おてんま倶楽部

エコ・ガーデニングクラブを中心に身近な自然や街の風景に寄せる想いを書きたいと思います。

借りるの?

2009年11月16日 | せんろみちプロジェクト
もう何年も上ノ台公園でガーデニングを続けて、
草取りをしていると
「きれいですね。ご苦労様。」
「いつもそこの道を通っていたのですけど、中がこんなにきれいだなんて知りませんでした。」
「誰がこんなに素敵にしているのかと思っていました。」
「時々主人があちらの草をむしってお手伝いしているようですよ。」
と来る人に感謝されることが多い。
エコ・ガーデニングクラブのみんなは花が好きで、
公園がきれいになって、来る人に喜ばれると嬉しいから
ともすればくじけそうになるのを
声を掛け合って頑張っているのに
この間、市役所の担当の人に
「遊歩道でお宅がガーデニングしたい場所はどこですか?
その場所はエコ・ガーデニングクラブに貸すんです。」
と言われた。
上ノ台公園もエコ・ガーデニングクラブに「貸して」いるんだって。
借りるの?市民農園みたいに?お花作って?自分の家に飾る?
エコ・ガーデニングクラブは市民みんなのために
公園がきれいになるようにお手伝いしているつもりなのに
もう がっかり。
草取り、管理 苦労して
花代たくさん出費して
自分達のためだけにやってるって思われてるなんて・・・そんならもう借りたくないな~。
もう、体もあちこち痛いし、心がくじけそう。

工事開始

2009年11月03日 | せんろみちプロジェクト
山中土木さんが担当
レールのボルトを外していた。
アマクリナム、スイセン、ジャーマンアイリスを畑に移植。
葉を短く切って負担を減らしてやった。
春になったら遊歩道デビューさせてあげるからね。

コンサートDEバザー

2009年11月01日 | エコ・ガーデニングクラブ

今年も「巾着田ネイチャーコンサート」

バザーに参加させてもらったちゃ

巾着田のあのほっこりとした空間で聞く

音楽って最高!

お花が大好きなおばあちゃんの歌なんか 涙ぽろぽろだったっちゃ

エコ・ガーデニングクラブはバザーで

梅干しと完熟梅ジャムとお花の苗や衣類を売ったです。

ビオラのリースも作って売ったんだけどね・・・

1つしか売れなかった(泣

なんせ高かったからね~

3000円~

材料費が掛かっちゃったのよ

チキンネットでたくさん作るのけっこう大変だから

今年はズルしてリースのバスケットをネットでお取り寄せしちゃったからぁ

土も花苗も咲いてるのを買わなくちゃならないしね。

まだ植えたばかりで花も少しだし

持ち帰るのも重いものね

で・売上 10250円也~(材料費別途・・・とほほ)

たのつかれたぁ~

 

なに?遊んでるようにしか見えないって?

えへへ

花に触るとじいじもばあばも若者に変身するのじゃよ

ひとりだけもともと乙女がいるけどね。

 


上ノ台公園NOW10/22

2009年10月27日 | エコ・ガーデニングクラブ

今年はず~っと長雨。
夏は短く、台風が来たら コスモスはあっという間に終わってしまった。
なのに一度枯れたアマクリナムが復活して また花が咲き出した。

入り口付近ではイエローエンジェル(マーガレットコスモス)が賑やかに咲いている。

ボーダーガーデンの縁取りにビオラを植えました。
どうかきびしい冬も長持ちしますように

公園の宿根草がギッシリしておしくらまんじゅうなので
せんろみちが遊歩道になったら株分けして移植する予定。

今度の土曜日は『巾着田ネイチャーコンサート』
エコ・ガーデニングクラブはバザーで参加します。

みなさん、来てくださいね

 


10月10日の説明と質疑応答

2009年10月24日 | せんろみちプロジェクト
市建設課の説明と質疑応答
建設課長 梶川様・スタッフ:企画課 田中様・建設課 吉川様・森様

説明:建設課道路治水担当の吉川様
太平洋セメントさんから寄付を受け、活用法を関係者と検討してきた。当面の整備は通学路を主体とした遊歩道という形で協議を重ねてきた。
引き込み線の総延長は720メートル位で巾は平らな部分は8メートル、のりのある部分は13メートルある。そのうち市役所通りまでの527メートルを遊歩道という形で整備する。
現在、高麗川駅から同仁学園のところの踏み切りを渡り市役所通りに行っている児童が、同仁学園脇の道から八高線の踏切を渡り遊歩道を通り、かめやさんの所から市役所通りに入るルートで整備するという事で進めている。250名の生徒が利用でき、駅から公共施設への道にもなる。
駅からの狭い区間歩道のない所もあるが少しでも改善したい。
3メートル巾のアスファルト舗装をする。線路敷きの跡地という事にも配慮し、かつてここに線路があったという記念に信号施設等残して考えたい。
線路も中学校の裏当たりまで今の軌道巾をそのまま残す、枕木は腐食が進んでいるので全部撤去、レールはすべて利用する。
その先は線路を横に広げて舗装する。3分の1は盛土になっているが土を取ってなるべく有効な巾を確保したい。
またこれと合わせて、一帯は従来から雨が降ると道路に水溜りが多い状況なので、U字溝を設け地下に雨水を浸透させる施設を作る。最終的には市役所通りの側溝に放流するが、負荷を軽減して周辺の雨水についても改善できればと考えている。舗装自体についても透水舗装でなるべく水が地下へ循環するように考えている。
ゴミ置き場については遊歩道には出来ないが、周辺の場所に移設して従来の機能を保つように考えている。
道が駅側がのりで1.5メートルほど下がっているが、地区の要望で道を出来るだけ下げて欲しい、自然の雨水の対策にも考慮して欲しいとのことなのでなるべく改善したい。
中学校の裏は真ん中にレールが入り舗装し、端に舗装を止めるコンクリートが入ります。それ以外は舗装の端にレールをつける形になる。一部レールが撤去してある所は新たに舗装を止める施設で整備したい。
今月中に発注、来年の2月ごろまでの工事で事業を進めたい。
これには国、県等で補助金を貰って補助事業として執行する。
新たな通行形態が出来るが、夜間暗いので道路照明灯の整備も合わせて行う。
今回の整備は歩道の路面整備と周辺の整備を合わせて行う事にしております。

質疑応答(吉川主幹)
○ 遊歩道の先の道はどうなっているのでしょうか。
@その先の線路は今回の整備には入っていない。遊歩道からはかにやさんの方の道に出る。
○ 遊歩道からの道についてはどうなるのか。@今後検討していく。
○ 高麗川駅の方は高いので下げるということはどういうことですか?
@駅の方の高さは現状のまま、1.5メートルの段差(壁)ができるということ。
@高麗川駅寄りの線路はJRさんとの協議もあるし、八高線と川越線に挟まれていて、そのまま進むと駅の構内に直接入ってしまうので、今回、かにやさんの方へ行く道で止めてある。(梶川課長)
○ 線路をみんな使うということは?
@線路(レール)を中学校の裏では線路巾で、曲線区間では舗装の端などに使うということ。
中学校の裏は線路が表面に今の軌道巾で見える。直線区間はそうできるが、曲線区間については巾が広がると同列に巾が出来ないので端に寄せて線路の頭が端に出てくる。?
○ 中学校の裏の100メートル線路のまま残すと聞いた時、枕木などもそのまま残ると思ったのだが、アスファルトにレールを埋め込んで路面電車のようになるとのことだった。今年オープンしたニューヨークのハイラインパークのようにレールや枕木をそのまま残して線路の脇に舗装をしてはどうか。
標識や踏み切りなどもその場所にまた戻して整備したら、線路道を歩いている感じがして 道の歴史が感じられ、とてもいいと思うが。
まだ変えられる余地があるのだったらそうして欲しい。
○ 枕木の中にはまだきれいなのもあるから、それを道路との交差する所の手前に敷き詰めて使って、車の来る一般道路ですよと意識させるような使い方をしたらどうか。
@枕木を利用しようと素材として調べたが中が空洞化していて使えるものは少なかった。
○ かにやさんから来る道が今回の対象になっているが道幅が狭く、本来は普通車両は通行してはいけないはずだが 現状は朝夕など車もたくさん通る。踏み切り巾も含めて道路巾を広げる予定はあるのか。
この線路は小中学生250名の子供たちが通るだけでなく、現状 近隣住民が楽しみながら歩いている散歩道になっているが、アスファルトでは固いので、お年寄りなどにも優しい感触の道にならないか。
@踏み切りは現状のままの路面の整備。舗装は通常のアスファルトより水の溜りにくい舗装で整備する。
○ 線路と隣接する住民だが線路との境界の杭がボロボロだがどうなるのか。
@従来の道路があるので現状の中で撤去、新たな設置など検討したい。
○ かにやさんのところの道を散歩しているが、現状車が来ると畑に入らないと避けられない。日常的にトラックも通るし、通学路になると危険が予想されるので事故が起こらないように真剣に考える必要がある。地元との話し合いで 車を止めるとか道幅を広げてきちんと通れるようにするとか検討する必要がある。
@それについては検討する。
@今回は太平洋セメントさんからせっかく頂いたため、小中学生の通学路という事で応急的な措置という事で。踏み切りについてはJRさんと協議しなければすぐ拡げる事はむずかしい。JRさんからは廃止して欲しいとの話もあり、廃止は出来ないと言っている。(梶川課長)
○ 初めて今回意見を言う機会が出来たが、地域の住民だけでなく広く市民の声も聞いていただきたい。遊歩道にすると市内の遠くの人たちにも便利な道になる。自転車専用レーンなども欲しい。
○ 遊歩道という事だが車は入れないのか。
@今回は車止めを設置して、車両は進入できない歩行者専用という事で考えている。お願いする形ですが。

以上です。テープレコーダから起こしましたが、聞き間違いがあるかも知れません。
建設課の方も当ブログをご覧になっていらっしゃるとのお話でしたので、文章・図面中に間違い等ありましたら、コメントでお知らせくださいませ。

みなさんも何かコメントしてね。
あっ コラ~!読み逃げはあかんぞ~




市の設計図②

2009年10月20日 | せんろみちプロジェクト
10月10日に頂いた建設課の設計図は大きくてはみ出ちゃうので
関係有りそうなところだけ、貼り付けました。
平面図は雨水の設備関係?
断面図は「現状の線路→切り下げアスファルトに」を図示したものと思います。
NO.26の最終地点で今よりh=1.567m下がるということです。
建設課では遊歩道脇のU字溝の雨水は市役所の方に流すとおっしゃっていました。
線路の傾斜と逆の方向?どういう仕組みなんでしょ?

NO・1は亀屋さんのあたりから高麗川中学校の裏あたりまでの線路を残す部分の断面図です。既設レールを撤去の上、今の巾でアスファルトに埋め込む(市電のような感じ?)そうです。
残りの部分はレールを3mのアスファルト舗装の止め(地先境界《縁石》替り)に使うとのことです。
なんか超大型の重機を使うらしい。レールを切って簡単に工事できないのかなぁ。

市の設計図①

2009年10月18日 | せんろみちプロジェクト
平面図

今年も巾着田ネイチャーコンサート

2009年10月15日 | ふるさと
巾着田は高麗川が蛇行してできた巾着型の平坦地。
取り囲む高麗川はさらさらと広くやさしく流れ
田んぼや林に鳴き渡る小鳥の声と
小川にはメダカやドジョウ
春はレンゲが一面に咲いて
日和田山が見守っている
一昔前の巾着田は日本人のふるさとそのものの景色だった。

今、彼岸の頃はマンジュシャゲを見に来る車で道は大渋滞で
駐車場だか人だか花だか判らない騒がしさで
だんだん良さが失われていると感じるが
それでもふだんの巾着田を訪ねると
のんびりゆったり心を休めるには
最高のロケーション
せっかくこんな素敵な場所があるのに
日高市民には活用されず
年に1回観光客を呼ぶだけの場所になってしまっている。

おはるさんは昔、高麗川南公民館のまちづくりセミナーで
ここを市民の応接間にして
家にお客さんが来たら巾着田に行って
車で鉄板や燃料なんか運ばなくても
すぐバーべキューできる施設があって、
(オーストラリアの海岸にはそんな施設があった)
材料も予約しておけばサイボクハムや農協あたりから取り寄せられて
広場でのんびりおもてなし。
こんなレンタル屋さんがいて、ネットで予約、手ぶらでバーベキューなんてのもいいかな)

巾着田が2万人市民みんなの応接間になったら
市民にも日高の経済にも環境保全にも有効じゃないかと提案した事があった。

市民のみなさんでまだ巾着田に行った事が無い人がいたら
ぜひ、ふだんの巾着田を見てください。
巾着田は観光客のものではなくてみんなの財産なのです。
半分は日高市民の税金で購入した市有地なのですから。

今年もエコ・ガーデニングクラブのバザーをコンサート会場で行います。
お花のリースも売る予定。
みなさん、来てくださいね

引込み線を歩いてみたよ!

2009年10月14日 | せんろみちプロジェクト

きよの写真さんが全面的に協力してくれたので、
大会議室の周囲は引込み線の写真パネルがズラ~っと並んで壮観!
10時から 在りし日の引込み線のビデオを見た。

今はもう戻ってくることの無い長いながい貨車を引いた引込み線の機関車。
そして遊歩道になってしまえば、もう見ることの出来ない線路の様子。
地元の皆さんには懐かしく、
また鉄道ファンの方には手動の信号やポイント切り替えなどは
工場の中でしか見ることの出来なかった貴重な映像記録なのだろう。
皆シーンとして見入っていた。

ビデオの後は市役所建設課の吉川さんが設計図を貼って説明してくださった。
(線が細くて見えにくかったので あとでこちらに貼り付けます。)

その後市民から質問や要望が出て 午前の部は終了。
(説明や質疑の内容はのちほど書きます。)

お昼はエコ・ガーデニングクラブ会員がみんなで握ってきたオニギリを食べて、楽しく談笑。

午後は線路道を実際に歩いてみました。

鉄道好きなお父さんや男の子、ガーデニング好きな市民もいたようだ。

市役所は遊歩道を市民の皆さんにPRできたかな?
近隣住民や市民は疑問を解消できたかな?
ガーデニングの仲間は増えるかな?
市民と行政は協働できるかな?

 飯能ケーブルテレビ(株)のスタッフが一日張り付いて取材していました。

水曜日の18:30から『できごと一週間』という番組で1日3回流されるそうです。

テレビ飯能が見られる方は見てくださいね

10月から高麗川駅前の十字路にサテライトスタジオがオープンしたそうです。 
鉄道チャレンジクラブの引込み線の写真パネルも展示されるとか。
ご覧になりたい方はどうぞ。

 


おはるプラン

2009年10月11日 | せんろみちプロジェクト
【線路道を歩いてみよう】イベントは大盛況であちこちからたくさんの方が集まってくださいました。
皆様ありがとうございましたー!

エコ・ガーデニングクラブの展示の所におはるさんが希望している『せんろみちプラン』と説明を展示してみました。
まだ建設課さんの図面を見せていただく前のラフプランなので巾とかはアバウトですが。

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仮称せんろみち公園
予算:6月議会 約5400万円提案。全長680M(面積7465平米)のうち510Mを 整備。児童生徒260人の通学路として、車両は通行止め。市役所通りから100Mのレールや信号機を残し産業遺産として伝えたい。(新聞から)

【テーマ】歴史が感じられる地域と地球の環境にやさしいせんろみち

① 原宿9班の土手あたりの低地の雨水を、①から③踏み切りまでU字溝で流し、線路道の地下に設けた調整池で調節する。

② ③の踏み切り付近の少し広い場所に子供が遊べる遊具やベンチを設置する。11班のゴミ置き場はどこか空き地を借りて移動してもらえないでしょうか?

③ 市役所どおりからの進入路から高麗川中の裏あたりまでの線路は今のまま残し、両脇を舗装して道に。

④ ①地点にある信号機などを中学校裏の小さい踏み切りの側に移設。

⑤ 高麗川小の通学路は亀屋さんから市役所どおりに出るようにするのが安全か?現状中学生の通学路になっている公民館への畑道を広くして見通し良くし、小中学生の通学路とし、公民館の横断歩道に手押し信号をつけてはどうか。

⑥ 全長に必要なだけ街路灯を設置。できれば企業に相談して太陽光の街灯を付けるのが望ましい。

⑦ 残っている信号機や遮断機などは道の歴史を語るモニュメントと捉え、
出来るだけそのまま残したい。

⑧ 所々、人家の邪魔にならない所にあまり大きくならない樹種の街路樹を植えて、夏の木陰とする。丸太のベンチなども置きたい。

⑨ ガーデニング好きな市民、エコ・ガーデニングクラブのような環境美化団体、小中学生のガーデニングクラブなどボランティアがそれぞれチームを作って 楽しく責任を持てる体制で遊歩道を美化する。季節には賑やかに ガーデンコンクール、クリスマス飾りなどするのはいかが?

⑩ ガーデニング参加者が出来る部分だけを守備範囲にして、草刈は現状どおり市の費用でやって欲しい。ボランティアだけで全部をきれいに保つのは無理。きちんと草刈された土手も線路道らしくて美しいと思います。

⑪ 花壇の縁取りなど毎年少しずつ整備していけるよう、ガーデニング素材を購入する予算を市の方でとっていただけませんか?工事はボランティア団体が楽しみながらします。またボランティア団体も資金集めに企業の協力を募ったり、資金集めバザーをしたり自助努力もしましょう。

⑭ 市民と行政企業の協力で美しい遊歩道がいつまでも続く事を願います。

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※10月10日の報告はまた後で書きますね

引込み線を歩いてみよう

2009年10月06日 | せんろみちプロジェクト

引込み線が日高市に寄付され 遊歩道になる

高麗川駅から日高アリーナや市役所、小中学校へ最短距離で行ける

便利で安全な「せんろみち」に生まれ変わる

 市民に身近な道、市民に愛される道にする為に、 

市民みんなで「せんろみち」を育てていきましょう。

 

皆さん、来てくださいね!


ニューヨークのせんろみち公園

2009年10月06日 | せんろみちプロジェクト


今年6月、ニューヨークに出来たハイラインパークインザスカイ
廃線になって荒れ果てていた高架の貨物線ハイラインを公園にしたんだって。
今 ニューヨーカーに評判のおしゃれな休憩スポットになっているそうだ。
都会的なニューヨークにはこんな野性的な雰囲気が似合うよね。
自然がまだまだいっぱいある日高市民にアピールするのは線路道フラワーガーデンかな?
でも、この作り方はせんろみち公園を魅力的にするためによいお手本になりそう。

太平洋セメント埼玉工場引込み線は日本の高度成長期を支えた栄えある線路。
日高の文化遺産でもある。
線路の間をアスフェルトで埋めちゃうんじゃなくて、
一部でもそのままを残して
標識や踏み切り施設もなるべくその位置に残して、
土地の状況に合わせた道や排水路を上手に作って、
それを引き立てるような植栽やガーデニングをしたら、
『せんろみち』らしい雰囲気の素敵な遊歩道になるんじゃないかなぁ。
別に高価な石やベンチを使わなくても、安価なアスファルトや古材でも、
植栽と合わせれば
日高らしい素敵な雰囲気のせんろみち公園を作るのは可能だと思う。

さて、建設課さんの設計はどんななんでしょ?

原宿池

2009年09月25日 | せんろみちプロジェクト
わが原宿九班は引込み線が一角を横断していて、川越線と八高線に挟まれている。
奥の方は三角地になっていて、駅はすぐそこ。でも ぐるっと遠回りしないと駅には出られない。そして畑の所は道が狭くて行き止まり。いざ火事になってもはしご車が入ってくるのは無理だろう。
そして何本もの線路の土手に囲まれているから、大雨が降ると線路の傍のあちこちの道路は池になる。
我が家の前の道も30年前はそうだった。
若くて何も知らない建て主の私たちが事態を飲み込むのには10年を要した。
道の水溜りに砂利を入れても入れても水溜り。大雨では道が川になって家に入れない。そのうち道の高さが上がって、家の基礎の風抜き穴スレスレに。
「え~!?ここってすごく低い土地だったのね。」
なんとかしなきゃ!
班で話し合ったり、区長さんに申し入れたり。でも原宿は線路が集まっていて、あっちもこっちもそうなんで一向にラチがあかない。
そこで雨が降っている日に市役所に電話して、見に来てもらった。
『これは大変ですねぇ。でも、この道は私道なので市ではなんとも出来ません。』
『道を市に寄付したいと思います。この道は駅のほうから来る中学生の通学路になっています。』『中学生は雨が降ると歩けないから、列車が来るのに引込み線を歩いてしまうんです。事故が起きたらどうします?』
『市としては あとあと問題が起こる道の寄付を受けるわけにはいきません。』
『そこを何とかなりませんか?』
そこで、我々道に面した11軒の住民はみんなでお金を出し合って、雨水の浸透マスを2ヶ所に設けることにした。
総額90万円、1軒あたり8万円強若くて住宅ローン中の身には応えました。
そして市役所に道を寄付採納してもらって、アスファルト舗装のちゃんとした道にしたのである。1987年の事でした。
寄付採納についていろいろ教えていただいた若い市役所の職員の方には感謝しています。
でも、土地が低い事には変わりなく、オーバーフローした水が畑に引けてるだけで、本当の解決にはなってない
今でも、宅地造成や道の修理工事のウワサを聞くたびにドキドキする毎日です。
2000年にエコ・ガーデニングクラブで遊歩道の提案をした時「ここの雨水はこの道で解決できるかも」とバッチリ提案内容に入れました。
雨水については苦労しているから、線路向うの道が大雨の時、道が池になって膝まで水が来るという話を聞くと他人ごとじゃない気がする。
せっかく雨水滞留の原因となっている引込み線を工事するのだから、その下に雨水の排水施設を作れないものだろうか。中途半端な「そこだけU字溝」や『すぐ詰まる吸い込み」なんかじゃなくて、根本的な解決になるような施設を。
原宿区が引込み線についての要望を各班に聞いた時、そのような意見は出なかったのだろうか。
意見を聞きっぱなしで、住民に対して返事も説明もないと近所のSさんはカンカンに怒っていた。
そういう地元の要望を無視して工事してしまったら、みんなのために花なんか植えて育てようなんて気にならないよね、きっと

上ノ台公園NOW 9月

2009年09月18日 | せんろみちプロジェクト

今年は梅雨が長かったよねぇ。
日照不足でも頑張って葉を茂らせたアマクリナムが
梅雨明けのカーンと強い日差しに煮えちゃった。
ここ、表土が薄くて過酷な環境なんですよ。

いつもはこんなにきれいなのにな~

  葉っぱが赤茶けてそれでも頑張って咲いている。

けなげ   というか哀れ

 

芙蓉ももうすぐ咲き終わり

今、いろいろな人の手を借りて 日高市のあちこちにポスターを貼っていただいています。

あっという間にポスターが品切れで、カラーコピーを色々な企業の皆様にお世話になりました。

駒井建設様・植英観園様
ありがとうございました!

追加のカラーコピーヤオコーでA-3 1枚60円也~

太平洋セメント様 に援助していただいた1万円も使い果たしましたです。

いや~ ポスターってお金が掛かるもんですね~

うちの会社のコピー機もフル回転よ。

白黒のチラシだけどね

 


原宿運動会

2009年09月14日 | せんろみちプロジェクト
今から30年前、新住民が増えだした頃、住民同士の親睦を深めるために 原宿区の運動会をやろうじゃないか、と今の運動会が始まった。
その頃は私ら若くて2~30代。このあたりにも 子供がたくさんいて賑やかだった。
班の真ん中に引込み線が通っていて、チビどもが線路の土手で滑って遊んで、機関車がピ===!!と汽笛を鳴らして停まりそうになったり、運転手さんも大変だったよねぇ、きっと。
今の静かな引込み線からは想像もつかないでしょうね。
当時「日本セメント」だった太平洋セメント埼玉工場からは、日本の高度経済成長を支えるべく、大量のセメントが出荷されていた。長い長~い貨車の列。
日本人みんな、明日に希望を持って働いた時代。
ちょうど 今の中国みたいかな?

引込み線に貨車が通らなくなって、私たち住民はほっとした。
今は線路道にお花が咲いて、犬とお散歩している人たちもノンビリ歩いてる。

昨日は原宿区の運動会でした。
その後の慰労会は近所の新住民のみなさんとも一堂に会してお話しできるいい機会。
線路道のガーデニング仲間を増やしたい エコ・ガーデニングクラブとしてはここは是非、みなさんにPRしなくっちゃ。
そこで出た話。

遊歩道を作るなら 奥まで消防車など緊急車両が入れるようにしたいとか、雨水排水の解決とか、いろいろ期待があるらしい。
一番近くで一番せんろみちに関われるのが原宿区民。
退職して時間がタップリできたお父さんや、ガーデニング好きな若い人たちや
われわれ趣味の園芸世代もいる。
今、線路道脇に季節の花を育てている近隣住民もいて、できればお手伝いしたいと思っている。でも、生活基盤を無視してやるならやっぱり楽しく協力なんてできないよね。

10月10日にこの道を見に人が来て、希望 要望が出るでしょう。
予算や工事の都合もあるから 出来ない事もあるだろうし、
その中でベストな、市民と行政の協働でできた
すてきな『せんろみち』が出来るといいなぁ。