success. Restart your computer.」と表示されたら [OK] をクリックします。
 11) Windows を再起動します。
2.Win10アップグレードを実行する。
①下記URLからアップデート用ツール「MediaCreationTool1909.exe」をダウンロードする。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
3.Win10のUpdateを行う。
4.Win10アップグレード後にハードウェアが認識されないSDカードリーダへの対応を行う。
①SDカードリーダ用のドライバをダウンロードする。
https://www.realtek.com/ja/component/zoo/category/card-reader-solutions-card-reader-controllers-software
②「setup.exe」を実行すれば、SDが使えるようになる。
③UQWimaxに対応している場合は、インテル(R) PROSetWireless WiFi ソフトウェア(無線LANドライバー)をインストールすると「!」マークが無くなる。